火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

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「茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ、つくばエクスプレス(TX)が『定刻より20秒早く発車し大々的に謝罪』という『不祥事』。日本のみならず世界中のメディアで皮肉交じりに報道されました。ドアに乗客の持ち物を挟んだまま発車を繰り返し、問題視されるなど、マイナス報道の多いTX。しかし、メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』著者で鉄道に造詣が深い在米作家の冷泉彰彦さん『TXは近未来の鉄道を見据えた実験線』と前置きの上『今回謝罪した2つの理由』について解説しています」(まぐまぐ・11月22日)――。

「茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ『つくばエクスプレス』(TX)が『20秒定刻より早く発車』したという『不祥事』への『謝罪』を自社HPで発表したところ『そこまで正確さにこだわる必要があるのか』といった反応が日本だけでなく、海外のメディアでも報道され話題になりました。これはTXという路線、そして路線を運行する首都圏新都市鉄道という『第三セクター』の特徴を表していると思います。その<特徴>というのは<何か>というと鉄道の近未来を見据えた『実験線』ということです」(まぐまぐ)…。

「まず、この『20秒早かった発車』への「謝罪』問題ですが、これはTXの経営サイドが特に誠実だとか、バカ正直だということではありません。そうではなくて、2つの意味合いがある。1つは『ワンマン運転+完全ホームドア+安全確認の省人化』という運用を徹底してやっているということ。TXには車掌がいません。現在は6両編成の運用ですが、利用増に対応するために8両化が進行しても、車掌を配置する計画はないようです。ですから、発車時の安全確認は運転士がカメラとセンサーを使って行っています。

このため全駅全ホームにホームドアが設置されています。ホームドアの運用ですが、他社の線区と比べ『特に駆け込み乗車は自己責任でやめて頂きたい』という乗客に対する意思表示を強く行っています。その上で駅員の配置なども最小限にしている。駆け込み乗車は絶対に禁止、その代わりに駅員は最小限という『合理化』を徹底的にやっている。『ダイヤより早く発車した』というのは、マズイわけです」(まぐまぐ)…。つまり、ノーコン。異常!

「『駆け込み乗車の危険性は自己責任』と言いながら、電車がダイヤより早く出発するのは、乗り遅れた人からのキツいクレームになる可能性があり、少なくともスキを見せたことになる。今回の事例、このために特に『定刻に来たのに乗り遅れた人』はいなかったというのですが、<予防。の意味で発表したと思われます。2つ目、その『発表体制』です――。

これはかなり興味深い問題ですが、何かイレギュラーな事例が起きた場合に、このTXというのは、かなり早いレベル、あるいは微小なレベルの問題でもHPで情報開示をするようにしているようです。勿論、秋葉原駅で発生した『トイレでの自殺者の発見が遅れた』というような問題もある。大いに反省した上で情報発信の透明性が当然のように要求されるという流れもあるわけですが、それ以上に徹底して開示しているようです」(まぐまぐ)――。

「そこには、ミスが発生した場合にはHPでの開示ということで発表、これを見た当事者なり全員が自主的にミスの削減に取り組むというスタイルを模索しているのだと思います。これを<管理強化>というべきか、あるいは<自由放任>というべきかわかりませんが、経営上の<実験>であることは指摘できそうです。そんなわけで今回の『20秒事件』だけでもTXのユニークさが分かるわけですが一方、面白いのは『ホームドアへの挟み込み』といった『明らかに乗客に非のある事例』に関しては<積極的>には発表しない。

ここに乗客にも『自己責任という自覚』を持ってもらおうという静かなメッセージが感じられます。その上、できるだけ従業員数を抑える経営をしています。では<ブラック>経営なのかというと、そうではない。他社のように賃金を抑えた契約社員や外注の警備会社を使って『低賃金労働力』に頼ることはしない。一方、正社員の処遇は年収ベースでかなり良いレベルにしている」(まぐまぐ)…。ここまで読んで火山が想起するのは「例外管理の原則」――。

<企業>経営<要諦>の一つが<例外>管理の原則。「日常」業務、「平常」業務の多くは「極力」<標準化>する。「高精度の<マニュアル>化を徹底、従業員の<自己管理><自己責任>に委ねる」…。これが<生産性>向上=<効率化>のカギ――。「まぐまぐ」が<誤用>している「管理強化」でも「自由放任」でも、ない…。「経営管理」の<王道>!「ガバナンス」「マネジメント」「リーダーシップ」の<王道>――。ここで登場するのが「例外管理の原則」!「標準化」をトコトン追求、残った<例外>だけマネジメントの<対象>とする。これを厳しく<チェック><対応>する――。

生産性向上をトコトン追求、効率化を推進。高精度のマニュアル整備、社員研修・訓練を徹底。「正社員の処遇は年収ベースでかなり良いレベルに」(まぐまぐ)に維持する。だが<TX>は「<長時間>労働の問題は出ているようです。<24時間>勤務という体制は<問題>とは思います。ですが、『ブラック』という悪質な経営とは違い、できるだけ要員を抑えて一人当たりの分配を高めるという経営姿勢の弊害として出ていると見ることができます。

このTX、ワンマン運転であるだけでなく、運転自体が高度に自動化されています。また事情があって交流と直流の区間があるため高度な『交直両用車』を導入(守谷駅以北入線の車両)しているなどユニークな技術も導入されています。そうした点も踏まえ技術面でも経営面でも実験的な試みとして運行されている。勿論、長時間労働は改善すべき。自動化に伴う安全性の問題については多角的な検証が必要な面もあります。ですが、このTXが提案している『新しさ』は<明白>」と「まぐまぐ」…。火山、大賛成!<稿>を改めたい――。
(平成29年12月8日)

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そこはパリの駅頭。急に<旅立つ>と言い出した<練達>の「恋の魔術師」(ミスター・フラナガン)を追って、パリの「音楽院生」(アリアンヌ)がやってきた。「別れの時」が刻々と迫る――。今までの「恋の火遊び」でただの一度も相手に振り回わされたことのない中年男。大富豪のフラナガンだが、今度ばかりは「恋の虜」になった。だが気づいたら「相手のことは何も知らない。<本名>さえ不明。どこに住んでいるのか、「相手の男は何人いるのか」!<嫉妬に>狂ったフラナガン。必死で「身辺調査」を始めた。

だが依頼した<探偵>は偶然にも「アリアンヌの<父>」(シャルル・ボワイエ)だった。最初は「冗談半分」!笑いながら<問答>を重ねる父の探偵だが、「恋の大ベテラン」を<手玉>にとる「パリの町娘」!その「お相手」が自分の探偵事務所に「ファイル」にスキャンダル(情事)の記録に残る「浮気野郎」ばかりと気づく。<決定打>となったのが「魅惑のワルツ」だ。最近、ベッドに「うつ伏せ」に寝る<愛娘>!「恋をしている」とマークしてきたが、相手は、この男だったのか。だが<つり合い>がとれない――。

「小魚は池に戻してやってほしい。<小娘>は精一杯<背伸び>している。でももう限界だ。「あなたと<小娘>とでは、最初から<格>が違う。小娘が<本気>になる前に、池に戻してほしい。もうかなり本気だが、<今>ならまだ間に合う。どうか<後生>だから『パリの街』から消えてほしい」――。「あなたの<恋愛調書>はこれ。こんなに<分厚い>!小娘の「ファイル」はたった一枚。「男は<一人>だけ。<あなた>です」――。

「<愛娘>を想う<父親>の真情」!あまりの<意外>に、さすがの「恋の<ペテン師>も空いた口が塞がらない…。だがこれ以上、<一刻>も待てない。「<生娘>が<本気>になってしまったら<万事休す>」――。さすがに<世情>に通じた「恋の魔術師」!<決断は速かった。父親が気づき<浮気>まみれの男に泣きついた。それとは知らず男が逃げる!そう思った<小娘>(オードリー・ヘップバーン)は必死に立ちはだかる。「行かないで」!本当はそういいたい。だが<弱み>は見せられない。デートのウソを次々と並べる。

「愛娘」を想う「父親」の<真情>!いかなフラナガンでも、もう<終わり>――。いかに大勢の男たちを<手玉>にとり、「<恋>の<火遊び>を重ねてきたか。私は大ベテラン!あなたが消えても<平気>!男ならいくらでもいるわ…。リビエラ、ヴェネツィア、フィレンツェ…。必死に<ウソ>を並べたてながら追ってくる<生娘>!ウーン!もう<限界>!思わず手を差し伸べ、抱き上げてしまう。パリの駅頭に「魅惑のワルツ」が流れる…。「愛を残して去る者は、また愛を得る」――。映画「昼下がりの情事」全巻の終わり。
                           (平成27年1月15日)

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甘く美しく…。ロマンチックな映画を観た。アメリカ・ハリウッドの古風なモノクロ。シネマスコープでは、ない。銀幕はリスト(1811〜1886)の「ピアノ協奏曲」で、始まる。オケをバックに華麗なカデンツァ。“天才”と評判のクララ・ヴィーク(1819〜1896)嬢。ハプスブルグ朝はヨーゼフ2世の時代。満場の絶賛で“アンコール”。付き添いの父フリードリヒ・ヴィークは「ラ・カンパネラ」を弾けというが、クララは「トロイメライ」を弾く。御前演奏には恋人で作曲者のロベルト・シューマン(1810〜1856)も来ている。

厳父フリードリヒは、二人の交際を許そうとしない。でもクララの心は、決まっていた。皇帝の許可をもらって「トロイメライ」を弾く。会場は再び“絶賛”…。「曲も素晴らしい。誰の作品か」と話題になる。もちろん、シューマン。選曲はクララの愛のメッセージだ。父は怒り狂う。「裁判」で結婚の可否を争う。判決は父に有利と見られていた。裁判長が判決を言い渡そうとした時、立ち上がったのがフランツ・リスト。「問題はロベルトの才能。でも私が保証する」――。人気絶頂、著名な大ピアニストの証言…。法廷は拍手の嵐――。

「史実」を元に、しかし、よくできた「創作」…。時は流れて、1853年9月30日。シューマン邸に、ヨハネス・ブラームス(1833〜1897)20歳が訪ねてくる。シューマンを限りなく尊敬するブラームス。作曲の指導を乞う。この時、シューマン43歳、クララ34歳。だが青年ブラームスはクララに一目惚れ。視線が釘付け。運命の出会い。

ある日、ブラームスが家を出るという。家政婦のベルタが仰天。子供たちの世話を誰がするのか。自分は早朝から深夜まで働き、足が腫れて腫れが引かない。クララも驚く。ずっと一緒に暮らしてきた。何が原因か。子供たちが何か失礼をしたのか。悪いことは改める。
ブラームスは黙して語らない。だが必死に引き止めるクララ。意を決して、ブラームスが告白する。初めてお会いした時から、苦しみ続けてきた。師への尊敬と、恋の板挟み…。今度はクララが沈黙。夫シューマンの元へ行くが、涙が止まらない。何があったのか――。

「ヨハネスが出ていく」…。「ついに、その時がきたのか。心配ない。彼なら一人でやっていける。彼は耐えられなくなったのだ」。「でもなぜ…」。「君を愛してしまった。私も気づいていた。誰もが皆、知っている…」。「えっ」と思わず絶句。自分だけが知らなかった…。
だがこれ、史実とは異なる。内気なブラームスは生涯独身。自分の気持ちを言えない。

「もし、ある人間の芸術を季節にたとえることが許されるならば、彼の音楽は、さしずめ暗く長い冬を目前にした美しい秋の一瞬と言えないだろうか。どんなに哀しみをたたえていようと、決して春の香りは失わないのがモーツアルトとすれば、ブラームスは、どんなに喜びに満ちたものであっても、秋の翳(かげ)りを帯びている。『秋のソナタ』。これ以上に(彼に)象徴的な言葉があるだろうか」(三宅幸夫「ブラームス」新潮文庫・9頁)。

火山が野毛の名曲喫茶「ショパン」で繰り返し聴いたブラームスは「交響曲」第四番ホ短調。1884年から5年にかけての作品。50代前半、「秋のソナタ」と言えるかも――。
「ブラームスの音楽は彼のもって生まれた性格もまた作品に大きな影響を投げかけている。彼に関する記録や証言を総合して明らかになるのは、彼が極端なまでに『引っ込み思案』であったことだ。付き合う相手からすれば、まったく打ち解けない人間と言うことになろうか」(同・11頁)――。実は、シューマン未亡人・クララの証言も残されている。

「1880年5月、(クララの家で)ブラームス47歳の誕生日を祝う集まりが催された。クララもピアノに向かって、彼の作品『ラプソディ』(作品79)を弾いたのだが、その晩のブラームスはむっつり黙りこくったままだった。翌朝、クララになぜでしょうと尋ねられたカルベック(注:ブラームスの伝記を後に書く)は、気になさらない方がいいですよ。ああした気分は、じきにひとりで直ってしまうものですからと、慰めた。

しかしクララは『そうでしょう。殿方は皆、そのようにお考えなのです。けれど可哀そうな女性は、それで気を悪くし、心を傷つけられるのですよ』と言い、涙を浮かべた。『こんなに長く親しい関係にありながら、ヨハネスが自分の心を動かすものについて一度も語ってくれないなんて、あなたには信じられます? 私にとっては未だに謎です。いえ、彼をまったく見知らぬ人間と言いたいくらいです。25年前に初めてお会いした時と同じように』。若きブラームスが激しい愛情を捧げたシューマン夫人」(同・14頁)――。

ブラームスが「生涯を通じて最も長く、最も近しい関係にあったクララが、こう語っている以上、他はおして知るべしであろう。ただブラームスは、こうした相手の反応に気付かないほど鈍感だったわけではない」(同)――。これがブラームス。「秋のソナタ」なのだ。

精神を病み、入院したシューマン。訪ねてきたクララに「君のために新しい曲を作った。聴いてほしい」…。そう言って演奏したのが、ナント「トロイメライ」…。ヨーゼフ2世の御前でアンコールに応えた、あの曲。愛する夫の死後、クララが晩年までヨーロッパを巡り、シューマンの名曲を紹介する。「謝肉祭」(作品9)。「献呈」(作品25「ミルテの花」の第1曲。リスト編曲)など…。映画「愛の調べ」(Song of Love)の最後に70歳のクララ(キャサリーン・ヘップバーン)が“アンコール”で弾くのが「トロイメライ」…。

15分の休憩を挟んで、「伊藤恵(東京芸大教授)ピアノ・リサイタル」――。「アラベスケ」(作品18)などに続き、アンコールはなんと!「トロイメライ」だった。
(平成24年11月11日)

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「日産、SUBARUの無資格検査、更に最近発覚した神戸製鉄所の品質データ改ざんなど、日本企業の不祥事が相次いでいます。しかし、メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で在米作家の冷泉さんは『日産は<大罪>を犯した』としながらも金属系の会社と比べるのはおかしい話。そもそも制度そのものに時代錯誤感があり、放置してきた<自動車>業界の<体質>にも問題があるとしています。日産の罪は重いが、日産<叩き>には<反対>」と「まぐまぐニュース」(11月29日)…。企業文化の話。火山、<刮目>せざるを得ない――。

「少し前になりますが、毎日新聞(電子版)11月14日の記事で『根腐れか、日本の<現場力>』などという激しいタイトルで、次のような表現がされていました。沢山の報道陣に囲まれ、ストロボの光に照らされて『誠に申し訳ありません』と頭を下げる経営トップたち。神戸製鋼所の品質データ改ざん、日産自動車やSUBARU(スバル)の無資格検査。日本を代表する企業の<不祥事>が次々と発覚している。何十年にもわたり、日常的に行われてきた不正。そこから見えてくるものは何か」(まぐまぐ)…。うん、まさに「体質」の問題!

「コベルコについては<弁解>の余地はない。また、この後で発覚した三菱マテリアルについても同様。ですが、日産とスバルをこの金属系の2社と比べるのはおかしい。それにしても『根腐れ』というのは何とも煽り過ぎ。ハッキリ申し上げて、ここで問題になっている『無資格検査』というのは<制度>の側に大きな<問題>があります」(まぐまぐ)…。刮目!

「この点に関し、日産とスバルに問題点があるとしたら、『制度を無視した』のではなく『制度批判をしっかりやらず、<改革>を正々堂々と要求しなかった』こと。そして『にも関わらず裏で制度をすり抜けてしまい世論を敵に回し、結果的に制度が<善>という<誤解>を広めることに手を貸した』という<罪>があると思います。倫理的というより政治的な<大罪>とでも言ったらいい感じです」(まぐまぐ)…。「倫理的」でなく「政治的」大罪――。

「では、この自家用車の『完成車検査』とは何なのでしょうか?某メーカーさんの某工場が、『子ども向けのHP』で詳しく紹介している。リンクを掲げます。実は検査内容はメーカーによって(役所とのネゴ結果で)多少違うようですが、要するに<旧態>依然としたもの(何ともレトロな、ナントカ・インスパイヤという90年頃の車両写真が登場する辺り、シュールな感覚すら漂いますが)。例えば日産の場合『38年も<無資格>でやっていた』から<大罪>のように言われています」(まぐまぐ)…。確かに何とも<怠慢>!<無自覚>――。

「38年間、『無資格検査員の完成車検査』で『問題』が出なかったのですから、これはもう『無資格者でも問題ない』ということが猛烈なスケールで統計的に証明されたようなもの。何よりも、この検査の無意味さ。次の3点を考えてみればよく分かると思います。

1つ目、現在の自動車製造は<高度>に<自動化>されている。全てのモジュールにはバーコードが振られ、生産計画はコンピュータ化されています。誤った部品が取り付けられたとか、取り付けのネジが緩いとか締め過ぎとか言ったエラーは、全てセンサーやカメラなどで<高精度>な<チェック>がされます」(まぐまぐ)…。つまり「検査」はほぼ無意味――。

「これに熟練工や高精度のマニュアルに基づいたヒューマンな目が要所要所で入る仕組み。先の工程で『高精度な作り方』と『高精度な検査』をしている。最後の工程で38年以上前からやっている『ローテクな』検査を行うのは<儀式>という<意味>合いしかない――。2つ目、自動車そのものが変わっている。例えばHVやEVの場合、『上から水をかけて水漏れしないか』など<バカバカ>しい検査よりも<漏電>危険性の検査を徹底すべきです。

勿論、社内的にはやっているでしょうが、制度としてそうした変化への対応をしていないなら<形骸化>という批判を浴びても仕方がない――。3つ目、検査員の資格制度…。簡単で儀式的な検査であるなら、内燃機関の部品名など詳細な記憶力テストに合格した人材など不要です」(まぐまぐ)…。現役時代、「品質管理」も<研鑽>を重ねた火山、同感――。

「何故なら検査が単純であるだけでなく、万が一問題が出た際に『大昔の知識を問う資格試験にパスした』検査員では、改良改善の提案といった議論には参加できないからであり、反対に改良や改善を日常業務にしている技術者に『大昔に作られた膨大な記憶を問う資格試験』にパスさせるのは不可能だからです。何故なら、そんなテクニカルな権限の高い職能は国際共同生産体制の中で<英語>が標準語になりつつあるからです。つまり『有資格検査員による完成車検査』というのは壮大な<ナンセンス>」(まぐまぐ)――。

「10月下旬、トヨタの豊田章男社長もNHKインタビューで『制度に問題あり』と言っている。日産の<大罪>は世論に『ルール破りをした日産は悪い』という印象を与えることで『制度イコール<善玉>』という心理効果を広め、結果的に<改革>を遅らせることに手を貸したこと。『完成車検査』は経産省ではなく国交省の所轄。完全に国内向けドメスティックな制度。どうして改革が難しいか。実はここを崩すと車検制度の形式性もバレてしまう。そうなると膨大な<利権><雇用>の再編成問題に発展するからです」(まぐまぐ)――。

面白い!これぞ「組織文化」=企業を<無意識>の内に<呪縛>する「習慣」(価値観)の問題…。振り返ると、火山の<現役>時代は、これとの<格闘>…。「長いものには巻かれろ」「見て見ぬフリ」――。だから「さいしょのペンギン」待望論。氷上に居並ぶペンギン。海中に<エサ>は豊富。だが<天敵>アザラシが潜むかも。だから<お先に>がはびこる――。
(平成29年12月8日)

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