南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

大河ドラマ「天地人」

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 まずは家康(松方弘樹)が兼続(妻夫木聡)と政宗(松田龍平)に秀忠(中川晃教)の指南役になるように頼むところですが、家康は二人に対して完全に心を許しておらず、家康なりに二人に忠誠を誓わせたといっていいのでしょうね。最初は素直に受け入れなかった兼続も家康の子どもに対する思いを聞いてやっと受け入れたのでした。
 景明(太賀)が成長してこれから活躍を見せるかと思われた矢先に、景明は病でこの世を去ってしまいました。最終回になるといろいろな人物が亡くなるのを多く見ることになりますが、ドラマでは最後まで健在だった泉沢久秀(東幹久)や甘糟景継(パパイヤ鈴木)などの上田衆は実は兼続よりも前に亡くなっています。ここまでくればそこまでこだわるものでもありませんが・・・。あと、最終回に現れた初音(長澤まさみ)は石田三成(小栗旬)の遺志を継いで海外へ旅立っていますが、どんなツテを使ったのでしょうか。この頃だと朱印船と推定されます。
 最後のシーンですが、兼続(妻夫木聡)は亡くなったのか、それとも単に眠っているだけなのか解釈に悩んでしまいました。最後はお船(常盤貴子)が兼続の手に紅葉の葉を乗せて終わる形になりました。
 今年はいまいち感情移入しづらかったですが、何とか見続けることが出来ました。来年の「龍馬伝」も気になりますが、その前にスペシャルドラマ「坂の上の雲」が来週から始まります。私にとってあまり馴染みのない時代、というか日本史の問題でも近代史は苦手ですが、どんなドラマなのか見たいと思います。

 今までは家康(松方弘樹)に何らかの形で抵抗していた景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)でしたが、大坂の陣に際しては景勝は委細承知と答えるしかありませんでしたし、兼続も秀吉(笹野高史)や利家(宇津井健)の言葉を引き合いに出すも反故にされてはこれ以上抵抗することも出来ません。福島正則(石原良純)が必死で止めようとするも家康は聞く耳持たず、もう徳川家に抵抗できる大名はありませんでした。
 大坂の陣については戦のシーンはほとんどないうえに、幸村(城田優)が家康を脅かすのもなかったのでかなり不満でした。今回の淀(深田恭子)は千姫(川島海荷)を助けようとするなどある程度は良識があるふうに扱われていましたが、最後のシーンは物足りなく見えました。「功名が辻」のように自害するのを拒否して家臣に刺し殺されたというサプライズは欲しかったですね。
 次回いよいよ最終回ですが、いつもより放送回数が少ないため、やや話が飛びまくっている気がします。どうしめくくるのでしょうか。

 仙桃院(高島礼子)が病に倒れ、謙信(阿部寛)が遺言したのは嘘だったことと、景勝(北村一輝)は謙信を超えたと言い残し亡くなりました。戦に関しては謙信が上ですが、景勝は上杉家を守ることに関しては謙信を上回っていたということでしょうか。
 勝吉(黄川田将也)の再婚については詳しく扱われませんでしたが、実際は実頼の娘と再婚したそうです。あと、勝吉が直江家を去った本当の理由は何でしょうか?史実の彼は謎だらけですが、上杉家から前田家に行った際には妻や他の家臣も同行したそうなので、何か人望はあるのかもしれません。
 少しの間楽しませてもらった竹松(加藤清史郎)も今回で終わりと言うことで寂しいですが、さすがにこれ以上引っ張るのは無理なので仕方ないですね。それで成長した竹松は景明(太賀)として登場しました。太賀さんについて調べたところ、過去の大河ドラマでは「風林火山」に上杉憲政の息子竜若丸として登場していました。
 いよいよ大坂の陣となるわけですが、「国家安康・君臣豊楽」を見つけたのが遠山康光(螢雪次朗)なので、崇伝の役割をいつのまにかしていますね。どこまで出るつもりでしょうか。

 直江家の婿に迎えた勝吉(黄川田将也)はお松(逢沢りな)心を開かないばかりか、一方では徳川家の使者&スパイとなっているため、どうも好きになれません。お松が亡くなるときも近くに行こうとしませんでしたが、兼続(妻夫木聡)からお松が生前に着物を編んでいたことを教えられ初めて涙を流すのでした。でも遅すぎました。
 それにしても、お松の妹のお梅(並木瑠璃)の死はナレーションのみだったため、忘れられてしまってるのではないかと思えてしまいました。竹松(加藤清史郎)がお松が亡くなるときに近くにいなかったような気がしますが、よく考えると竹松に病を移すわけにはいけないので近づけさせなかったのかもしれませんね。ちなみにお梅役の並木瑠璃さんはお船(常盤貴子)の幼少時代も演じていたそうですが、全く覚えていません。「さんまのスーパーからくりTV」で有名になったらしいですが、私はその時間は違う番組を見ているため知りませんでした。お松役の逢沢りなさんのHPも見ましたが、雰囲気は違いますね。

 逢沢りなさん(お松役)HP
 http://www.box-corporation.com/rina_aizawa/index.htm

 並木瑠璃さん(お梅役)HP
 http://www.namikiruri.com/index.html

 実頼(小泉孝太郎)追放については、ドラマでは勝手に婚儀の取り止めを言い出したということにしていましたが、それだけだと徳川方が反発するには弱いと思います。史実では実頼は政重を迎えるために兼続が遣わした使者を斬って出奔していたそうですが、なぜドラマでは違う形にしたのでしょうか。あくまでも家康(松方弘樹)の企みにもっていこうとしたのでしょうか。
 榊原康政(川野太郎)が兼続(妻夫木聡)に景勝(北村一輝)の子を人質としてよこすか、実頼の首を差し出すかの難題を突きつけたのには応じるわけにいかず、兼続は本多正信(松山政路)に直に詫びることで何とかなりましたが、怒っているのは正信というより息子の正純(蟹江一平)が怒っていましたね。ただ怒っているだけかと思いきや、兼続の覚悟に歩み寄りを見せたのでまだよかったですが。というわけで前回私が言っていた「どんど晴れ」の出演者は蟹江一平さんでした。泉沢久秀(東幹久)とは立場は違うものの一緒のシーンもありましたので、ちょっと嬉しかったです。
 実頼が暴挙に出たきっかけを作っていたのは福島正則(石原良純)ですが、福島も自分ではどうにもならないむなしさを感じており、その後大坂の陣でどういう描写がされるのか。幸村(城田優)の活躍にも期待したいところです。そういえば実頼には妻のお栄(小沢真珠)がいたはずですが、彼女って一回しか見なかったような気がします。お船(常盤貴子)と比較して出してもらえれば楽しめたはずですが、残念ですね。
 次回、本多政重(黄川田将也)が直江家の婿としてやってきますが、兼続に相次いで悲劇がやってきます。

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