南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

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 今回は平井収二郎(宮迫博之)の切腹があってつらい話なのですが、時折笑える話もありました。
 龍馬(福山雅治)を土佐へ連れ戻そうとした兄・権平(杉本哲太)が龍馬を待つ間に勝塾に体験入学させられてしまいました。点呼で発声が遅れてしまい教官の佐藤与之介(有薗芳記)に怒られて土嚢を持ち上げる罰ゲームを受ける権平はかわいそうですが、体験をしたことによって龍馬の行動を若干理解できるようになったので結果オーライですね。しかし、10年後に土佐へ帰ることは叶わなかったわけで、権平が道半ばで命を落とすなと言い残したのがむなしく聞こえてしまいました。
 弥太郎(香川照之)の妻・喜勢(マイコ)が弥太郎と結婚した理由には笑わされました。占いでクソまみれの人がいいと言われたからって、肥溜めに落ちた弥太郎を運命の人だと本気で思ってしまうというのは、違うだろとツッコミたくなりました。弥太郎の商売がうまくいかなくても、そこまでついてきてくれる喜勢はいいお嫁さんです。ところで、喜勢が弥太郎におまけをつければと言ってましたが、それは何か浮上のきっかけになるのか気になります。
 土佐に帰った半平太(大森南朋)は収二郎を助けるべく容堂(近藤正臣)に訴えようとしますが、そこに立ちはだかったのが後藤象二郎(青木崇高)でした。後藤はおじの吉田東洋(田中泯)の殺害を指示したのが半平太と睨んで収二郎を拷問にかけますが、収二郎は半平太から聞いていないので言えるわけありません。容堂は収二郎に東洋暗殺のことを聞くのはやめると言って半平太をいったん安心させたのもつかの間、本来の逮捕理由である藩に断りなく朝廷と接触した罪で収二郎に切腹を命じてしまいました。ちなみに近藤正臣さんはこのシーンのあとでクワガタに耳をはさまれたそうです。
 半平太が収二郎に獄中で詫びるシーンはつらすぎます。自分がやってきたことで収二郎を死に追いやってしまったことを悔やむ半平太に、収二郎は勤王党がなければ自分はなかったことと切腹は武士の誉れと言って半平太をなぐさめるのもつらいです。宮迫さんの役者としての姿は素晴らしかったです。また何年後かに大河ドラマで見てみたいですね。
 収二郎が切腹したということで加尾(広末涼子)が久々に登場しましたが、兄の理不尽な死に方が理解できないのは当然ですし、自分が龍馬と別れてまで京でやってきたことが意味あったのかやりきれない思いが強いのは仕方ないですね。加尾については今後どこかで出る機会があるのでしょうか?龍馬は勝(武田鉄矢)や横井小楠(山崎一)の言葉が頭に深く残ってしまっていますが、それにしても小楠がデモクラシーのことを「デモクラチン」とかって言ってたような気がしました。この変な英語の言い方は、かつての英会話教室のCMのおじさんを思い出しますね。
 収二郎の死から間もなく、半平太にも魔の手が及ぼうとしています。

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