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天皇(すめろき)の 御代栄えむと 東(あずま)なる 陸奥(みちのく)山に 黄金(くがね)花咲く(大伴家持・巻18−4097) |
万葉の世界
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暮(ゆふ)されば 小倉(をぐら)の山に 鳴く鹿は 今夜(こよひ)は 鳴かず寝にけらしも(巻8−1511) |
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「建久元年(1190年)旧暦2月16日、西行は73歳の生涯を終えた。長年の友だった歌人・藤原俊成は歌集「長秋詠藻」に西行をしのんで次のように記した。 |
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「西行ほど桜の歌を数多く、しかも生涯、歌い続けた歌人はいない。吉野の桜だけでも、六十余首を数えるが、古典和歌をざっと調べてみても、実際に吉野の山に踏み入り、そこに咲く桜を目のあたりにして詠んだ歌人は、西行以外にはほとんど無かったといってよいのではないか」(河野裕子<西行と桜花>・小松和彦ほか「西行と兼好」ウエッジ・53頁)。 |
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奈良の明日香村にはずいぶん通った。関西への出張があると僅かな時間でも、あるいは週末の連休が利用できれば欣喜雀躍、とにかく何度も足を運んだ。それほど夢中だった。 |




