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2009年3月に行った千葉県の大多喜城です。 天守は推定復元された模擬天守ですが、 会津若松城を思わせるほど綺麗に作られていました。 内部は歴史博物館になっています。 大多喜城絵図(1) 元禄年間に描かれたもののようです。 大多喜城天守(模擬) 上総大多喜城絵図 〜現地看板より 上総大多喜城は、初代城主本多忠勝によって築かれ、西から東に張り出す丘陵を利用し、本丸・二の丸・三の丸を配置し、西は尾根を切る空堀、南は夷隅川に落込む急崖、東と北は水堀という要害堅固の城です。 この城絵図は明治元年(1868)、最後の城主松平正質の時、作図されたものです。 空堀跡 ●大多喜城 〜現地看板より
上総大多喜城は、戦国時代に築かれ、小田原北条氏の滅亡に伴い、徳川四天王の一人である本多忠勝がこの地に十万石で報じられました。 城主は、本多氏三代のあと、阿部氏等の譜代大名が入りましたが、元禄16年(1703)の松平氏の入城以降は9代続き、最後の城主松平正質の代に明治維新を迎えました。 |
上総国(千葉)の城
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千葉県君津市の久留里城です。 2009年3月に行ってきました。 ▲堀切跡 ▲薬師曲輪からの眺め 眼下は三の丸や古戦場の場だったようです。 ▲本丸への小道 雨城と呼ばれるほど雨の多い地。風情ある景色です。 ▲男井戸・女井戸 〜現地看板より 伝説によると、この二つの溜め井戸は、奈良時代の僧、良弁によって掘られ、「金剛水」「胎蔵水」と呼ばれたそうです。 戦国期、この場所に里見義堯がいく度か来襲しますが、この井戸により籠城にも耐えることができました。 江戸時代、藩主の黒田直亨の頃から、藩士の結婚式の際に、新郎・新婦がこの水を飲み、夫婦の誓いをかわしたと言われています。 ▲天守閣(模擬) ▲本丸・天守台跡 〜現地看板より この土壇は、寛保3年(1743)から延享3年(1746)にかけて、黒田直純が城を再築した際築いたと思われる天守の跡です。 礎石群は、昭和52年に実施した発掘調査によって検出され、きわめて貴重な遺構であることが確認されました。 礎石の配列は内側と外側の二重に配され、内側は二間(3.6m)×二間の正方形、外側は三間(5.4m)×五間半(9.9m)の長方形を呈し、絵図とほぼ一致しています。 これらの礎石の配列状況から判断して、建物は二層二階であったと推定され、近世初期の天守の様式である望楼風天守に類似していたように思われます。 礎石は、二の丸から切り出した砂岩を使用しており、いずれも赤褐色で鋸引きの跡が残っています。また、砂岩の中に一部白色のシルト岩(砂と粘土との中間の細かさを有する岩)がみられますが、これらは土台石として用いられたと考えられます。 天守台の構造は、上面に厚さ10cm程度の粘土を敷き詰め、その下に径2〜4cmの石を10cm程並べ、次に若干大きめの石を地山まで詰めているものと推定されます。 また、上部の周囲に回らされている瓦は、土圧から台を守るための措置であると思われます。 ▲天守台跡発掘調査の写真 ▲天守閣からの眺め ▲天守閣からの眺め ▲さくらも綺麗に咲いていました ●上総久留里城 〜現地看板より
久留里城は「城成就して、三日に一度づゝ雨降ること二十一度なりしかば」(『久留里城記』)と言う説から、別名を「雨城」と言います。 戦国期の16世紀中頃、西上総地方は真里谷武田氏の勢力下にあり、久留里城もその一族の居城でした。天文年間(1532〜55)の後半になると、安房の里見義堯は上総に進出し、本拠地を久留里城に移します。 永禄7年(1564)、下総の国府台の戦いで、里見氏は北条氏に敗北、久留里城も一時、北条方の手に落ちています。しかし、二年後、里見氏は久留里城を奪還し、上総の大半と下総の一部を制圧します。その後、北条氏に勢力に押され、天正5年(1577)、里見義弘は北条氏と和睦します。義弘の死後、家督を継いだ里見義頼は安房の岡本城を本拠とし、久留里城には城番が置かれています。 天正18年(1590)の豊臣秀吉の小田原攻めの際、里見氏は勝手な行動を取ったという理由から、上総の所領を没収されました。 以後、関東は徳川氏の支配となり、久留里城には大須賀忠政が三万石、慶長7年(1602)には、土屋忠直が二万石で入城します。江戸の土屋邸で生まれた後の儒学者新井白石は、土屋家二代目の利直に仕え、18〜21歳までの青年期をこの久留里で過ごしています。三代目の頼直の時、お家騒動が起こり、延宝7年(1679)、領地召し上げ、廃城となります。 約60年後の寛保2年(1742)、黒田直純が三万石の藩主となり、幕府から五千両を拝領し、三年の歳月をかけ城を再興しています。黒田氏の治世は、初代直純から約130年間続き、九代直養の時、明治維新を迎え、明治5年(1872)、城の建物は解体され、久留里城の幕は閉じられます。 |
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