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(その1からの続き) ▲北の郭館神跡からの眺め その1では南内門から二の丸に入ったところでした。 その2では、 二の丸下乗橋から天守を眺めつつ、 下乗橋は渡らずに北の郭へ向かいました。 ▲重要文化財 二の丸辰己櫓 〜現地看板より 城郭に取り付く敵を攻撃したり物見のために造られたもので、防弾・防火のために土蔵造りとなっている。一・二層は四間四方の同面積であるが、三層を小さくし、屋根は入母屋にしている。 この櫓で、藩主が三の丸を通る弘前八幡宮の山車行列などをご覧になった。 ▲下乗橋 〜現地看板より 本丸と二の丸を結ぶ橋で、この橋の二の丸側に下馬札があり、藩士は馬から降りるように定められていた。築城当初、橋の両側は土留板だったが、文化8年(1811)に石垣に直したものである。 以前は擬宝珠が十二支をかたどったものであった。 ▲重要文化財 東内門 ▲二の丸東門与力番所 〜現地看板より 与力番所とは、城内の主要な箇所の見張り所として配置されたもので、藩政時代には追手門与力番所、三の丸東門与力番所等十二ヶ所に建てられていたようである。 この与力番所の建築年代は定かではないが、柱や梁に残された墨書きは江戸時代初期に建てられた三の丸東門の墨書き跡と酷似し、構築手法は江戸時代中期の様相を呈していることから、古材を利用し、江戸時代中期に一度改修したものと推定される。 廃藩以降取り壊されることもなく、そのまま放置されていたものを、大正4年頃に現在の緑の相談所が建てられている。その東側に曳家移築し、以後公園管理人宿舎や作業員詰所として使用していた。 それを、昭和54年から三ヶ年をかけ、文化庁の指導協力を得て再度復元移築したものである。 ▲重要文化財 二の丸丑寅櫓 〜現地看板より 城郭に取り付く敵を攻撃したり物見のために造られ、防弾・防火のために土蔵造りで、銅板葺(当初はとち葺)となっている。 軒下や出格子の木部は素木のままで飾り気がないが、独特の美しさを見せる。櫓の方角を十二支で示したもので、丑寅は北東に当たる。 ▲北の郭 ▲子の櫓跡 〜現地看板より 北の郭北東隅の土塁上には、藩政時代を通して三層の櫓がありました。櫓の中には、武具の他に藩庁日記なども保管されていました。子の櫓は廃藩以降もその姿を留めていましたが、明治39年(1906)に花火のために焼失してしまいました。 平成13年度の発掘調査により、正方形に並ぶ櫓の礎石と石段が確認されました。櫓の礎石には、石切の際の矢穴や柱を据えた凹みのあるものがあり、中央には束石があります。櫓の規模は4間×4間(約8×8m)であり、二の丸に現存する三棟の櫓と同規模となります。 櫓の基礎及び石段については、発掘調査で確認されたままの状態で表示しました。 ▲籾蔵跡 〜現地看板より ここには、4代藩主信政の生母である久祥院の屋形がありましたが、宝永元年(1704)以降は宝蔵や籾蔵が建てられ、廃藩の頃には籾蔵が建ち並んでいました。 平成12年〜13年度の発掘調査で、籾蔵を構成する礎石列が確認されました。礎石は約1m間隔で並び、東側および南側は後世の建物のために失われていましたが、12間×4間(約24m×8m)の規模であることがわかりました。この籾蔵が建てられた時期は、19世紀前半と考えられます。 発掘された礎石は盛り土により保護しました。その上に石を配置し、区画内の舗装の色を変えることにより、籾蔵の跡を表示しました。 ▲館神跡 〜現地看板より 館神は、2代藩主信枚が太閤秀吉の木像を御神体として安置した場所でした。ここでは、藩主や城内の安全などにかかわる加持祈祷がとり行われており、ここへ出入りできたのは、藩主や神官やその家族などごく限られた人でした。 平成11年〜12年度の発掘調査では、鳥居の礎石や本殿の柱穴、柵列跡等の遺構が確認されたほか、藩政時代の陶磁器や土器が多数出土しました。 発掘された遺構は盛り土により保護し、その上に鳥居の礎石及び柱、本殿の柱、柵列の柱を表示しました。また、通路は遺構の配置や絵図を参考に設置しました。 ▲鷹丘橋と内堀 ▲御宝蔵跡 〜現地看板より この御宝蔵には、青山と呼ばれた琵琶や、小野小町が持っていたと伝えられる琴があったといわれる。このほか本丸には、政庁や藩主の居住区の役目をした御殿や能舞台、藩主の武芸所などがあり、御金蔵や西の御土蔵、御日記土蔵とも呼ばれた蔵も建てられていた。 (その3に続く) ●史跡 津軽氏城跡 弘前城 〜現地看板より
弘前城は、津軽藩主代々の居城で慶長16年(1611)に二代藩主津軽信枚によって築かれた城である。 面積約49万2千平方メートル(約14万9千坪)を有し、本丸、二の丸、三の丸、四の丸、北の郭、西の郭の六郭よりなり三重の濠と土塁でめぐらされた城郭である。 現在城跡には、天守閣をはじめ隅櫓3棟、城門5棟の建造物が残されており、いずれも重要文化財に指定されている。 |
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