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「異性に対して求める心。『<好きになった人>には<信じて>もらいたい>。<好き>になった<真実>を。だが<女>から見て<理想の男>は存在しない。<男>から見ても<理想>の女は存在しない。男と女の宿命。でも好きになったことには<真実>がある。それは認めなさい』というのがこのオペラ。『<Cosi fan tutte>(女は皆、こうしたもの)』。そのテーマにぴったりの音楽ができた。面白い。でも内容は深い」――。 |
毎日モーツアルト
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「モーツアルトは生まれながらの天才。でも若い頃から晩年まで年を重ねるごとに音楽性が深まり、最後は「レクイエム」<ラクリモサ>(涙の日)に結晶して死んで行った。凄いと思います。創作力が高まり、完成度も高い。若い頃にはなかったものが晩年には感じられる。私生活では借金とか苦労を重ね、才能をすり減らしても不思議ではないのに、むしろ音楽を書く栄養に変えた。好んでそうしたわけではない。でもその辛さが、後年聴く人の幸せに変わる。若い頃から苦労を重ね、死を意識していた。だから残したと思わせるものがこの曲にはあります」――。 |
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「ハープでもムリなく奏ける曲。音楽に深いものがある。途中で出てくる短調には心を打たれます。シンプルだが美しいメロディー。最後に再び長調になる。6分位の短い曲だが、いろいろ場面が変わって新しい風景がぱっと出てくる。様々な感情が表現されている」―――。本日のゲストはハープ奏者の吉野直子。 |
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「モーツアルト教というものが存在するのであれば、私は強い信者です」と作詞家なかにし礼。「若い頃からずいぶん聴いてきたが、モーツアルトには『こういう人間が世の中には存在するのか』と驚き、勇気づけられてきた」と語る。 |
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「モーツアルトと声楽曲」第3回の本日はカノン。「プラター公園へ行こう」(K558)、「わたしゃマルスとイオニア人になるのはむずかしい」(K559)、「おお、お前はバカのマルティンよ」(K560)の3曲。 |







