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今回のタイトル「母の愛憎」についてメインは本寿院(高畑淳子)ですが、一方では大久保(原田泰造)の母フク(真野響子)にもスポットを当てています。 |
大河ドラマ「篤姫」
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今回のハリス(ブレイク・クロフォード)と家定(堺雅人)の会見をめぐる動きは見ごたえありました。家定はハリスとどう会おうか篤姫(宮崎あおい)に相談したりと、二人だけの時は五目並べをしながらも楽しんでいていい雰囲気です。しかし、慶喜(平岳大)を次期将軍に推すという役割は彼女にとって重いものであります。幾島(松坂慶子)からはしくこく言われるうえに、斉彬(高橋英樹)からも家定と慶喜を会わせるようにと難題を突きつけられます。密命を果たす役割はあるものの、今の篤姫は単純に家定の妻でいたいというのが複雑ですね。 |
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家定(堺雅人)は火薬を使ったいたずらをして皆を驚かせるなど相変わらずうつけを演じていますが、去り際に篤姫(宮崎あおい)に向けた視線はまじめな感じに見えました。家定と会話を進めるために篤姫が使ったのは囲碁でした。ただし、家定は囲碁そのものはしないため、かわりに五目並べをすることになりました。当時も五目並べはあったのか分かりませんが、家定は夢中になっていました。篤姫の前でうつけでなくなっただけでも関係がよくなったといえそうです。 |
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次期将軍をめぐって水面下での攻防が活発になりつつありますが、斉彬(高橋英樹)は一橋慶喜(平岳大)に面会しました。西郷(小澤征悦)は不安を感じますが、ほかにふさわしい人物がいないので仕方がないようです。ところで過去の大河ドラマでの徳川慶喜を見ると、才能はあるものの態度があいまいという姿がよく見られます。10年前の『徳川慶喜』では本木雅弘さんが演じていますが、私は見てはいたもののなぜかあまり覚えていないのです。『新選組!』では今井朋彦さんが演じていて、今でもたまに消臭プラグのCMで見かけますが、実際の慶喜と似ているかはともかくとして印象に残っています。さて、今回の平岳大さんですが、『篤姫』で第2回まで調所広郷役で登場した平幹二朗さんの息子さんだそうです。お父さんが早く姿を消したので代わりに活躍を期待したいですが、果たして・・・。 |
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篤姫(宮崎あおい)は家定(堺雅人)の真の姿を確かめようとするのですが、家定が篤姫のもとに来ようとしないのではどうにもなりません。家定に子どもを作らせようと必死な本寿院(高畑淳子)が歌橋(岩井友見)、幾島(松坂慶子)、滝山(稲森いずみ)と集まっていろいろ考えるところはかなり面白かったです。しかも篤姫の頭にかんざしをさそうとする3人に対し、あくまでも冷静な滝山の対比がいい味出しています。子どもを作るという共通の目標がある今は本寿院も強い味方と言えますが、もう一つの次期将軍のほうは難しいようで、これがのちに篤姫を苦しめることになりそうです。 |



