|
昨年行ってきた長野市の松代城跡です。 さすが日本100名城だけあって見応え抜群です。 海津城は川中島の合戦の舞台でもあり、 周囲の迫りくる山並みも、当時の風景を想像させるものがありました。 ▲北側からの遠景 ▲江戸時代末期のイメージ図 ▲北不明門 〜現地解説板より 本丸の裏口(搦手)に位置する門です。太鼓門と同様に櫓門と表門(枡形門)の2棟による構成でした。 18世紀中頃に行われた千曲川の改修以前は、門が河川敷に接していたことから、『水之手御門』と呼ばれることもありました。 絵図史料をもとに、当時の門礎石をそのまま利用して忠実に復元しました。櫓門は石垣に渡らずに独立しており、中世的な様相を残した松代城の特徴的な門です。 ▲北不明門(櫓門) ▲本丸石垣に残される武者走り ▲本丸御殿跡 〜現地解説板より 本丸内には、江戸時代中頃まで政庁や藩主の住居のための御殿がありました。調査では、建物礎石や井戸跡、焼けた土壁など、享保2(1717)年の火災で焼失した御殿の痕跡が多数見つかっています。 しかし度重なる水害の影響により、明和7(1770)年に城の南西に位置した花の丸に御殿を移しました。 ▲海津城跡の石碑 ▲石垣 〜現地解説板より 松代城は、本丸の周囲や出入口などの重要な部分に石垣を用いました。大小さまざまな自然石を巧みに積み上げた、たいへん特徴的なものです。とくに本丸北西の戌亥隅櫓の石垣は松代城内でも古い近世初頭のものと言われており、その高さと勾配の美しさは、当時の石工の技術の高さを物語っています。 石垣の修理工事では、可能な限りその特徴を活かし、明治以降の改変や消失したもの、構造的に不安定になっている箇所について、当時と同じ工法で積み直しました。 ▲展望台からの眺め(東方向) ▲太鼓門(櫓門) ▲太鼓門 〜現地解説板より 太鼓門は本丸内では一番大きな門でした。本丸大手(正面)の出入口(虎口)は、枡形に石垣をまわし、二層の櫓門(太鼓門)と枡形門(櫓詰門)の2つの門で構成しています。 このような形を枡形といい、本丸を厳重に守っていました。良好に残っていた門礎石をそのまま利用し、絵図面などから、栩葺(板葺)で切妻屋根の姿を忠実に復元しました。 太鼓門の名は、時を告げる太鼓を備えていたことに由来したようです。 ▲太鼓門前橋 〜現地解説板より 太鼓門表門(橋詰門)の前には橋がかかっていました。内堀の調査では、堀のなかから30本以上の折れた橋脚を発見しました。橋脚の形状や打ち込まれた層位の違いから、橋の架け直しが4回以上行われたことが分かりました。このことから、災害の度に橋が崩落・破損したという当時の史料記載を裏付けました。発見した橋脚や江戸時代末期の絵図面をもとに前橋を忠実に復元しました。 ▲二の丸南門の石碑 ▲南側からの遠景 ▲二の丸南門 〜現地解説板より 二の丸南門は二の丸大手(正面)にあたる門です。調査成果から、門が土塁の土留をしていたと考えられたため、整備では石垣と門の一部を表示しています。 (その2に続く) ●史跡松代城 〜現地解説板より
松代城は、甲斐の武田信玄が越後の上杉謙信との『川中島の合戦』の際に、武田方の前進基地として築かれた海津城がその始まりといわれており、永禄3(1560)年頃に普請が完了したものと伝えられています。慶長3(1600)年関ヶ原の戦いの後、城主となった森忠政の頃、二の丸・三の丸を整備し、土塁を石垣に築きなおしたものと考えられています。元和8(1622)年に真田信之が上田より移封されて以降、明治の廃城までの約250年間、松代藩真田家10万石の居城となりました。 松代城は、北西側を流れる千曲川を自然の要害として造られた平城で、最奥部に本丸、南側の城下に向けて二の丸・三の丸・花の丸などの曲輪を構えていました。 明治5(1872)年の廃城以降、建物は無くなったものの、昭和56(1981)年に本丸を中心とした旧城郭域の一部が新御殿とともに国史跡に指定されています。 ●松代城(海津城)跡 〜現地解説板より 松代城は、江戸時代には松代藩主・真田家の居城でした。そのはじまりは、戦国時代に築城された海津城です。 海津城の築城年代は不明ですが、海津城の名が文献に確認できるのが永禄3年(1560)ですので、このころにはすでに築城されていたことがわかります。 戦国時代から江戸時代初頭までこの地を支配した武田信玄や上杉景勝などにとって、この城は北信濃を支配する上での軍事的・政治的に重要な拠点となってました。 元和8年(1622)に真田信之が松代に移ると、松代城本丸に御殿を建築し、松代藩政の拠点としました。 その後、江戸時代の半ばには、御殿が城の南西に位置する花の丸に移ることになり、本丸は機能を持たなくなりました。 |
全体表示
[ リスト ]




はじめまして。
写真が綺麗で見ってしまいました。
2012/9/18(火) 午前 0:05