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宇部市市小野(いちおの)から県道231号線を小郡方面に向かって進むと国木峠に差し掛かります。 現在でこそこのような切通しになっていますが、平成6年(1994年)まではここにトンネルがあったんです。 それが『国木峠隧道』です。 トンネルの竣工は明治44年(1911年) 当時はやっとこ馬車が通れるほどの狭いトンネルだったそうです。 戦後、トンネルと県道の拡幅工事が行われて、ようやく車が通行出来るようになりました。 (「市小野物語」より) 一寸不鮮明ですが、これが現役当時の『国木峠隧道』です。(「市小野物語」より) 僕も何度か通ったことがありますが、素掘りのトンネルだったような気がします。 ここは峠だけあって、およそ半径500m以内には”人のいる”民家がありません。 学生時代、夕方(薄暗くなってから)自転車でここを通った時には、さすがに気味が悪かったです。 ここを通った後なら「小野隧道」はムーンウォークで通れます。(ゆっくり通っても怖くないという意味) トンネルが出来る以前には、この上を「小野村里道本線第一項線(明治26年完工)」という道が通っていました。 その道も峠部分は切通しにしていたそうですが、それでも勾配がきつく、通行には難渋したようです。 『国木峠隧道』は小野、特に市小野で暮らす人々の悲願でもあったのです。 ※『国木峠』はここです
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トンネル
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萩市(旧阿武郡旭村)の矢代(やだい)というところにある『矢代隧道』です。 何となくお判りになるとは思いますが、現在は使われていません。いわゆる廃隧道です。 県道32号線の旧道で、トンネル前後の道路も廃道化しています。 トンネルは長さ36.5m、幅5.0m。昭和6年(1931年)に竣工しました。 こちらは南側(美東側)ですが、坑口の周りはそれほど傷んでいないようです。 この写真には捨てられたテレビが写っていますが、これ以外にも色んなものが不法投棄されていました。 嘆かわしいことです。 こちらは北側(萩側)です。 すぐ近くに別のトンネル(道路)がありますが、そちらが新道になります。 しかし現在では更に新しい道路(トンネルは無し)が出来たため、そちらのトンネルも旧道化してしまいました。 (まだ普通に使用されてはいますけどね) 短いトンネルですから怖いというような印象はありませんが、やっぱり寂寥感はありますね。 ※『矢代隧道』はここです。
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