火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

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「日本人が初めて海外旅行をした時に大変驚くことがあります。コンビニやスーパーの店員さんの<サービス>が日本ほど<丁寧>ではないこと。逆を返せば先進国で最低賃金が世界最低レベルにも関わらず、日本はサービスが<過剰>過ぎるのかもしれません。メルマガ『デキる男は尻がイイ〜河合薫の<社会の窓>』の著者で健康社会学者の<河合薫>さん。近頃<SNS>で話題になった『日本のサービス業<生産性>が米国の半分』という驚きのデータを紹介しています」(「まぐまぐニュース」4月12日)…。えっ、半分。ウッソー――。

<河合薫>…。「健康社会学者(Ph.D.,保健学)。東大大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経て、気象予報士として『ニュースステーション』などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後、産業ストレスを専門に研究を進めている。主な著書に同メルマガ連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数――。

「『日本のサービス業の生産性は米国の半分』であることが分かり<SNS>で大きな話題となりました。調査したのは日本生産性本部。『産業別労働生産性水準の国際比較』と題する調査報告で、日本の産業別労働生産性水準をアメリカ、ドイツ、イギリス、フランスの平均値と比較。生産性は就業1時間あたりの付加価値で算出しています。分析の結果、サービス業では米国の半分ほど。欧州の7割程度と低迷していることがわかりました」(まぐまぐ)。

「具体的には米国の生産性水準を100とした場合、日本のサービス業の平均は50.7%…。『宿泊・飲食』で比較すると38.8%…。『卸売り・小売り』では31.5%…。フランスとの比較ではサービス業全体で71.7%…。イギリスとの比較では69.9%…。ドイツとの比較では67.0%…。惨憺たる結果です――。日本のサービス業は過剰サービス。これだけ人手を使い、長時間労働なら生産性が低くて当たり前。例えば米国ではカードで買い物する時は、自分で機械に通し、自分でサイン、自分でカードを抜きます」(まぐまぐ)――。

「ところが日本では『お預かりします』から始まってカードを抜くのは店員さん。最後はレシートとカードの向きを揃え、デパートなどでは小さな封筒に入れ、手渡しする丁寧さ。米国では食品スーパーは<自動>レジ。自分で詰め、自分でカードで支払って、お仕舞い…。店員さんがいるスーパーでも、大きな袋にバンバン入れ、あっという間に終わります――。

一方、日本では保冷剤を丁寧にテープで袋に止め、お箸やナプキンを入れ『いったい何枚ビニール袋使うの』というくらい、小分けにする。おまけに最後は『有難うございました』と会釈までしてくださる。しかも最低賃金は世界<最低>レベル。どれだけ<人件費>が低いんだって感じです」(まぐまぐ)…。ナルホド、でも火山、最近、自動レジに接し始めた。一つは都内の「総合病院」…。でも81歳の火山、2ヵ月に一度の頻度では操作を覚える気力がない。いつも脇に控える職員に代行してもらう。もう一つはスーパー(SSDDS)――。

「更に欧米では1990年代から積極的にIT化を進めてきたのに対し、日本ではやっと最近、<セルフレジ>ができましたが、そこでは必ず店員さんが案内しているという摩訶不思議です。そういえば日本の駐車場も『いったい何人のオジさん雇ってるんだ』というくらい、角という角に案内役が立っていますよね。『雇用増やすにはいいのかなぁ〜』とも思いますが、人手を削るところは削り、本当にお客さんが喜ぶサービスに人材を投入すべきです。

これだけ高齢化が進んでいるわけですから、高齢者専用レジを作ったり、『買い物難民』と呼ばれる高齢者たち向けの移動デパートやスーパーを増やしたり、路線バスがなくなって移動手段に困っている高齢者や障害者、赤ちゃんのいるママさん向けの移動サービスとか、<サービスの質>の意味を再考する必要があると思うのです」(まぐまぐ)…。

「ボランティアさんの善意に頼っている『やさしいサービス』を事業化して運営すれば、もっと『やさしい社会』になるはずです。先の報告書では他産業の比較も行なっているのですが、『機械・電気・情報通信機器』『輸送用機械』『金融・保険』の分野でドイツと比較すると、日本の方が生産性が高いこともわかりました。実はこれにはカラクリがあります。

ドイツでは製造業などを中心にワークシェアリングで雇用を増やしているため、今回の比較だと日本の方が生産性が高くなってしまう。日本では『雇用創出』が叫ばれていた数年前、ワークシェアリングに関心が集まったことがあります。ワークシェアリングは『人々の間で雇用を分かち合うこと』を意味、労働時間<短縮>によって仕事の<機会>を増やす方法。つまり長時間労働をなくすにはワークシェアリングは最善の方法なのです」(まぐまぐ)…。

「日本ではパートなどの非正規雇用と正社員との賃金格差が大きい。まずはその<格差>是正が前提条件となりますが、今回の報告書は日本が<サービス>の質とは何か?<豊かさ>とは何か?ということを考えていない社会になってしまっていることを<痛感>させられる報告書でした」(まぐまぐ)――。そういえば火山、今を去る<61年>の昔(1957年)、慶大経済のサブゼミで「同一労働同一賃金」を研究した…。最近、この専門用語が突然<脚光>を浴び始めた。当時も「貧困と格差」が火山の<♪若き血を燃え>させた――。

「どうしたら景気が良くなるか」…。1959年(昭和34年)秋、<就活>に励む火山、松下幸之助と並ぶ創業社長のご下問…。「60年安保」渦中の三田キャンパス「平和の会」委員長だった火山。名門企業から軒並みの<門前払い>!でも「簡単です。<労働者>の賃金を上げてください」と即答!アベノミクスを遥かに先取り…。ウーン!でも<奇跡>の合格――。
(平成30年4月12日)

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昨夜は上野で女流ピアニストの「ピアノ・リサイタル」――。例によって火山はカブリツキ。<自由席>なので、開場30分前に並び、最前列中央に席を占めた。名器スタインウェイの「コンサート・グランド・ピアノ」は目の前。鍵盤を覗くことも可能な至近距離だ。

「これまで毎年のリサイタルでさまざまな作曲家の作品を演奏してまいりましたが、ここ数年ベートーヴェンの音楽に強く心を惹かれ、4年前よりベートーヴェンばかりのプログラムでリサイタルを開くようになりました。弾くたびに、その難しさを痛感させられと同時に彼の音楽を演奏することに改めて大きなよろこびを感じ、これからもベートーヴェンの音楽を私なりに極めたいという想いを持っております」――。プログラムにある。

国立音大を首席で卒業。最近は通常の演奏活動とレコーディングに加え、ピアノ演奏とドラマリーディングがおりなす新機軸の朗読劇「月光の夏」での演奏を続け、2003年の初演以来、東京都内はじめ全国50ヶ所以上でたびたび演奏。1990年、KBC九州朝日ラジオ放送で演奏した「月光」がブームを呼んだ経験を持つという。意気込みは理解できる。

プログラムも凄い。「悲愴」「月光」「テンペスト」「熱情」…。32曲あるベートーヴェンのピアノ・ソナタの中で28歳から35歳の間に作曲されたもの。音楽家として<致命的>な耳の異常に気づき<自殺>も考えた時期。ロマン・ロランは「テンペスト」(ピアノ・ソナタ第17番。作品31−2)を著書「ベートーヴェンの生涯」で「絶望に向かっての広大な独白のような感じのする劇的な宣叙調(レチタティーヴォ)のついた作品」と評した。

「テンペスト」を書いた32歳のベートーヴェン。ほとんど聴力を失っており、絶望のあまり遺書を書いた。「ハイリゲンシュタットの遺書」――。火山、4年前(2006)の夏、<最後>のつもりの「海外旅行」。家内と長女の3人で<東欧諸国>を回った時、ウィーン郊外の「ベートーヴェンの散歩道」を静かに歩き、「遺書の家」も訪れ、ベートーヴェン<自筆>の遺書も眺めてきた。新婚旅行で来ていた若いカップル。道に迷って火山に出会い、お互いの持つ情報と地図で尋ね当てた。今も思い出の一つ――。

「月光」(ピアノ・ソナタ第14番。作品27−2)はベートーヴェン31歳の作品。「月光」という名はベートーヴェンがつけたものではない。彼自身は「幻想曲風ソナタ」と呼んだ。「月光」は詩人レルシュターブがスイスの湖水にかかる月の光に暗示を受けて名づけた。だがこのルツェルン湖は底知れぬ静けさを湛え、黒く静まりかえっており、ソナタが提示する主題は<永遠の死の面影>――。ロマンチックな情景とは隔絶があるという。

ベートーヴェンが「月光」を捧げたのは<ジュリエッタ・グィチアルディ嬢>。当時のベートーヴェンは彼女に激しい恋心を抱いていたが、彼女への失意が、傑作を生み出した。最重心は<最終>楽章の第三楽章!「ベートーヴェンらしい激情の奔流に満ちており、逃れることのできない苦悩が次々と現れ、絶望の淵へ一気呵成に到達する」――。ウーン!

「悲愴」(ピアノ・ソナタ第8番。作品13)は初期のピアノ・ソナタを代表する傑作。ベートーヴェン29歳の時に完成。支援者だったリヒノフスキー侯爵に献呈された。原題<Pathetique>は珍しくもベートーヴェン自身が名づけた。「感動的な」が正しい。この方が内容にふさわしいと女流ピアニスト。重要なのは<ハ短調>という調性。交響曲第5番「運命」や「コリオラン序曲」など傑作と共通。ベートーヴェンにとっては特別な想いがある。

「熱情」(ピアノ・ソナタ第23番。作品57)は35歳の時に完成。火山が大好きな傑作だ。もっとも昨夜の4曲は火山が好きなものばかり。甲乙つけ難い。「熱情」という標題はハンブルグの出版社クランツがつけたもの。ベートーヴェンが名づけたわけではない。
さてアンコール。盛大な拍手に応え、シューベルトの「楽興の時」…。「熱情」の興奮から一転。気楽に聴け、選曲が素晴らしい。次がなんと「エリーゼのために」――。

この傑作には<謎>がある。楽譜が発見されて以降、「エリーゼとは誰」と<エリ−ゼ>探しが始まった。ベートーヴェンの周囲には生涯を通じて、この名前の女性は存在しない。
ところが1923年頃、ドイツの音楽学者マックス・ウンガー教授が論文を発表した。 ベートーヴェンは字が汚いことで有名。筆跡を鑑定したところ「エリーゼ」は「テレーゼ」とも読むことができると判明。研究家たちは<あっ!>と思った。楽譜は<テレーゼ・フォン・ドロスディック夫人>の手紙箱の中から発見された。ベートーヴェンの主治医ジョヴァンニ・マルファッティの姪――。

この曲が書かれたのは1810年4月下旬。ベートーヴェンはテレーゼに手紙を書いている。「お約束のものを沿えて送ります」。この「お約束のもの」が「エリーゼのために」の楽譜と推測されている。その5月、40歳になろうというベートーヴェンが18歳のテレーゼに結婚を申し込み、見事に振られる。「エリーゼのために」は本当は「テレーゼのために」という題名だった。ベートーヴェンの名高い悪筆のなせる<いたずら>!面白い。
※ 上記には異説(写真で紹介)もあるが、火山は上を採用する。
(平成22年10月3日)

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「『一寸前なら憶えちゃいるが♪一年前だとチト判らねェなあ』。その昔、大いにはやった『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』はこんなセリフから始まる。消えた恋人を追う男に港町の連中はけんもほろろ…という設定である。『ワルイなあ、他をあたってくれよ』。▼盛り場の遊び人は1年前のことも覚えちゃいまい。が、首相秘書官を務めたエリート官僚なら3年前の面会くらい思い出せはしないだろうか」と「日経」コラム<春秋>(4月12日)。

「学校法人『加計学園』の獣医学部新設を巡り、愛媛県職員らが官邸を訪ねた時の文書が出てきたのに、柳瀬唯夫・現経済産業審議官は『記憶の限りでは』会っていないという。▼柳瀬さんは昨年の国会でも『記憶にない』を<連発>していた。この期に及んで否定を重ねるのは、面会を認めると<疑惑>がまた広がるからか。文書には『本件は首相案件』との発言も記してあるそうだ。事実なら加計学園による獣医学部新設計画を把握したのは『2017年1月20日』だという首相の説明も揺らぎかねない」(日経)…。「首相案件」を暴け――。

「▼岩盤規制を打ち砕き、獣医学部は半世紀ぶりに誕生した。なのに未だ霧が晴れぬのでは国家戦略特区の名折れである。野党も追及に躍起だが、いきり立つばかりでは『他をあたってくれよ』の繰り返しだろう。蛇足ながら『港のヨーコ』探しの男は<歌詞>が進むにつれ着実に相手に迫り、最後には居場所に辿り着く」(日経)…。一刻も早く核心を突け――。

「加計『面会』記録。疑念払拭へ冷静に議論せよ」と「読売」社説(4月12日)――。「政府の説明と食い違う文書が次々に見つかり、矛盾が繰り返し追及される。国会の現状は正常とは言い難い。政府は疑念の払拭に努め事態の収拾を急ぐべきだ。学校法人『加計学園』を巡る問題が再燃している。愛媛県職員らが2015年4月、当時の柳瀬唯夫首相秘書官と面会したとの記録が見つかった。県職員が作成、学園の獣医学部新設を柳瀬氏が『首相案件』と語ったとの記載がある。柳瀬氏は否定するコメントを出した」…。えっ、違和感が募る――。

「衆院予算委員会で野党は面会や発言の有無を糾した。安倍首相は柳瀬氏について『私は元上司として信頼している』と語ったが、面会記録への言及は控えた。事実関係について柳瀬氏には積極的な説明が求められよう。問題の核心は学園の加計孝太郎理事長の友人である首相が不当に関与していたかどうかだ。首相は予算委で『プロセスに問題はない。私から指示を受けた人は一人もいない』と改めて強調した」(読売)…。ますます違和感が募る――。

「国家戦略特区の指定から開学に至るまでの一連の行政手続きで、首相の直接的な関わりを示す事実は出ていない。事案の細かい経緯を巡って<水掛け論>に終始するのでは生産的とは言えまい。獣医学部を新設する政策的な妥当性も問われた。四国は獣医学部の空白地で公務員獣医師らの確保が長年の課題だった。文科省の大学設置・学校法人審議会が専門的見地から検討、開設を認めるよう答申した事実は重い」(読売)…。まさに、事実は重い!

「加計学園が新設した岡山理科大獣医学部獣医学科には募集人員を大幅に上回る出願があった。1期生を迎え今月開学しており、影響が出ないよう配慮したい。学校法人『森友学園』への国有地売却問題で財務省理財局職員が学園側に口裏合わせを依頼した問題が<発覚>した。陸上自衛隊のイラク派遣に関しては『存在しない』と国会で答弁した<日報>が相次いで見つかっている」(読売)…。<口裏合わせ>までして国民は騙す。腐敗の極み――。

「<公文書>の<ズサン>な管理や国会を<軽視>する答弁が目立つ。<官僚組織>全体が<緊張感>を欠いていると言う他ない。国会が政府に糾すべき<課題>は山積している。北朝鮮問題で<米朝>首脳会談が予定される中、米国と政策協調をどう図るのか。<米中>の貿易摩擦を日本経済に波及させない<手立て>はあるのか。与野党<大局>に立った冷静な<質疑>を心掛ける必要がある」(読売)…。<緊張感>の欠如!驕りと緩み――。

「加計と森友。はぐらかし、いつまで」と「朝日」社説(4月12日)――。「<森友>学園を巡る財務省の決裁文書改ざん、『首相案件』という文書が見つかった<加計>学園の獣医学部新設、そして防衛省・自衛隊の日報隠し――。行政の信頼を揺るがす事実が次々と明るみに出る中、衆院予算委員会で集中審議が行われた。森友・加計問題では自身や妻の昭恵氏の関わりも指摘されている。行政トップである安倍首相の説明責任が問われる重大局面」…。

「しかし、首相は野党の質問に正面から答えず紋切り型の答弁に終始した。これでは国民の信頼回復など到底覚束ない。とりわけ注目されたのが審議直前に明らかになった加計問題を巡る愛媛県の文書に対する見解。県職員や学園関係者が2015年4月に面会した柳瀬唯夫首相秘書官(当時)の発言を記録したもの。『本件は首相案件』と記されていた」(朝日)…。

「首相は県作成の文書を『国がコメントする立場にない』と評価を避ける一方、面会の事実を否定する柳瀬氏を『信頼している』とも述べた。論理的には県か柳瀬氏のいずれかがウソをついていることになる。だが首相は学部新設までのプロセスは適正、自らが指示したことはないと答弁を繰り返し<疑問>に向き合おうとしなかった。県の文書には15年4月以前に首相と加計孝太郎理事長が会食、獣医学部の問題を話題にしたととれる記述もあった。

事実なら、学園の計画を知ったのは学園が特区の事業者に決まった17年1月20日だとしてきた首相の国会答弁が覆る」(朝日)――。「事実なら」という書き出し。「メディアらしい」ともいえるが、ナサケナイ!連日連夜の<モリカケ>報道。<歯切れ>の悪い論調に火山、地団駄踏んでいる…。誰に、何のために<遠慮>しているのか。もう、我慢の限界――。
(平成30年4月12日)

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「諸君、脱帽せよ。天才が現れた」。音楽史にキラリと残るシューマンの言葉。ショパンのP協を聴きながら思い出しました。「ピアノ協奏曲の夕べ」。家内と東京文化会館のカブリツキで昨日、聴いた。何しろラフマニノフ、ショパン、グリーグのP協。それにガーシュインのラプソディ・イン・ブルーというから凄い。しかも招待。夫婦で8000円のロハ。こたえられない。

でも今日のショパン、何か物足りない。綺麗に弾いてはいる。でもちょっと違う。パリのサロンに颯爽と登場した貴公子。圧倒的な技巧で貴婦人の人気を独占した。もっと華麗に激しく弾き、はっと息を飲む、鋭い切れ味もあったはずだ。

ピアノ協奏曲の一番、何歳の時の作品かプログラムで確認した。やっぱりと思った。何と弱冠20歳、祖国ポーランドを離れる2ヶ月前の作曲。ショパンの告別演奏会で初演。自分でピアノを弾いている。

この夜、初恋の人・ソプラノ歌手のコンスタンチア・グラドコフスカが助演している。彼女は白のドレス、頭髪にバラの花を挿し、素晴らしかったとショパンが書き残している。

旅立ちの日、ポーランドの土を一握り持ち出した。そして二度と祖国の土を踏むことなく生涯を終わる。国も恋も捨てての告別。きっと情熱的な演奏をしたはず。ショパンを「ピアノの詩人」という。それはそれで良い。でも優雅に甘美にとだけ決め付けては困る。「諸君、脱帽せよ、天才が現れた」とシューマンがショパンを音楽評論で紹介した時、シューマンは弱冠21歳、ショパンも同じ21歳だった。笑ってしまいたいが、これが歴史を変えた。ポーランドを離れ、パリで活躍を始めた直後の推薦。青春とは素晴らしい。

「諸君、脱帽せよ。天才が現れた」。音楽史にキラリと残るシューマンの言葉。ショパンのP協を聴きながら思い出しました。「ピアノ協奏曲の夕べ」。家内と東京文化会館のカブリツキで昨日、聴いた。何しろラフマニノフ、ショパン、グリーグのP協。それにガーシュインのラプソディ・イン・ブルーというから凄い。しかも招待。夫婦で8000円のロハ。こたえられない。

でも今日のショパン、何か物足りない。綺麗に弾いてはいる。でもちょっと違う。パリのサロンに颯爽と登場した貴公子。圧倒的な技巧で貴婦人の人気を独占した。もっと華麗に激しく弾き、はっと息を飲む、鋭い切れ味もあったはずだ。

ピアノ協奏曲の一番、何歳の時の作品かプログラムで確認した。やっぱりと思った。何と弱冠20歳、祖国ポーランドを離れる2ヶ月前の作曲。ショパンの告別演奏会で初演。自分でピアノを弾いている。

この夜、初恋の人・ソプラノ歌手のコンスタンチア・グラドコフスカが助演している。彼女は白のドレス、頭髪にバラの花を挿し、素晴らしかったとショパンが書き残している。

旅立ちの日、ポーランドの土を一握り持ち出した。そして二度と祖国の土を踏むことなく生涯を終わる。国も恋も捨てての告別。きっと情熱的な演奏をしたはず。ショパンを「ピアノの詩人」という。それはそれで良い。でも優雅に甘美にとだけ決め付けては困る。「諸君、脱帽せよ、天才が現れた」とシューマンがショパンを音楽評論で紹介した時、シューマンは弱冠21歳、ショパンも同じ21歳だった。笑ってしまいたいが、これが歴史を変えた。ポーランドを離れ、パリで活躍を始めた直後の推薦。青春とは素晴らしい。

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