火山の独り言

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田中康夫県政に学ぶ

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「報道2001」に長野の田中康夫知事が出演。「<脱ダム宣言>その後」を語った。
建設業者のある社長「長野県の財政再建には公共事業を<40%>カットしないとダメ。サバイバルさせましょう」といった。感動した。自らリストラを申し出たという。

「就任した頃、長野県はバブル期<3倍>もの公共事業費を使っていた。せめて<バブル期並>にしたい」。それが<脱ダム宣言>だった。だが県議会は反対。不信任案が成立。田中知事は辞任。でも県民は再選した。その後、県議会選挙で「抵抗勢力」は厳しい<試練>に曝された。火山、嬉しかった。カドが立ってもシロクロはっきりさせないと…。

田中知事は自分を含め、県職員の給与をカット。公共事業もカット、赤字を減らした。財政再建へ実績を上げた<全国唯一>の県という。ご立派。

従業員5人のハタナカ建設、副業に農園を経営している。サマースプリングという夏秋いちごを栽培、雇用を維持。山一建設は老人介護施設「愛々園」を経営。木曾地区の高齢者比率は全国一の<31.1%>。介護事業へのニーズは高い。皆、生き残りをかけ、必死だ。

バブル期3倍の公共事業。でも地元企業への恩恵は低かった。全国レベルのスーパーゼネコンが潤っていただけ。地元企業に優先的に入札資格を与えた。1000億円の公共事業費が800億円で済んだ。田中知事になって意欲と技術のある地元業者は逆に仕事が増えた。
コメンテーターの竹村健一が言った。「日本のゼネコン予算は世界一。GNPの<5%>も使っている。欧米は<2%>が普通」。そのとおり。火山、いつも指摘している。国土が50倍のアメリカと道路予算が同じ。おかしい。

業界再建には人員半減が必要という。でも実績は僅か<8.4%>。需要の<2.5倍>も企業や人員が存在する。バラマキ行政のツケだ。これでは業界も日本も生き残れない。
田中知事が言った。農水省の<補助金>の仕組みがおかしい。長野県は<植林>が必要。補助申請をすると90%がコンクリートの土木工事。純粋な植林向けは8%しかない。これでは県は発注できない。財政負担が重く、実効がないからだ。高速道路と一緒、実態無視の全国画一。「仕組みを見直し、再建の<工程表>を示してほしい」と田中知事。

<ゼロ予算>事業を田中知事が紹介した。道路につけるガードレール。長野県産の材木に切り替えた。山林に放置されていた伐採樹木の廃物利用。材木なら長野県、いっぱいある。「材木の利用方法はないか」と知事が提案したのがキッカケ。
土木課の職員が思いついた。地元業者に相談したところ、やりたいという業者が3社、名乗り出た。鉄製ガードレールは全国5社の寡占業界。今まで儲け放題だった。「知事会」で紹介したら会場がどよめき「うちもやりたい」と声を上げた知事が何人もいたという。

「橋、トンネル、ダムは<補正>予算が必要の<三大悪>」と田中知事。「予算19億円でスタート。実績63億円」の橋があった。トンネルもダムも橋も、工事を始めたら途中でやめることはできない。そこが狙い目。いくらでも工事費を増やせる。
土木課の職員が言った。「公共事業は<小さく生んで大きく育てるもの>と思っていました」―――何たる言い草。予算も決算もない。採算など最初から問題外。税金は自分の金ではない。使いたい放題。これが<政官業>ゼネコン癒着の実態だ。

田中知事は県職員に<現場へ行け>と指導している。老人の住む村、親類縁者の住む村へ行け。暮らしてみてくれ。本物の<住民サービス>が見えてくる。新しい<行政>が生まれる。行政コンシェール(相談員)だ。<現場主義>―――大賛成だ。

「今までは<天動説>だった。お上に任せる。陳情する。国に頼る。ダムや道路ができた。でも大赤字、ムダだらけ。これからは<地動説>だ。自分の頭で考え、実行する」。
火山もかねて<地動説>を提唱している。「ジョンコ(朝ドラ「ファイト」)は敵に買ったのではない。自分に勝ったのだ」。高校に行った火山、英語が全然分からなくなった。夏休みに「英文法」を独習。以来<自学自習>の習慣が身に付いた。火山の<地動説>です。

田中知事が言った。自分は特定団体や労組の推薦を得ていない。だから<脱ダム宣言>ができた。これからも<県民の目線>で仕事をする。凄い。
竹村健一が言った。「田中(知事)さんも小泉(首相)さんもガンコだ。一度言い出したらテコでも動かない。信念がある」。賛成。小泉総理の歴史的大勝利。<郵政民営化>も<妥協>しなかった成果です。―――平成17年6月14日の日記を手直ししました。

<田中康夫>前知事が8月31日、長野県庁から姿を消した。長野県はどうなるか。心配するのは火山だけではない。地元紙の「長野日報」は社説(8月27日)で強い<懸念>を示している。題して「田中県政を超える改革とは」―――。

「現職の田中康夫氏を破って当選した村井仁氏が今週末の9月1日、知事に就任する。2期6年にわたった田中県政に幕を引き、新県政をスタートさせる。村井氏は『田中知事に代わる候補の擁立』を目指す複数の市民団体に請われ、決意後は『<反田中>ではなく、<超田中>を目指す』と知事選に臨んだ。立脚点は自身のビジョンというより<田中>にあった。結果的に有権者も、それに代わるものを望み、次期知事に託した」と始まる。
―――<政策>があったわけではない。<手法>が<独裁的>だから、とにかく<新知事>に<代えよう>と<反田中>を主張しただけということ。「長野日報」はズバリ指摘した。

「<超田中>について村井氏は『田中県政を超える改革を一層進めることだ』と説明する。
田中氏が行った改革は少なくない。<脱ダム宣言>が指し示す、ダムに代わる総合的な治水対策と、公共事業から福祉、教育、環境重視への施策転換、外郭団体や入札制度、県組織の見直し、人事面では県職員の給料削減や市町村派遣、任期付き部課長級職員の採用、さらに全事業を白紙から見直すゼロベース予算も挙げられる」と続く。

自民党の<総裁選>で安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎が立候補した。最大の争点は本来<財政再建>のはず。国民の関心は<年金><福祉>という。だが<財政>の問題を避けては通れない。<基礎収支>をどう確保するか。その筋道を語る。そこから<どんな国家を目指すか>―――教育や憲法、外交の問題が見えてくる。財政(予算)抜きの政策はない。

昨日(9月9日)の日経は「総合面」で「識者による3氏の政策評価」を掲載している。「具体的道筋がない」「具体性や斬新さに欠ける」「財政健全化の戦略がはっきりしていない」という言葉が並ぶ。これが日本の多くの政治家の<手法>なのだ。
「選挙は<政策>ではない。<政権>を得るのが目的。シロクロはっきりさせない。ただ<期待>(幻想)を持たせる。おいしそうな<言葉>を並べる」ことが重要と考えている。

「基礎収支、25都道府県が赤字」―――。昨日の日経の特集。総裁候補3氏の「政策評価」に並べている。ここからが火山が一番強調したいことだ。なんと長野県はダントツのトップ、<最優秀>の評価。長野オリンピックでゼネコン<バラマキ>の頂点を極めた<長野県政>は<破綻寸前>だった。ひたすら<土建国家>の道を驀進、バブル全盛期の3倍もの土木事業費を使っていた。そこに<待った>をかけたのが<田中知事>の<脱ダム宣言>―――。長野県民の<選択>だったはず。

「47都道府県の財政状況」―――。日経はタテ軸に「毎年の収支」、ヨコ軸に「抱えた借金の返済負担」とマトリックスを描き、そこに47都道府県をマップする。2004年度決算で長野は<改善>度合いで全国<最優秀>なのだ。<財務省>の試算。信頼できる。

総務省は「自治体の財政悪化指標」を発表している。7月5日、日経が記事にした。「各自治体の収入に対する借金の負担割合を示したもの」―――。<実質公債費比率>という。長野県は<20.1%>で<最悪>―――。最も負担の軽い神奈川、愛媛の2倍。「長野は冬季オリンピックの財政支出が大きな負担として残っている」と記事も指摘している。
<毎年の収支>で長野は<黒字>幅が<14.1%>でダントツ。最悪の新潟は<赤字>幅が<54.8%>という。田中康夫知事の手腕、実績は<一目瞭然>、高く評価してよい。

「長野日報」は「(田中県政の実績について)村井氏は<超田中>的決着をどうつけるのか。1つ1つ検証なしに『理解できない』『常識的に』『従前通り』などの言葉による否定の決着では<反田中>に変わりがなく、田中県政前に後戻りさせかねない。その上で新たな改革を<超田中>的発想でどう見いだしていくか。ビジョンがこれまで明確に示されなかっただけに早急に求められる。副知事ら特別職の人事にそれが表れるだろう」と続ける。
要するに「<政策>を<具体的>に語っていない」のだ。自民党総裁選と同じ―――。

「(県議会との関係)10会派58人のうち田中県政に批判的な7会派45人が村井氏を支援した。大政翼賛と批判されたかつての与党体制、すなわち後戻りへの甘い誘惑になりかねないという懸念だ。村井氏も支援県議も『あり得ない』とするが、『女性議員をふやすネットワーク<しなの>』の宮坂道子さんは本紙に『本当の是々非々を望む。互いに県民の立場に立って何が良くて何が良くないのか』と語る。県議会との<超田中>的関係をどうつくり、有権者から期待感を持たれるか。重要な点でもある」と「長野日報」は結ぶ。同感。

当選直後、日経も社説で指摘した。「村井氏は自民党県連や連合長野などの支援で組織票を固め、無党派層取り込みにも重点を置いた。歳出削減を最優先する田中氏に対し、公共事業や産業振興策などで一定の財政支出が必要と主張し、経済の活性化を訴えた」と。

<バラマキ><利益誘導><県民無視>への誘惑はミエミエ。長野県は再び<財政破綻>への道を辿るのではないか。北海道の夕張市と「一緒だ。
そういえばオリンピックに立候補した<福岡市>―――。政令指定都市の中で<財政悪化指標>は<最悪>! 長野県より<破綻>に近い。でも<立候補>。東京都が選ばれたからよかったが、懲りない連中は多い。長野県民の皆さん<監視>をしっかりお願いします。
(平成18年9月10日)

<田中康夫>前知事が8月31日、長野県庁から姿を消した。長野県はどうなるか。心配するのは火山だけではない。地元紙の「長野日報」は社説(8月27日)で強い<懸念>を示している。題して「田中県政を超える改革とは」―――。

「現職の田中康夫氏を破って当選した村井仁氏が今週末の9月1日、知事に就任する。2期6年にわたった田中県政に幕を引き、新県政をスタートさせる。村井氏は『田中知事に代わる候補の擁立』を目指す複数の市民団体に請われ、決意後は『<反田中>ではなく、<超田中>を目指す』と知事選に臨んだ。立脚点は自身のビジョンというより<田中>にあった。結果的に有権者も、それに代わるものを望み、次期知事に託した」と始まる。
―――<政策>があったわけではない。<手法>が<独裁的>だから、とにかく<新知事>に<代えよう>と<反田中>を主張しただけということだ。「長野日報」はズバリ指摘した。

「<超田中>について村井氏は『田中県政を超える改革を一層進めることだ』と説明する。田中氏が行った改革は少なくない。<脱ダム宣言>が指し示す、ダムに代わる総合的な治水対策と、公共事業から福祉、教育、環境重視への施策転換、外郭団体や入札制度、県組織の見直し、人事面では県職員の給料削減や市町村派遣、任期付き部課長級職員の採用、さらに全事業を白紙から見直すゼロベース予算も挙げられる」と続く。

自民党の<総裁選>で安倍晋三、谷垣禎一、麻生太郎が立候補した。最大の争点は本来<財政再建>のはず。国民の関心は<年金><福祉>という。だが<財政>の問題を避けては通れない。<基礎収支>をどう確保するか。その筋道を語る。そこから<どんな国家を目指すか>―――教育や憲法、外交の問題が見えてくる。財政(予算)抜きの政策はない。

昨日(9月9日)の日経は「総合面」で「識者による3氏の政策評価」を掲載している。「具体的道筋がない」「具体性や斬新さに欠ける」「財政健全化の戦略がはっきりしていない」という言葉が並ぶ。これが日本の多くの政治家の<手法>なのだ。
「選挙は<政策>ではない。<政権>を得るのが目的。シロクロはっきりさせない。ただ<期待>(幻想)を持たせる。おいしそうな<言葉>を並べる」ことが重要と考えている。

「基礎収支、25都道府県が赤字」―――。昨日の日経の特集。総裁候補3氏の「政策評価」に並べている。ここからが火山が一番強調したいことだ。なんと長野県はダントツのトップ、<最優秀>の評価。長野オリンピックでゼネコン<バラマキ>の頂点を極めた<長野県政>は<破綻寸前>だった。ひたすら<土建国家>の道を驀進、バブル全盛期の3倍もの土木事業費を使っていた。そこに<待った>をかけたのが<田中知事>の<脱ダム宣言>―――。長野県民の<選択>だったはず。

「47都道府県の財政状況」―――。日経はタテ軸に「毎年の収支」、ヨコ軸に「抱えた借金の返済負担」とマトリックスを描き、そこに47都道府県をマップする。2004年度決算で長野は<改善>度合いで全国<最優秀>なのだ。<財務省>の試算。信頼できる。

総務省は「自治体の財政悪化指標」を発表している。7月5日、日経が記事にした。「各自治体の収入に対する借金の負担割合を示したもの」―――。<実質公債費負比率>という。長野県は<20.1%>で<最悪>―――。最も負担の軽い神奈川、愛媛の2倍。「長野は冬季オリンピックの財政支出が大きな負担として残っている」と記事も指摘している。
<毎年の収支>で長野は<黒字>幅が<14.1%>でダントツ。最悪の新潟は<赤字>幅が<54.8%>という。田中康夫知事の手腕、実績は<一目瞭然>、高く評価してよい。

「長野日報」は「(田中県政の実績について)村井氏は<超田中>的決着をどうつけるのか。1つ1つ検証なしに『理解できない』『常識的に』『従前通り』などの言葉による否定の決着では<反田中>に変わりがなく、田中県政前に後戻りさせかねない。その上で新たな改革を<超田中>的発想でどう見いだしていくか。ビジョンがこれまで明確に示されなかっただけに早急に求められる。副知事ら特別職の人事にそれが表れるだろう」と続ける。
要するに「<政策>を<具体的>に語っていない」のだ。自民党総裁選と同じ―――。

「(県議会との関係)10会派58人のうち田中県政に批判的な7会派45人が村井氏を支援した。大政翼賛と批判されたかつての与党体制、すなわち後戻りへの甘い誘惑になりかねないという懸念だ。村井氏も支援県議も『あり得ない』とするが、『女性議員をふやすネットワーク<しなの>』の宮坂道子さんは本紙に『本当の是々非々を望む。互いに県民の立場に立って何が良くて何が良くないのか』と語る。県議会との<超田中>的関係をどうつくり、有権者から期待感を持たれるか。重要な点でもある」と「長野日報」は結ぶ。同感。

当選直後、日経も社説で指摘した。「村井氏は自民党県連や連合長野などの支援で組織票を固め、無党派層取り込みにも重点を置いた。歳出削減を最優先する田中氏に対し、公共事業や産業振興策などで一定の財政支出が必要と主張し、経済の活性化を訴えた」と。

<バラマキ><利益誘導><県民無視>への誘惑はミエミエ。長野県は再び<財政破綻>への道を辿るのではないか。北海道の夕張市と「一緒だ。
そういえばオリンピックに立候補した<福岡市>―――。政令指定都市の中で<財政悪化指標>は<最悪>! 長野県より<破綻>に近い。でも<立候補>。東京都が選ばれたからよかったが、懲りない連中は多い。長野県民の皆さん<監視>をしっかりお願いします。
(平成18年9月10日)

<最悪は福岡市・長野県>(自治体の財政悪化指標)―――。火山が大事にとっておいた<日経>7月5日の<記事>だ。
「総務省が自治体の財政健全度の指標として新たに採用する『実質公債費比率』の試算値。各自治体の収入に対する借金の負担割合を示したもので、47都道府県の中で最も高いのは長野の20.1%、政令指定都市では福岡の22.8%。それぞれ最低水準の自治体の2倍に上る」とあった。火山は長野県知事選で現職の田中康夫知事の再選を信じて疑わなかった。

ところが<仰天>。呆れたことに長野県民は<バラマキ>型の村井仁を選んだ。「(村井氏は)自民党県連や連合長野などの支援で組織票を固め、無党派層取り込みにも重点を置いた。歳出削減を最優先する田中氏に対し、公共事業や産業振興策などで一定の財政支出が必要と主張し、経済の活性化を訴えた」と日経の記事。<バカ>と火山は絶叫した!

だがまた<仰天>。8月10日の日経、<福岡市長選、公共事業を問う>―――とあった。
「公共事業は地域活性化の起爆剤か、それとも税金の無駄遣いか―――。自民、民主両党とも党内に両論あり、必ずしも明確な対立軸になっていない。ところが、11月の福岡市長選を巡っては五輪招致とそれに伴う道路整備や埠頭(ふとう)再開発などの是非が争点に浮上したため、両党とも公共事業のあり方を争点に激しい論戦を展開中」―――。げっ!

福岡市は<長野県>より<財政破綻>で<再建団体>に指名された悪名高い北海道<夕張市>に近い。膨大な<隠れ借金>を負っている政令指定都市なのだ。それなのに<五輪招致>とは。それが<市長選>の<争点>というのだ。

長野県が<財政悪化>で苦しんでいるのは、まさに<長野五輪>で頂点に達した<土建国家的地方利益論>による露骨なゼネコン優遇が原因―――。
「戦後の長野県政は40年余、県庁OBの知事による官僚支配体制が続いた。2000年の田中氏の初当選は、そうした体制の打破への期待があった」とは8月7日の読売<社説>。ここまで明白なのに、長野県民はいったい何を血迷ったのか。

「『五輪を実現したいのでご協力をお願いします』。7月11日、福岡市天神の中華料理店。三選を狙う山崎広太郎市長は地元高校の同窓会に顔を出し、深々と頭を下げた」と記事は続く。げっ! 例のドブ板選挙のつもり。冗談じゃない。

山崎市長は<自民党>が押している。<2016年の五輪招致>が<売り物>という。懲りない面々だ。日本として東京と福岡のいずれを推すかは8月30日に決まる。招致に失敗すれば責任論が吹き出すのは必至という。招致運動に大金を投じたこと。大きな期待を裏切るからだろう。だが<仰天>するのは「自民党県連は『不可欠な公共事業はたくさんある。小泉改革は修正が必要だ』(幹部)と強気だ。背景には地元経済界の強力な後押しがある。五輪招致に関連する埠頭開発や道路などの交通インフラ整備で5千億円近い公共投資を見込む」―――と記事は続く。何たる厚かましさ。

「武部幹事長は新幹線の新駅が争点となった7月の滋賀県知事選で自民、公明、民主が相乗りした現職が社民支持の新人に敗れた原因を『公共事業に頼った公約が問題だった』と分析。他方、参院選を見据える青木幹雄参院議員会長は公共事業費の削減には反対だ」(日経)。面白い。鋭い指摘だ。

「民主党は山崎氏の二期目は与党と相乗りで支持したが、今回は対立候補を立てる。小沢一郎が知事選や政令指定都市市長選での与党との相乗りを禁止したからだ。地力で劣るだけに、対決姿勢に公共事業ばらまき批判は格好の材料だ」(日経)―――。
民主県連は山崎陣営を「開発型行政に戻ってしまった」と批判を強める方針。だが日経は「県議団と市議団の足並みは必ずしもそろっておらず、自前候補の絞り込みにも手間取っている。県連幹部は『司令塔不在だ』と嘆いている」と書く。

長野県知事選では<開発型>というより<土建国家的地方利益>論の村井仁に<連合>まで相乗り、民主県連は<自主投票>だった。情けない。いずれも<我が身可愛さ>―――。
<相乗り>志向は<ばらまき>依存、<オコボレ>頂戴ということに気づくべきだ。
<相乗り>は<小さい政府>志向ではない。<大きい政府>=<税金ドロボー>と心すべきだ。騙されてはダメ。参院議員会長の青木幹雄の意見を考えれば分かるはず。

<土建国家>的<地方利益>論」―――。驚くなかれ!<ミスター円>=元財務省<高官>の<榊原英資>氏の言葉。滋賀県の現職知事で破れた<国松善次>はこの典型。滋賀県の借金が<9000億円>になり、<財政破綻>しているのに<利益誘導>で<県政>に<権勢>を振るってきた。<自民・公明・民主>推薦と<オール与党化>していたのに破れた。知事も与党化した県議も<借金>を増やして<当選>した。税金を<クイモノ>にした。

榊原英資は「分権国家への決断」(毎日新聞社・2002年11月発行)に書いた。「土建国家的地方利益論は、明治以来の日本の政治の中心的イデオロギーであり、少なくとも1970年代までは、そこそこ成功してきたパラダイム」(12頁)―――。
だが長野県民は田中を当選させ、これに<NO>と言ったと榊原は気づいた。「地方政治家、県庁、建設会社の間に見られる政官業の複合体は、腐食し、汚職事件が相次いでいる」(20頁)と指摘した。福岡市、滋賀県、長野県のみなさん、もう一度、よく考えてください。
(平成18年8月18日)

8月6日の<長野県知事>選挙。大方の予想を裏切って<現職>の<田中康夫>知事が<落選>した。ショックを受けた火山。「長野県民にガッカリ。<手法批判>に騙され<利益誘導>復活を許すとは<お粗末>!」(8月7日)を投稿した。

びっくりしたのは関心の高いテーマだったからだろう。大勢の方に読んでいただけたらしく、火山ブログへのビジターが急増、普段の<3倍>近い<ビジター>でカウンターがドンドン進んだ。まさに<嬉しい><悲鳴>―――。
以下はコメントとしていただいた<生の声>と火山が<お礼>をかねて書き込んだ<コメント>です。

(長野県民・A氏)…「こんにちわ。はじめまして。私は長野県民ですが、今回の結果には、ほんとにがっかりし、ブログを書きました。TBさせていただきますね。ヤスオちゃん、確かにいろいろとパフォーマンス的で「あんなことしなければいいのに」って思うこともあったけれど、でもねえ・・マシな長野県になってきたんじゃないかと、結構誇りに思ってたんですけどね(哀)。悲しいっす」。

(火山)…「郵政民営化に反対した守旧派議員を<政策>でなく<手法>批判で選んでしまったツケは大きいと覚悟すべき時。悔しいけれど、その程度の<意識>しかないのが長野県の、そして日本の現状だったというべき。この無念と反省を次の機会に生かしたいものです」

(長野県民・B氏)…「長野県民です。まあ、ここに書かれている通りだと思います。ひとつわからないのは、最初は田中を応援してた主要な人物たちが、(某銀行元頭取は利益で動いてるのでしょうがないが、その他の人)村井陣営で、女性票取り込みに一役買ったり、マスコミや宣伝対策に携わったりしてるのは、なぜ? いやになったのなら、離れてあとは静かにしてるってのが普通だと思うんだけど・・・。 それだけ憎しみ(としかいいようがない)を抱くのはなぜ? この方たちの活躍がこの結果につながったのは否めない」。

(火山)…「田中を応援した主要人物が一転、村井陣営に走った。なぜ?火山も知りたい。だが日本人の悲しさ。政策より手法・姿勢を問うてしまう。自民党の方が巧妙です。<『摩擦・混乱…田中離れ<長野知事選>敗戦の弁、神妙に』と日経は書いたが―――>というのも投稿しています。感情より理性を優先しないと付け込まれる。主要人物に取り込まれる女性や雷同者も未熟です。悔しい」。

(長野県民・A氏<再度>)…「私的には予想外の結果。やはり田中氏にもう一期頑張ってもらいたかった。県があまり公にしたくないだろう<県が背負う借金>。これを県民に<大変なんですよwwだから将来不安なんですよww>と教えてくれたのは、田中氏が初めてだったように思う。ガラス張りの知事室の廃止・・・また新しく知事室や知事公舎も作る気なのだろうか。。。中止になったダムの建設も次々と着工するのだろうか。。。私個人的には、できることなら今すぐにでも長野県を脱出したい気分です」。

(火山)…「村井仁はすぐ<馬脚>を露すと思います。500を越える利権団体に手形を切った。「地域経済の地盤沈下」と日経は社説で批判的に書くが、まさに旧来型<バラマキ手法>への期待論。むしろこのチャンスに県民の覚醒、意識改革に期待したいと思います。地元マスコミも含め、正論に決起してほしい。頑張りましょう」。

(長野県民・C氏)…「はじめまして。私は長野県民ですが、あえて一言、言わせて頂きたい。私は長野県民が騙されたなどとは思っていません。今回の選挙では田中康夫に投票しましたが、嫌々、しました。投票の基準はどちらが良いか?ではなく、どちらが大嫌いでないか?でした。本当は、どちらにも投票したくなかった。棄権しようと思っていましたが、村井仁が当選する事は解っていたので田中康夫に投票しました。長野県民だって旧来の保守的な政治なんて土建屋か経営者以外、嫌いですよ。しかし、田中康夫は本当に口ばかりで、ただ、片っ端から歳出を減らしただけですよ。こんな事、ケチな小学生にも出来る事です。その他はタレント活動でした。あなたならばどちらに投票しますか?」

(火山)…「火山は7歳の春を飯山市で迎えました。雪国の春に美しい思い出を持っています。親友は松本市で生涯の伴侶と出会いました。長野県大好き。もちろん迷わず田中氏に投票します。これからのキーワードは<小さな政府>!歳出カットは最重要な政策。手法批判や感情で首長を選んでは困ります。政策で選んでください。日本と日本人を変える近道です」。

(火山)…「田中知事が『<嫌い>とか<歳出カット>をしただけ』とか思わされたことが<騙された>ということ。トラックバック『田中氏が与えた影響』を読んでください。火山が引用している『日経』も田中知事の実績はキチンと評価しています。日経の誤りは手法批判。自民党がいう<和をもって尊し>が常に正しいとは限らない。<騙し>の一つ。<ケンカ両成敗>などモッテノホカ。<正否>を論じないと困ります。論理が通じないのが日本人の悪しき習性。そろそろ卒業しませんか。何ごとも自覚から始まります」。
(平成18年8月10日)

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