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今期の「春の京都非公開文化財特別公開」最後の訪問先。 少々多忙だったため、前回記事からちょっと間が開いたけど、老後の備忘用(笑)。 臨済宗東福寺派大本山・東福寺は、紅葉の名所。 鎌倉時代の創建で、摂政関白・藤原(九條)道家が九條家の菩提寺として造営し、 奈良の東大寺と興福寺から「東」「福」の一文字ずつをとって寺名にした。 なんといっても広い。そしてきれい。 時間もあり全部見てないのが残念なところだが… ここからすでにワクワクするほど(笑) 美しいではないか。 通天橋が見える。 禅堂。 まずは、今回特別公開の「龍吟庵」をめざす。 「龍吟庵」。 写真禁止だったのが残念だが、それはとても面白いしつらえの庭たちだった。 枯山水で、白い石を敷き詰めた何もない無の庭。 竹の壁は稲妻を表している。 次は、雲間から顔をのぞかせる龍を岩で表現したもの。 表現がすごく面白くて好き。 三つめは、赤い石にいくつかの岩を配置しているのだが、 山に捨てられた赤子だった禅僧弁円をやや右の真ん中の横にした岩で表し、 その子を守る犬2匹を表す岩、赤子を狙うオオカミたちを取り囲むいくつかの岩で、 赤子の病による発熱を敷き詰められた赤い小石で、表現していた。 すごいなー。枯山水とひとことで言っても表現は無限。 庫裡の瓦が「東福寺」。 ここから、「方丈庭園」へ。 国指定 名勝・東福寺本坊庭園。 昭和の名作庭家・重森美玲の昭和14年の作。 「八相の庭」と命名された近代庭園の傑作。 「八相の庭」とは、四庭に配された「蓬莱」「万丈」「えい洲(ジュウ)」 「壺梁(コリョウ)」「八海」「五山」「井田市松(セイデンイチマツ)」「北斗七星」の八つを 「八相成道=釈迦の生涯の八つの大きな出来事」に因んで命名されたもの、だそうだ。 難しい… 南庭。 渦巻く砂紋が八海、五山を表す築山、 仙人が住むという島であるを表す岩・方丈、壺梁、蓬莱、えい洲。 正面見える門は「恩賜門」。 西庭。 さつきの刈込と砂地の市松模様で、井田市松。 北庭。 コケの緑と敷石の市松模様の小市松。 東庭。 雲文様地割に円柱の石で北斗七星。 後方の生垣が天の川。 ⇒「通天橋」編へ続く。
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