南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

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1.あらすじ
 
 本能寺の変から3年がたち、秀吉(笹野高史)が天下取りに大きく前進していましたが、兼続(妻夫木聡)のもとに初音(長澤まさみ)が訪ねてきました。本能寺の変以来消息不明だった初音は秀吉に対してどう対応するかを探りに来たのですが、兼続の言葉を聞いて安心したのか真田の庄に帰っていきました。
 秀吉は越中を制圧し上杉家の越後と接することになりましたが、秀吉は景勝(北村一輝)との会見を希望したうえに、自ら越後に出向き会見場所も上杉方で決めていいと大きく出ました。景勝は上洛させられることを気にして会見に反対しますが、兼続はあった上で反対するようにと強く主張しました。結局、景勝は会見に出ることになりましたが、そのかわり何もしゃべらないと言い放ちました。
 落水で会見するために秀吉がやってきましたが、秀吉は兼続をはじめとして上田衆の家臣たちの顔を見て名前を言うなど好印象を与えていました。いよいよ会見で秀吉は三成(小栗旬)とともに景勝、兼続との会見に挑みました。秀吉は景勝に対して雑談で何かと言葉を引き出そうとしますが景勝は何もしゃべらないため一回席を離れます。秀吉は率直に話したほうがいいと思い、戻ったときに京都の案内するから来ないかと切り出します。兼続は周りと話し合ってからと即答を避けますが、三成がここで回答を得なければ帰れないと即答を求めました。いままで黙っていた景勝ですが、秀吉が民のためと言ったこともあってか「上洛いたす」と応じたのでした。景勝の言葉に驚いた兼続ですが、景勝は魚津城の攻防によって救われた命を無駄にしていいのかと思い応じたとの言葉に納得したのでした。
 その夜の宴では兼続は三成にお酌しようとしますが、三成はお酒は飲まないと言い断ります。三成は兼続に安土城で助けたことを話して兼続は思い出しましたが、そのあと三成がずけずけとものを話したことにより兼続は怒りのあまり杯の音を立ててしまいました。

2.感想

 今回の冒頭でのキャストの紹介ですがいつもより登場人物が少ないようで、後半は泉沢(東幹久)と秀吉の二人だけでした。回によっては字幕が出る間隔が長かったりとバランスがいまいち悪いような気がします。ちなみに兼続の弟与七(小泉孝太郎)は今回から「小国実頼」に改名していますが、養子になった経緯がスルーされていたのが残念です。
 本能寺の変から3年の間に秀吉が力をつけていた間に、上杉家はいったい何をやっていたのだろうと疑問を感じますが、御館の乱の混乱はまだ続いていて越後国内では新発田重家の反乱がまだ制圧されていないこともあって、ほとんど勢力を拡大することが出来なかったようです。
 天下にしか興味のないはずの初音がなぜ兼続のことを気にするのか疑問ですが、お船との確執の兆しもありそうで面白くなりそうです。今回はかよ(あき竹城)が兼続に初音との関係を厳しく問い詰めたり亡霊のごとく外から見ているのには笑えました。
それにしても「天地人」での三成はかなりの毒舌家ですね。秀吉が福島正則や加藤清正との仲を心配するのも無理ありません。兼続は書状でのやり取りでは三成を評価しているものの、いまのところ二人が歩み寄る気配は全くありません。どうしたら二人が接近するのか気になりますが、それは次回の楽しみとなります。

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