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ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー♪で有名な水木しげる先生。
NHKのドラマにされたり、2年前から水木しげる漫画大全集が刊行されたりと、92歳になっても元気な方です。
一方で非常に独特な考え方をもっていらっしゃる方でもあり、私は尊敬申し上げております。
一例をあげてみましょう。
NHKのとある戦争検証番組で、「近年自殺者が増えていることに対してどう思いますか?」とアナウンサーに質問されたことがあるんです。
先生は間髪いれずにこうお答えになられました。
「彼らは死ぬのが幸せなのだから、死なせてやればいい。
どうして止めるんですか?
彼ら(話の流れから考えると、仲間の軍人達)は生きたくても生きられなかったんです。」と。
また、同じ番組で「左腕を失ったことを悲しいと思ったことはありますか。」と聞かれ、「思ったことはない。命を失うより片腕をなくしても生きている方が価値がある。」とも応えていらっしゃいます。
さらに、「私は片腕がなくても他人の3倍は仕事をしてきた。もし両腕があったら、他人の6倍は働けただろう。」ともおっしゃいました。
この自負と独特の人生観!
しびれますね。
一度お話してみたいものです。
この間、そんな水木先生の資料を読み漁っていたときに、こんなものを見つけてしまいました。
「水木しげるの名言・格言 幸福の七ヶ条」
すごい!
まさに金言ですね。
私が胸に抱いているものと一致するところがとても多い。
たとえば第一条の「成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。」。
これは本当によくわかります。
勝つことや成功することだけを目的に生きている人は、勝つためには何でもやっていいんだと思うようになります。
その結果、自分自身と人としての矜持を見失い、意味もなく勝つことだけを考えるようになると。
そんなくだらない人生が実りあるものになるわけがない。
スポーツでも武道でも同じ。
相手に勝つのではなく、自分を磨く。
それが第三条「他人との比較ではなく、あくまで自分の楽しさを追求すべし」につながるのでしょう。
男はかくありたいものです。 また、第五条の「才能と努力は別、努力は人を裏切ると心得よ。」という言葉も、うちの生徒たち全員に聞かせてやりたいです。
たいての生徒さんは、「あれだけやったのに。」とか「自分なりに頑張った!」とかおっしゃるんですが、頑張ったからといって結果が出るとは限らない。
教師として、できるだけ結果(たとえば成績上昇や受験合格)が出るように、私は指導していますよ。
それでも、100%報われるとは限らない。
努力が必ず報われるとは思わない方がいいんですよ。
ただし、報われた人たちは必ず努力しています。
努力もせずに報わるる人なんて、一人もいないはずです。
才能だけで生きていると思われてる人だって、見えないところで努力してるんです。
だから、努力は怠らない。
そして、報われなくてもくさらない。
自分の努力ばかりを強調して、自慢する人間にはなりたくないですね。
など、水木先生の人柄の一端に触れることができた楽しい時間でした。
尊敬する人の意見を聞けるというのはいいものです。
それが、無理やり押し付けられたものでなければ、ね。
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