南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

大河ドラマ「天地人」

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 兼続(妻夫木聡)が雲洞庵で蟄居していた時に与七(小泉孝太郎)がお藤(田中美佐子)の具合がよくないから帰るように言うものの、兼続が断るシーンがありました。兼続がそこまで頑なになっているのが気になりましたが、自分が必要とされていないのではという心配もあったのかもしれません。ところで、兼続が石を重ねて往復して祈っているのは、どういう信仰でしょうか?お百度参りのようなものだろうと思いますが、兼続の願いは母の病気平癒なのでしょう。
 お藤が危篤になり帰ろうとしない兼続を北高全祝(加藤武)が喝を入れてやっと帰ったものの、お藤は兼続に何かを言おうとするもそこで力尽きてしまいました。与七は兼続になぜもっと早く来なかったと責めますが、惣右衛門(高嶋政伸)は臨終には間に合ったのだからと止めました。帰らなければもっと後悔していたでしょうが、兼続には母が何を言おうとしたのかが聞けなかったことが心残りでした。そういえば、公式HPにはお藤の手にお守りがあって中には与六から贈られた干菓子が入っていたとありましたが、そのシーンって放送されてなかったような気がしますが、カットされたのでしょうか?
 お藤の四十九日法要にはお船(常盤貴子)も参列し、お船を送った後にみた紅葉を見たときにお藤が幻として現われ、兼続が幼少時に言われた紅葉の話を思い出しました。そこにお船が近づき兼続は紅葉の話をするのですが、お船も紅葉を亡くなった父景綱(宍戸錠)に重ねて見ていたのは、いいシーンだと思いました。兼続がもう泣かないと宣言したあたりでは、お船がその言葉もっと早く聞きたかったと本音を言っていました。ところで、前回スポットライトについて私は違和感を持っていましたが、今回は慣れたためかそれともこの場面がよかったためか、前回ほどは違和感なく見れました。
 次回、上杉家に激震が走ります。

 今回の話を見てどうしても気になったことがあります。兼続(妻夫木聡)が若い兵士と闘ってその兵士が命乞いをするシーンや、景虎(玉山鉄二)の家臣が犬に「喜平次」(景勝(北村一輝)の幼名)と名づけてからかうシーンなど、いたるところでまわりが暗くなって兼続の付近にスポットライトをあてるという演出がされていました。舞台じゃないのだから、こんな演出はしてほしくなかったですね。それが私の中でかなりひっかかってしまったので、興ざめしてしまいました。今回は内容そのものについては触れる気になれませんのでご了承ください。
 何にも触れないのでは悪いので、個人的に注目したところをいくつか書きます。兼続が若い兵士を切るのを躊躇していて、そこに駆けつけた池上彦五郎(松原正隆)が兵士に怪我を負わされるところがありましたが、怪我した池上を演じた松原正隆さんを皆さんはどこかで見覚えないでしょうか?実は某風邪薬のCMで決闘をする二人の侍のうち、クシャミをして斬られてしまう侍をやっている方です。顔がよく見えなかったのが残念ですが、後の回でまた出るらしいので今度は大きく映ってほしいですね。
 あと、景虎の家臣が犬に「喜平次」と名づけてからかうシーンですが実際にやったかはさておき、以前の大河ドラマでも似たような話があったのを思い出しました。2005年の「義経」で平宗盛(鶴見辰吾)が源仲綱(光石研)の馬を強引に手にしたものの、馬が言うことを聞かなかったためその馬に「仲綱」と名づけてからかっていました。結局それが遠因となって源氏と平家が衝突することになりました。今回にしても今後に禍根を残すことになるわけで、動物をいじめに利用するのはよくないですね。
 そういえば織田家中での北陸攻めを決めるやり取りについて、秀吉(笹野高史)と勝家(菅田俊)が先を争うのですが、勝家が北陸攻めに決まって、秀吉が中国攻めをするようなニュアンスになっていました。通説では最初は勝家のところに秀吉が援軍で来たものの、対立して秀吉が勝手にその場を離れてしまうというのが知られているだけに、何か違う気がしました。
 次回は元のテンションに戻して見ようと思いますが、兼続にとっては悲しい別れが訪れるようです。
 

 初音(長澤まさみ)の設定について真田幸村の妹から姉に変更されましたが、原作ではもともと姉だったということで、元に戻したことになります。前回の感想で設定がおかしいとは思っていましたが、関係をもつことについては知りませんでした。原作見てないので分かりませんが、それでは兼続(妻夫木聡)とはどちらが年上なのか気になります。
 初音の計らいにより別室で一人待機していた兼続は秀吉(笹野高史)にも会うことになりますが、秀吉からは信長(吉川晃司)に反論するなと忠告されます。いざ信長と面会し謙信(阿部寛)のことを聞かれた際に義のことを言うのですが、信長からは義は戦をする口実にすぎぬと言われてしまい、つい信長に義がなければ獣と同じといってしまったために、面会後に信長は兼続の殺害を指示しています。結局は石田佐吉(小栗旬)に命を救われていますが、兼続にとってはいい経験ができたようです。
 帰国後に兼続は謙信、景勝(北村一輝)、景虎(玉山鉄二)と一緒にいるときに信長の考えにも一理あると言ってしまいますが、謙信が義を重んじるのは兄との対立によるところがあったことを打ち明けています。その後、謙信は今までにない犠牲を伴うことを恐れ、信長との対決に踏み切れません。謙信はお悠(吉瀬美智子)の言葉も受け入れることができずに、お悠は謙信のもとを去ることになり仏門に入ることはお船(常盤貴子)の口から聞くことになります。直江景綱(宍戸錠)の娘と謙信については、2年前の「風林火山」でも浪(占部房子)が出ていますが、時代が違うので実在は疑ったほうがいいようです。もう少し吉瀬さんを見たかったのですが、ここで見納めになりそうで残念です。
 お船は婿を取ることを兼続に話しますが、本当は兼続に止めてほしかっただけにがっかりしたように見えました。その後、兼続は景勝に言うべきか迷うのですが、景勝は突然謙信の元に向かい出陣の決断を強く訴えます。普段はしゃべらない景勝がそこまで言うのはなぜでしょうか?もしかすると、お船の婿取りの話を実は知っていて、そのショックをぶつけたのかもしれません。ともあれ、ついに謙信は決断しました。
 次回、兼続の初陣となりますが、トラブルが起こります。

 今回は個人的に見せ場は少ないような気がして、感想を書くのは難しいですが、なんとか進めていきます。
 越中から凱旋帰国した景勝(北村一輝)たちは宴を開いて楽しげですが、一方の景虎(玉山鉄二)は蚊帳の外で寂しい思いをしています。景虎の孤独をいやしていたのが景勝の妹の華姫(相武紗季)であり、謙信(阿部寛)もこれを機会に二人を結婚させることにしました。二人はつかのまの幸せを感じていましたが、この幸せはいつまで続くのでしょうか?
 景虎と華姫の婚儀の祝い品を探そうとした兼続(妻夫木聡)は成り行きでお船(常盤貴子)と一緒に行くことになってしまいますが、兼続は自分のことを子ども扱いするお船を快く思っていません。二人が雨宿りをしているところはいろいろなやりとりがありましたが、兼続がお船に景勝のことをどう思っているか聞いたときに、逆に自分のことはどう思っているのか聞き返され、兼続は答えられずに思わず外に出るあたりは若いですね。
 そんなお船ですが、兼続が櫛を見つめていた姿を見て何やら複雑な様子なのが印象的です。櫛の事を聞いて母・お藤(田中美佐子)にあげると聞いたときは女はまだ早いと言いつつ、実はほっとしていたようです。姉のお悠(吉瀬美智子)にも兼続のことをつっこまれたりして、幼なじみ以上の感情があるようです。それにしてもお船が幼少の頃に兼続のせいで足を怪我したのを覚えていないというのもどうなんだと思ってしまいます。
 今回の注目は織田信長(吉川晃司)から謙信に洛中洛外図が送られ、信長の使者として初音(長澤まさみ)が現れたことです。ポルトガルの服を着ている彼女は異様ですが、屏風の真意を探るために兼続は信長に会おうとします。彼女の正体は謎ですが、公式HPを見ると設定に難がありそうです。「功名が辻」の小りんみたいに中途半端な感じにならなければいいのですが・・・。今回はこのくらいにします。
 兼続と信長の対面、そして初陣はどうなるのでしょうか?

(1月27日追記)
 nifiruheimuさんのコメントを見て、上杉景虎が登場するドラマって言われてみればないような気がしたので調べました。大河ドラマでは「武田信玄」(1988年)、民放では「おんな風林火山」(1986年)に出ていたようです。いずれも私は見ていないか覚えてないかなので、どうしようもありません。
 ところで「おんな風林火山」とはどういうドラマだったのでしょうか?Wikipediaなどで調べてみましたが、「大映ドラマ」の一つで珍しい時代劇であり、松村雄基さんや伊藤かずえさんなど「大映ドラマ」でおなじみの俳優さんが出ていたそうです。題材としては面白そうなのですが、当初20数回放送予定だったのが16回で打ち切りになったそうです。実は当時の裏番組に「独眼竜政宗」があり、私もそっちを見ていたので全く知りませんでした。
 話がそれてしまいましたが、今回初めて上杉景虎についてドラマで大きく扱うことになるわけで、私自身上杉景虎の人物像がほとんど分かりませんのでどう見せてくれるか楽しみですね。

 前回子役から妻夫木さんに交代したわけですが、この間が8年くらいあるため上杉家の動向というのがスルーされているわけで、話がいまいちつながっていないような気がします。ドラマを見るうえで押さえておく点をいくつか紹介しようと思います。
 まず上杉と武田との関係ですが、1564年に最後の川中島の戦いがあって以降は合戦はありません。次に養子の景虎を迎えた経緯ですが、武田、北条、今川の三国同盟は1568年に武田信玄が今川家に侵攻したため崩壊します。北条氏康は信玄に対抗するためかつての宿敵であった上杉家と同盟します。そのときに人質として氏康の息子(のちの景虎)を養子に迎えることになりました。しかし、上杉謙信は養子をもらったことに満足したのか、または北条家を見下したのか分かりませんが、軍事協力をほとんどしなかったようで、北条家も上杉との同盟を見直すことになり、北条は上杉と手を切り武田と再び結びつくことになりました。背後が安全になった武田信玄は上洛を目指し、徳川家康を撃破して京を目指していたのですが・・・。
 川中島付近で高坂弾正(大出俊)を見かけた兼続(妻夫木聡)は上杉家の軍議で越中から京を目指すべきと言うものの、自分の意見ではなく景勝(北村一輝)の意見として述べています。景勝自身はどう考えているのか分かりませんが・・・。景虎(玉山鉄二)が越中平定を優先すべきと言うと謙信(阿部寛)はそれを取り上げてしまいました。養子の二人は何かと比較されていますが、家中の人気は完全に景虎の方が上で、景勝に景虎より勝っているとこはないかと聞かれて兼続はないと言ったら景勝がカクっときていたのは笑えました。そういえばこの前の土スタで阿部寛さんがゲストでしたが、北村一輝さんのことを悪人ヅラって言ってましたね。
 川中島に行ったことを仙桃院(高島礼子)にきつくしかられた兼続は帰りの道中で暴れ馬に遭遇し子どもをかばうのですが、ウマを手なずけたのがお船(常盤貴子)でした。完全に子ども扱いされてしまった兼続はお船をあまりよく思っていませんでした。宴で二人は再会しますが、そこでお船が直江景綱(宍戸錠)の娘であることを知ります。一方、景虎が舞を見せたのに対し、景勝は踊ろうとしないので代わりに兼続が踊るのですが、景勝もあの場は何とかしてほしいです。ちなみに景勝はお船にお酌されてあきらかに動揺していました。この席で兼続は武田信玄は死んだのではないかと思ったことを謙信に言います。まもなくその知らせは各地に飛び、織田信長(吉川晃司)は「天地人」を口にし、自分に流れが来たことを実感します。
 兼続は最近景勝の様子がおかしいと思い、景勝の妹の華姫(相武紗季)に聞くとお船に恋しているとのことで、お船が廊下に姿を現すと景勝はわざと刀の手入れを見えるようにやったりと明らかに挙動不審です。そこで兼続はお船にニセの手紙を渡して景勝とお船を二人っきりにさせようとしますが、景勝は兼続のしわざと分かったもののせっかくのチャンスを生かすことができず、お船とはそれで終わってしまいました。景勝についてはなんとも煮え切らない感じがしますが、そのうちきれいなお嫁さんが来ますからそこは心配無用かも・・・。
 景勝の出陣を前に兼続は留守を守ることになり、足手まといになっている自分に涙しますが、景勝には葬式じゃないとからかわれてその場はなごみました。それにしても登坂藤右衛門(パパイヤ鈴木)の頭はでかすぎです。あの髪型ではカツラも普通サイズは無理なんでしょう。お船に誤解を解くために会おうとしたときにお万(萬田久子)からお藤(田中美佐子)が発作で具合を悪くしていることを聞かされ手紙を見てまた涙します。そこをお船に見られ泣き虫と言われていますが、小さいときの二人のエピソードというのは子役で見せてほしかったです。
 次回、長澤まさみさんが登場します。


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