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「1968年の仏グルノーブル冬季五輪といえば『白い恋人たち』である。あの叙情的な記録映画とテーマ曲は後々までグルノーブルを強く印象づけることになるが、もう一つ新しい試みがあった。非公式ながら大会のマスコットというものが初めて登場したのだ。▼これ以降、五輪・パラリンピックには開催地を象徴するキャラクターがつきものになった。大会が巨大化し、商業化が進む中でその役割は近年ますます大きい。誰もが目にする広告塔であり、稼ぎ頭だからマスコットたちの多忙も極まるわけだ」と「日経」コラム<春秋>(3月1日)。
「2020年東京大会で、そんな重責を担う『アイドル』が昨日決まった。▼全国の小学生のクラス単位の投票で3つの案の中から選ばれたのは、大会エンブレムの<市松模様>をまとった<ロボッ>トっぽいキャラクターだ。キツネなどを模した案に圧勝したところをみると、今どきの子どもたちの興味関心も鉄腕アトムの頃と同じく未来のスーパースターか。アニメ王国に似合いのキャラでもある」(春秋)…。
「▼この夏には<名前>もつくというし、本番へ向けて<人気>は大いに高まろう。子どもたちが選んだマスコットにふさわしい爽やかな東京大会になるよう、大人が心せねばなるまい。五輪史をひもとけば、西側諸国がボイコットした80年モスクワ大会のマスコットは熊のミーシャ。閉会式の人文字で、ミーシャは一筋の涙を流した」(春秋)――。面白い!火山、改めて「選定の経緯」を調べてみた。
「2018年2月28日、東京都品川区立豊葉の杜学園で東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げるマスコットキャラクターが発表された。16,769校の小学生による投票の結果、東京2020大会マスコットは『ア』に決定した。マスコット名は今後決定し、2018年夏に正式発表予定」と「インターネット」――。
「東京2020大会マスコットのデザイン案への応募総数は2,042件。形式要件やデザインのチェック、マスコット審査会による審査などを経たのち、2017年12月7日に最終候補に選ばれた3作品が発表された。その後、同年12月11日から2018年2月22日まで、全国の小学校、インターナショナルスクールなどの小学生から投票を受け付け、最終マスコットを3作品決定した。投票学校数は16,769校、総投票数は205,755票だった」(同)…。
投票の結果、東京2020大会マスコットは『ア』に決定。マスコット候補『ア』は、伝統と近未来を一つに描いた<温故知新な>オリンピックキャラクターと、桜の触覚と超能力を持つクールなパラリンピックキャラクターのペア。インターネット上では『スタイリッシュ』『桜が日本らしい』『近未来な感じがする』などの感想があがっていたほか、マスコットが持つ『瞬間移動』『超能力』という特殊能力が特徴的であることや、市松模様が日本らしさの表れであるとして、海外の一部報道でも取り上げられていた」(インターネット)――。
「実際に『ア』に投票した児童からは『ゲームのキャラクターみたいでかっこいい』『戦隊ものみたいで親しみがある』『技術先進国の日本を象徴している」『スポーツが得意で盛り上げてくれそう』などの意見が寄せられた。
作者は、福岡県在住のキャラクターデザイナー・イラストデザイナーの<谷口亮>氏。これまで、ベネッセが展開する『チャレンジタッチ』のナビゲートキャラ『ニャッチ』や、Avex『キューティ★マミー』2ndシングルCDジャケットなどを手掛けた<経歴>を持つ――。登壇した谷口氏は『頭の中が真っ白…。何を言ったらいいか、わからないんですけど、大好きな奥さんに伝えたい』とコメント…。マスコット審査会からトロフィー、3Dマスコットフィギュアなどが授与され、<笑顔>を見せた」(インターネット)――。
「頭の中が真っ白…。何を言ったらいいか、わからないんですけど、大好きな奥さんに伝えたい」とは、笑える――。<下積み>の苦労を、よく知っているのだろうか。火山も現役の頃、<下積み>を散々、経験した。それだけに<益々>笑える…。ガンバレ、よ――。
(平成30年3月1日)
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