南部の歴史能力向上委員会

「龍馬伝 第38回」の感想を更新しました。

大河ドラマ「龍馬伝」

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 龍馬(福山雅治)の江戸行きに便乗して偽手形を作ってまでついていこうとする弥太郎(香川照之)ですが、讃岐の関所で偽物とばれたときには自分は龍馬とはかかわりがないと言って龍馬をまきこむのを避けました。本当に龍馬が嫌いであれば、龍馬を巻き込んでもいいのでしょうが、精一杯の友情を示したといったところでしょうか。
 加尾(広末涼子)は龍馬の想いを断ち切れずに縁談を断ってしまいますが、この時点では兄の収二郎(宮迫博之)は二人の関係に気づいていないようです。二人の関係に気づいたときに収二郎がどういう行動をとるかは気になります。本来ならばヒロインはもっと目立つものなのですが、龍馬に関しては時期によってヒロインが変わるためどうも感情移入がしづらいですね。
 いまのところは弥太郎や武市半平太(大森南朋)のキャラが龍馬より強いため、あまり龍馬のキャラが目立たなく見えがちですが、江戸で何か変化が見られるでしょうか?次回は新たな人物が多く登場します。

 今回の話は龍馬(福山雅治)が江戸行きを父・八平(児玉清)に志願するところから始まりましたが、さすがにこの時は許さなかったものの、いろいろ話を聞いてるうちに江戸の千葉道場の紹介状を龍馬に渡すことで「アタックチャンス」をくれましたね。龍馬の江戸行きをめぐっては岩崎弥太郎(香川照之)や武市半平太(大森南朋)が動揺を見せていました。
 今回は特に書くことがないのですが、「龍馬伝」での重要人物の一人である武市半平太について少し触れたいと思います。半平太の祖母として智(菅井きん)が出ていましたが、わざわざ菅井きんさんを使わなくてもいいのではと思ってしまいました。半平太が冨(奥貫薫)と結婚した背景として、嘉永2年(1849年)に父と母を相次いで亡くしており、祖母の面倒を見るのが半平太しかいなかったため、それを心配した親族がその年のうちに結婚を進めたらしいです。ドラマを見終わった後で調べてみると意外なことが分かったりして面白いですね。
 いまいち「龍馬伝」にのめりこめてないのですが、もう少し見ないと福山さんのよさとかも分からないのかもしれません。

 P.S. 私が以前お世話になった「新選組!」のファンサイトがあって、掲示板やチャットだけでなく、オフ会にも参加させていただいて楽しんでいました。年数がたって活動がなくなって私も見なくなっていたのですが、最近になって管理人さんをはじめとして、なにやら人が戻りつつあるようです。あの頃のワクワク感が取り戻せればいいなと思っています。近いうちにもう一度おじゃましにいこうと思います。
 「新選組!」で根岸友山を演じていた奥村公延さんが先月亡くなられたとのことで、ご冥福をお祈りします。

 「新選組!」以降は大河ドラマを欠かさず見続け、「功名が辻」からは感想を書くようになりましたが、今年も「龍馬伝」を見続けたいと思います。
 「龍馬伝」は原作本のないオリジナル作品だそうで、オリジナル作品は2004年の「新選組!」以来となります。坂本龍馬が主人公の作品といえば司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」が有名ですが、大河ドラマでは1968年にすでに放送されています。そのため今回はオリジナルなのでしょうか?とはいえ、司馬氏の影響は少なからず出ると思います。ちなみに、1966年の「源義経」の原作は村上元三氏ですが、2005年の「義経」では資料提供として村上氏の名前が取り上げられています。
 ドラマの冒頭では明治15年に新聞記者の坂崎紫瀾(浜田学)が岩崎弥太郎(香川照之)に取材をし、坂本龍馬(福山雅治)について聞くというものでした。岩崎は龍馬のことが大嫌いだったと言いましたが、笑顔を見せたりしていましたので、二人の関係がどう扱われるかが楽しみです。ちなみに、新聞記者の坂崎紫瀾は実在の人物で、彼が新聞で龍馬を扱った「汗血千里駒」を連載したことによって、現代でも龍馬が知られるようになったと言えるわけで、彼の果たした役割は大きいですね。
 正直なところ、私は龍馬の前半生はあまりよく知らないので、ドラマのどこまでが史実なのか創作なのか分かりかねます。今回は「上士と下士」ということで、身分差別を取り上げていましたが、本当なのか大げさなのか謎です。少なくとも龍馬の母・幸(草刈民代)が龍馬を助けようとして、それが元で病が悪化して亡くなるというのは創作のようですが・・・。どこの藩でもこういう身分制度があったのか分かりませんが、土佐の場合は関が原以降に移封してきた山内氏の家臣の流れの上士と、それ以外特に旧長宗我部氏の家臣の流れの下士という構図なので、根が深そうです。まるで、インドのカースト制度なみですね。
 それにしても、子役と大人の役はあまり似ていないことが結構多いのですが(昨年の「天地人」だと、上杉景勝役の北村一輝さんと子役の溝口琢矢さんなど)、龍馬の子役(濱田龍臣)は髪型とかが福山さんに似ていて可愛かったですね。
 子どもの頃のつらい経験もあって今の龍馬は上士にも低く出てしまうのもやむを得ないところですが、一方で先のことも考え始めているようです。

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