火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

現役時代

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+++1999年、地元公民館の「ともに学びあう戦後史」講座に参加。記念文集に掲載されたもの。原題は「ケネディ、クリントンそしてマルクス」。4回の連載予定です。

「凄い人出ね、何かしら」と妻。ブロードウェイの劇場街は警官隊で一杯でした。「どこへ行くのか」と検問。「オペラ座の怪人」を見にと答えると「切符を見せろ」。「誰が来るのか」と反問したら、警官は「アイドンノウ、メイビー、サムバディ」(分からん。誰かお偉いさんだろ)と肩をすくめました。
ところが翌日になってビックリ。クリントン大統領夫妻が週末の気晴らしに「オペラ座の怪人」を見に来たとのこと。それとは知らず私たちは同じ舞台を楽しんでいたわけです。

平成9年6月、定年退職した私は4日後、妻と米国東海岸へ卒業旅行とシャレました。ナイアガラをカナダ側から見て、ボストンでは創立360年余の歴史を持つハーバード大学、約224年前、独立戦争を英国軍と戦った農民兵の古戦場跡を訪ねました。

歴史の皮肉か、銃で「自由」を戦い取った米国は憲法で武器の所有を認め、今や2億数千万丁もの銃が全米に氾濫、多くの犠牲者を出して苦悩しています。大統領暗殺を警戒、警備が厳重なのは仕方がないことでしょう。ニューヨークで香港返還の歴史的瞬間をCNNで見、独立記念日の夜を過ごしました。

昭和38年11月22日、ケネディ大統領が暗殺された時、私は桜木町駅で悲報を聞きました。人々が驚きの声を上げ、号外を見ていた光景を今も鮮明に思い出せます。

後に知りましたが、この日、日米間で初のテレビ衛星中継という大実験が行われていて、カメラが暗殺の瞬間を生々しい映像で捉えたとのこと。当時26歳だった私は24年後、自分の会社が「衛星放送」テレビ受信機を他社に先駆けて発売、そのマーケティングに自分も一役買うとは夢にも思いませんでした。

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就職の秋となり、大学の職員から「この成績でなぜ銀行へ行かないのですか」と聞かれ、「労働運動をやりたいからメーカーへ」とは言えませんでした。しかし、当時もその筋の情報は発達していたらしく、電機の名門T社では最終面接で落とされました。数社受けてもダメという中、最後に拾ってくれたのが電機のG社でした。

しかし、社長面接が済むと、人事課長が私を脇へ呼び、「一つだけ確認したい。君は思想は大丈夫か」と聞くのです。まさか「危険です」とは言えません。「大丈夫です」と答え、その場で採用が決まりました。

家庭電化ブームに乗り、昭和35年は大卒だけでも300名が採用されましたが、私が配属されたのは何と人事課。当時、会社は臨時工の首切りに端を発した「100日闘争」という大争議の渦中にあり、人事課長は私を「見所もあるが心配もある」と見ていたのだと思います。私の初仕事は会社側の組合対策用ビラ作り。労務担当重役の原稿を毎晩ガリ版で切り、徹夜で手刷りすることでした。

マルクスに心酔しながらケネディにも憧れていた昭和30年代の私。日本はやがて高度経済成長に移り、所得倍増、経済大国への道を歩み、一方ソ連は崩壊。ベルリンの壁は崩れ、世界を二分した冷戦は終わりました。

「イデオロギー的に見ればマルクスの対極にいた私」(私の戦後史・4)を投稿しています。

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38年に及ぶ私の会社人生でしたが、担当職務の関係から私は一度も労働組合員になることなく37歳で管理職となり、一昨年(平成9年)、60歳で定年を迎えてしまいました。

その間、営業や製造など多様な部門を経験しましたが、最後は社員教育の責任者となり、経営戦略と連携した「競争力の強化」を目標に研修体系を立案、新入社員から管理職までの能力開発を担当しました。イデオロギー的に見れば、マルクスの対極にいたことになります。

経営学者ドラッカーは「現代においては革新し成長しない者は滅びる運命にある」と言っていますが、私が過ごした電機業界は自動車業界とともに高度成長の担い手となって日本の輸出を支え、世界規模の競争の中で「革新」を続けました。

企業では「自己実現」「自己啓発」が重視され、資本主義も「自己革新」を重ね、人間や環境との「共生」を追求しています。

一方、ソ連と毛沢東の中国は「民主化」を実現できず、革新を唱えながら「中央集権」と「官僚支配」に毒され、世紀の大実験に失敗しました。米国はケネディ暗殺やクリントン弾劾で病める姿も見せたものの、民主主義が健全に機能し、回復力が働いています。

明治維新も戦後も「上からの改革」に終わった日本、中央集権と官僚支配が権益を守り、非効率高コストを国民に押し付けています。本当の「民主化」はこれからです。

+++ソ連や中国の民主化を失敗させたのは「中央集権」と「官僚支配」。そして何より国民自身が民主主義を身につけていなかったこと。この点、独立戦争で血を流し、英国から自分たちで「自由」を戦い取った米国は凄いと思っています。イラクをどう解決するか、米国民主主義の自浄能力に期待しています。

「一つだけ確認したい。君は思想は大丈夫かと人事課長」(私の戦後史・3)を投稿しています。

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+++1999年、地元公民館の「ともに学びあう戦後史」講座に参加。記念文集に掲載されたもの。原題は「ケネディ、クリントンそしてマルクス」。4回の連載予定です。

「凄い人出ね、何かしら」と妻。ブロードウェイの劇場街は警官隊で一杯でした。「どこへ行くのか」と検問。「オペラ座の怪人」を見にと答えると「切符を見せろ」。「誰が来るのか」と反問したら、警官は「アイドンノウ、メイビー、サムバディ」(分からん。誰かお偉いさんだろ)と肩をすくめました。ところが翌日になってビックリ。クリントン大統領夫妻が週末の気晴らしに「オペラ座の怪人」を見に来たとのこと。それとは知らず私たちは同じ舞台を楽しんでいたわけです。

平成9年6月、定年退職した私は4日後、妻と米国東海岸へ卒業旅行とシャレました。ナイアガラをカナダ側から見て、ボストンでは創立360年余の歴史を持つハーバード大学、約224年前、独立戦争を英国軍と戦った農民兵の古戦場跡を訪ねました。

歴史の皮肉か、銃で「自由」を戦い取った米国は憲法で武器の所有を認め、今や2億数千万丁もの銃が全米に氾濫、多くの犠牲者を出して苦悩しています。大統領暗殺を警戒、警備が厳重なのは仕方がないことでしょう。ニューヨークで香港返還の歴史的瞬間をCNNで見、独立記念日の夜を過ごしました。

昭和38年11月22日、ケネディ大統領が暗殺された時、私は桜木町駅で悲報を聞きました。人々が驚きの声を上げ、号外を見ていた光景を今も鮮明に思い出せます。

後に知りましたが、この日、日米間で初のテレビ衛星中継という大実験が行われていて、カメラが暗殺の瞬間を生々しい映像で捉えたとのこと。当時26歳だった私は24年後、自分の会社が「衛星放送」テレビ受信機を他社に先駆けて発売、そのマーケティングに自分も一役買うとは夢にも思いませんでした。

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就職の秋となり、大学の職員から「この成績でなぜ銀行へ行かないのですか」と聞かれ、「労働運動をやりたいからメーカーへ」とは言えませんでした。しかし、当時もその筋の情報は発達していたらしく、電機の名門T社では最終面接で落とされました。数社受けてもダメという中、最後に拾ってくれたのが電機のG社でした。

しかし、社長面接が済むと、人事課長が私を脇へ呼び、「一つだけ確認したい。君は思想は大丈夫か」と聞くのです。まさか「危険です」とは言えません。「大丈夫です」と答え、その場で採用が決まりました。

家庭電化ブームに乗り、昭和35年は大卒だけでも300名が採用されましたが、私が配属されたのは何と人事課。当時、会社は臨時工の首切りに端を発した「100日闘争」という大争議の渦中にあり、人事課長は私を「見所もあるが心配もある」と見ていたのだと思います。私の初仕事は会社側の組合対策用ビラ作り。労務担当重役の原稿を毎晩ガリ版で切り、徹夜で手刷りすることでした。

マルクスに心酔しながらケネディにも憧れていた昭和30年代の私。日本はやがて高度経済成長に移り、所得倍増、経済大国への道を歩み、一方ソ連は崩壊。ベルリンの壁は崩れ、世界を二分した冷戦は終わりました。

「イデオロギー的に見ればマルクスの対極にいた私」(私の戦後史・4)を投稿しています。

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