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龍馬(福山雅治)が最初にグラバー(ティム・ウェラード)に交渉を持ちかけたときは断られてしまいますが、改めて龍馬がグラバーに話を持ちかけたときには本当のことを話し、乱入したお慶(余貴美子)にも助けられ交渉の入り口にたどり着きました。グラバーは日本語は分かるようですが、話の核心をつくと英語が入り混じるところが面白いですね。いろいろな取引を経験したグラバーでも薩摩名義で長州がお金を出すことや、亀山社中のもうけがないというのは、規格外で驚くしかなかったようです。
龍馬は交渉の入り口を開いただけで、あとの交渉は長次郎(大泉洋)と惣之丞(要潤)に任せるわけですが、二人は海軍操練所にいて最新の船の事情にも詳しいため、グラバーが最初に示した古い船にもだまされず、やや新しい船を取り寄せることにも成功するなどうまくいきました。長州の人たちやグラバーの話を聞くうちに長次郎は異国へ行きたい思いが強くなるものの、これが長次郎にとって悲劇への入り口を開くことになってしまうとは・・・。
龍馬とお元(蒼井優)のやりとりについては、正直なところあってもなくてもいいかなと思ってしまいました。お元のキャラ設定が複雑すぎるので、どう注目していいか分からなくなってしまいがちです。もうしばらく見守っていきましょう。
交渉を成功させた長次郎でしたが、次回は一転して悲劇へ向かうことになってしまいます。
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大河ドラマ「龍馬伝」
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以前「新選組!」で寺田屋でドタバタ劇が放送された「寺田屋大騒動」という回がありましたが、今回の話は龍馬伝版「寺田屋大騒動」とでも言うべきでしょうか。いずれにも共通しているのは江戸から思わぬ人物が寺田屋に現れていることです。龍馬(福山雅治)と近藤勇(原田泰造)がお龍(真木よう子)をめぐってぶつかりあうというのもすごいですが、一番面白かったのは江戸からやってきた千葉重太郎(渡辺いっけい)ですね。風呂に入っていた龍馬が不審な人物に気づき、出てきた重太郎が龍馬を抱きしめてしまいますが、あのシーンは怪しすぎて笑えました。
龍馬が近藤を酔いつぶしていったんお龍を引き離すことに成功したものの、酔いがさめた近藤が龍馬の正体に気づき龍馬を襲うところでは、重太郎が龍馬を守っていたのはさすがです。天然理心流と北辰一刀流のトップが遭遇するというのは迫力ありますね。お龍が間に入って止めようとしたりした結果、近藤は寺田屋から去っていきましたが、龍馬とお龍の様子から重太郎も龍馬を江戸に連れて行くのを諦めるしかありませんでした。一夜明けて龍馬が寺田屋から去った後のお龍の表情は自然と笑顔が見えていたのがよかったですね。
龍馬は西郷(高橋克実)に対して長州への手土産が必要と説き、西郷もこれに応じましたが、ここまでくるともう後戻りすることは出来ません。龍馬はこの仕事をどうこなしていくのでしょうか。
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ついに中岡慎太郎(上川隆也)が登場しました。「功名が辻」以来の登場になるわけですが、今回のオープニングでは一番最後に名前が出てきていましたので、上川さんの位置づけが重要なところにあるのが感じられますね。
オープニングといえば、陸奥陽之助(平岡祐太)が4番目に名前が登場していました。最初に出たときは二人並行して名前が出ていましたが、徐々にランクアップしているようです。それにしても、陸奥が三条実美(池内万作)ら公家とうまく話が出来るとは、意外な才能がありましたね。のちに外務大臣になるくらいなので、それくらい出来てもらわなくてはいけません。
西郷吉之助(高橋克実)が下関にやって来なかったのは、幕府の隠密に真相を知られるのを恐れたためだったのでしょうか?前回はお元(蒼井優)の情報は聞き入れられませんでしたが、今回は多少は使ってもらえたのでしょうか。龍馬(福山雅治)が桂小五郎(谷原章介)を説得したものの西郷が来なかったため、長州側としては裏切られたとの思いが強くなってしまいました。
次回は京都に舞台を移しますが、変な展開が待ち受けているようです。
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今回初登場の池内蔵太(桐谷健太)は、土佐勤王党だったということで龍馬(福山雅治)らとは旧知の仲ということになりますが、第1部や第2部に登場していないため、なんか違和感を感じてしまいました。次回登場する中岡慎太郎(上川隆也)についても同じことが言えますが、何か工夫が欲しかったです。ちなみに私は少し前まで池内蔵太のことを「いけうち ぞうた」と思っていました。正しくは「いけ くらた」だそうで、言われてみれば大石内蔵助がいるわけですから、納得しました。
お金を稼ごうとしてカステラを作ろうとしますが、元饅頭屋の長次郎(大泉洋)でも饅頭とは勝手が違ったようで、最初に作ったのはみんながまずいと言う有様でした。そのあとも挑戦していたようですが、結局カステラは本当に売るのでしょうか。
なかなか薩長が近づきそうもありませんが、次回で少し動きが出るようです。
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ついに第3部のはじまりとなりましたが、坂崎紫瀾(浜田学)が弥太郎(香川照之)に取材するスタイルは第2部と同じでした。しかし、弥太郎が訪れた針灸屋にいたのはなんと佐那(貫地谷しほり)でした。しかも坂崎は知りませんでしたが、弥太郎と佐那は以前から知り合いでした。しかし、佐那が知らない龍馬(福山雅治)のことを弥太郎が話すところから始まりました。佐那がこういう形で登場するとは意外でしたが、弥太郎にお灸を「我慢しなさい!」と言うあたりは相変わらずの気の強さですね。今後もどこかで出てほしいものです。
ついに高杉晋作(伊勢谷友介)が登場しました。大河ドラマでは33年ぶりの高杉晋作というわけで、もちろん私は初めて見ることになります。やっぱりかっこいいですね。桂小五郎(谷原章介)から龍馬のことを聞いていたからよかったものの、龍馬たちがいきなり長州藩の人たちのところに乱入するのはやりすぎの感はします。長州の人たちは津和野藩と偽ってグラバー(ティム・ウェラード)に接触しようとして相手にされなかったといってましたが、龍馬たちも同様なのでくみしやすそうです。ちなみに津和野藩は実際のところ中立とはいえ、長州よりの人物も相当いたそうで、西周や森鴎外は津和野出身だそうです。
芸子のお元(蒼井優)については実在の人物とはいえ詳細は不明のため、ドラマでは謎めいた役を与えられています。表向きは芸子ですが、長崎奉行の朝比奈昌広(石橋凌)にも通じているという、つかみづらい役ですね。今後龍馬とどう接触することになるか気になります。
次回、龍馬は長州と薩摩を結び付けようと考えますが、果たして・・・。
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