南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

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 「新選組!」以降は大河ドラマを欠かさず見続け、「功名が辻」からは感想を書くようになりましたが、今年も「龍馬伝」を見続けたいと思います。
 「龍馬伝」は原作本のないオリジナル作品だそうで、オリジナル作品は2004年の「新選組!」以来となります。坂本龍馬が主人公の作品といえば司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」が有名ですが、大河ドラマでは1968年にすでに放送されています。そのため今回はオリジナルなのでしょうか?とはいえ、司馬氏の影響は少なからず出ると思います。ちなみに、1966年の「源義経」の原作は村上元三氏ですが、2005年の「義経」では資料提供として村上氏の名前が取り上げられています。
 ドラマの冒頭では明治15年に新聞記者の坂崎紫瀾(浜田学)が岩崎弥太郎(香川照之)に取材をし、坂本龍馬(福山雅治)について聞くというものでした。岩崎は龍馬のことが大嫌いだったと言いましたが、笑顔を見せたりしていましたので、二人の関係がどう扱われるかが楽しみです。ちなみに、新聞記者の坂崎紫瀾は実在の人物で、彼が新聞で龍馬を扱った「汗血千里駒」を連載したことによって、現代でも龍馬が知られるようになったと言えるわけで、彼の果たした役割は大きいですね。
 正直なところ、私は龍馬の前半生はあまりよく知らないので、ドラマのどこまでが史実なのか創作なのか分かりかねます。今回は「上士と下士」ということで、身分差別を取り上げていましたが、本当なのか大げさなのか謎です。少なくとも龍馬の母・幸(草刈民代)が龍馬を助けようとして、それが元で病が悪化して亡くなるというのは創作のようですが・・・。どこの藩でもこういう身分制度があったのか分かりませんが、土佐の場合は関が原以降に移封してきた山内氏の家臣の流れの上士と、それ以外特に旧長宗我部氏の家臣の流れの下士という構図なので、根が深そうです。まるで、インドのカースト制度なみですね。
 それにしても、子役と大人の役はあまり似ていないことが結構多いのですが(昨年の「天地人」だと、上杉景勝役の北村一輝さんと子役の溝口琢矢さんなど)、龍馬の子役(濱田龍臣)は髪型とかが福山さんに似ていて可愛かったですね。
 子どもの頃のつらい経験もあって今の龍馬は上士にも低く出てしまうのもやむを得ないところですが、一方で先のことも考え始めているようです。

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