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「西行ほど桜の歌を数多く、しかも生涯、歌い続けた歌人はいない。吉野の桜だけでも、六十余首を数えるが、古典和歌をざっと調べてみても、実際に吉野の山に踏み入り、そこに咲く桜を目のあたりにして詠んだ歌人は、西行以外にはほとんど無かったといってよいのではないか」(河野裕子<西行と桜花>・小松和彦ほか「西行と兼好」ウエッジ・53頁)。 |
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2018年06月30日
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「全般に、パリはずいぶん変わりました。15年前のような礼儀正しさをフランス人はもうとっくになくしてしまったのです。今ではほとんど粗野といっていいくらいで、その傲慢さも実に鼻持ちなりません」――。モーツアルトがパリに着いてから父レオポルドに書いた手紙の一節だ。頼りにしてきたグリム男爵もよそよそしかった。「グリム氏は子どもには力も貸してくれるでしょうが、大人には何もしてくれません」。<神童>と騒がれた頃と最近とを比較した皮肉だ。 |
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「名曲探偵アマデウス」(NHK)で昨3月12日(金)、「リスト・時を超えた名ピアノ曲」を観た。「エステ荘の噴水」を美女ピアニスト<小山実稚恵>が弾く。「巡礼の年・第3年」の第4作。1877年の作曲というから、リスト(1811〜1886)66歳の作品。ラヴェル(1875〜1937)の「水の戯れ」。ドビュッシー(1862〜1918)の「水の反映」に影響を与えたという。リストが「印象派」の魁(さきがけ)となる作品を遺していたとは驚きだ。 |
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