南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

大河ドラマ「篤姫」

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 最終回のオープニングはいつもと違って字幕が左から右に流れていました。回想も含めて登場人物が多いので仕方ないですね。公式HPでも紹介されていましたが、道が光るという演出になっています。
 天璋院(宮崎あおい)は本寿院(高畑淳子)、歌橋(岩井友見)、唐橋(高橋由美子)らと一緒に暮らしていますが、食べるものに恵まれていないためか唐橋が手に入れた外国の香水よりも食べ物のほうがいいと愚痴る本寿院でした。それでも香水を吹き付けて楽しんでいましたが・・・。そこに勝(北大路欣也)が気を利かせて鮭と酒を持ってきたので、本寿院は大喜びしています。
 天璋院は勝からいろいろな情報を聞いていましたが、勝も徳川宗家に付き従わなければならないため、なかなか勝に会えないでいたところに、薩摩からお幸(樋口可南子)と忠敬(岡田義徳)そしてしの(小林麻子)が会いに来ました。天璋院は母の教えに従って行動することができたことに感謝していましたし、お幸もそういう娘を持ったことを誇りに思うといい労をねぎらうことができたのは幸いでしたが、どういう経緯で薩摩からはるばるやってきたのでしょうか?実際は天璋院が薩摩に帰っていないので、何らかの形で二人を会わせようとしたのでしょうが、ちょっと無理があるかもしれません。
 帯刀(瑛太)は久光(山口祐一郎)に薩摩藩が率先して版籍奉還を行うことを働きかけ、そのためには自らが領地などを朝廷に返上すると言いました。久光は西洋の方式を日本で行うことに抵抗を感じているうえ、自分の家来だった西郷(小澤征悦)や大久保(原田泰造)が新政府で働いていることに不快をあらわにしました。帯刀はこれには触れずに下がってしまいますが、久光は斉彬(高橋英樹)が目指していた日本はこれでよかったのか問うています。本来ならば自分が率先して日本を変えていきたかったのでしょうが、かつての家来が主導しているのが無念だったのでしょうか?
 新政府は大久保(原田泰造)が主導していますが、西郷(小澤征悦)が薩摩に帰ってしまい廃藩置県を行うにも支障をきたしていました。そんな折に帯刀は病に倒れ大阪の病院で療養し、新政府の行く末を心配し西郷と大久保に手紙を書きますが、病状は悪化してしまいます。帯刀を看病していたお琴(原田夏希)は薩摩にいるお近(ともさかりえ)に帯刀の病状を密かに知らせていて、お近もついに駆けつけました。本来ならば険悪な雰囲気になりそうなものですが、そうはなりませんでした。懸命の治療も及ばず帯刀はお近に看取られ自身の人生に満足の言葉を残し亡くなりました。帯刀の死は大久保から直接天璋院に知らされ、天璋院は誰もいない部屋で泣き崩れてしまいました。私もさすがに帯刀の死に泣けてきました。
 京に帰っていた静寛院(堀北真希)が戻ってきて、勝と天璋院と静寛院の3人で芝居を見に行くなど時代は変わったものです。芝居の後の食事では天璋院と静寛院の二人がご飯をよそおうとしたところを勝の機転でお互いにさせたエピソードがあったのでそこはよかったと思います。最後に二人が家茂(松田翔太)のことについて語り合い、静寛院は天璋院と家茂が仲良くしていたのにやきもちしていたと言い、天璋院は家定(堺雅人)を亡くした後支えてくれたことを言いました。今後二人はまた会うことを約束しますが、ここで静寛院の死がナレーションのみでしか紹介されずにスルーしていたのは残念でした。あとで静寛院が死んだことを悲しむシーンもなかったし・・・。そういえば静寛院の衣装が町娘風に見えたのは私だけでしょうか?
 当主の家達(吉武怜朗)の婚約が決まり、家達と婚約者の近衛泰子(長谷川愛美)と天璋院の3人が写真を撮るのですが、カメラマンは何とかつて瓦版売りをしていた太吉(コロッケ)と千吉(三谷昌登)でした。笑わない泰子を得意の顔芸で笑わせて写真を撮っていたので、まさか特技がここで生かせるとは面白いですね。写真を撮り終えたとき、天璋院は別な部屋でかつての大奥仲間と再会します。滝山(稲森いずみ)は養子夫婦を迎えていて、怖さは相変わらずですが幸せのようでした。かつての大奥の面々が新しい生活を見つけたことを喜んだ天璋院はみんなで写真に写ることを思いつきました。ここで千吉が今度はみんなをどう笑わせようか心配してたのですが、太吉が「その必要はねえよ」と言ってみんなが笑顔をしているのを見て撮影したあたりは、コロッケさんを単に笑わせるだけの役でなく、ちょっと見せ場を作っていたのがよかったです。
 いったんは帯刀の手紙で手を組むことになった西郷と大久保ですが、政府内で対立したため西郷は薩摩に帰ることになり、天璋院に恩は一生忘れないといって別れることになりました。西郷は西南戦争で「こいでよか」と言って自刃、翌年には大久保も襲われ西郷の名前を口にし息絶えました。二人の最期のシーンが短かったため、いまいち感情移入できなかったのが残念です。もう少しこのあたりは時間をかけてほしかったのですが・・・。西郷と大久保の死で落ち込んでいる天璋院に対し、お近が手紙と香木を送り帯刀の子にいろいろな人のことを教えて育てる決意を伝えていました。
 それから数年がたち天璋院は勝に、人には天命があることを話しますが、このときもしかしたら自分の役割は終わったと悟ったのかもしれません。そして縫い物をして一人になったときに静かに天璋院は生涯を閉じたのでした。あまりにすんなり終わってしまったような感じで、拍子抜けだったような気もしますが、天璋院の魂は薩摩に帰っていったのでしょう。結局、重野(中嶋朋子)を薩摩に連れてく約束は果たせなかったですね。
 最終回の感想を書くのにいつも以上に時間がかかってしまいました。2回見るといろいろ気づかされることもあり、書く量も膨大になってしまいました。今年も見続けることが出来ました。次回の「天地人」はどうなるでしょうか?

 P.S. 先週の金曜日に宮崎あおいさんがスタジオパークのゲストで出ていましたが、今の彼女を見るととても天璋院を演じたとは思えないくらいかわいいですね。宮崎さんは後半の方は樋口可南子さんを意識して演技してたそうですが、実の母から樋口さんみたいだといわれ嬉しかったようですね。彼女の演技力はすごいと思いました。

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天璋院は明治の世になっても徳川家の面倒を見ていたんですね。感心しました。さて来年の「天地人」はどんなドラマなのでしょうか?今から楽しみです。

2008/12/19(金) 午前 1:03 [ 秋太郎 ]

天璋院は大奥の人たちや徳川家の行く末を見届けて亡くなった感じがします。「天地人」の初回までまだ2週間ありますが、待ち遠しいです。

2008/12/21(日) 午後 7:33 [ 南部 ]


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