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3DSのゲームに「逆転裁判」というのがあります。
まあ、訴訟を知っている人には噴飯もののゲームなんですが、ふとした小さな証拠から判決をひっくり返し、無実の依頼人が無罪を勝ち取るところが人気を呼び、今やアニメにもなるほど有名になってしまいました。
そこで使われているのは、逆転の発想。
様々な物事を正反対の目線から考え、真実へとたどり着こうとする論理思考は私は大好きで、このゲームは全部やったと思います。
今日はそんな逆転の発想のお話を。
私が学生のころからあった入試英単語暗記集に、「しけたん」「しけじゅく」「あかたん」「じつとれ」があります。
それぞれ「試験に出る英単語」「試験に出る英熟語」「連鎖式・英単語辞典赤単」「実力トレーニング」の略ですね。
この間まで受験生だった方なら、これのうちのどれかを使っていたかもしれません。
現在では、これ以外にもいくつか種類が増えてますね。
ところが、これほど面白味のない似たような単語暗記集をよくみんな出すなー、というくらい面白くない。
もともと暗記は面白くないんだ!としかる英語教師もいるようなんですが、それはちょっと違うんじゃない?
「英会話ができれば楽しいよ?異文化の理解もできる。」
↓
「じゃあ、英語が話せるようになりたいです♪」
↓
「まずは単語の暗記からだよ。」
↓
「えー?覚えられないからやめます。めんどくさいし。」
↓
「はぁ!?何甘えてるんだよ!」
そういう自称努力型教師は、たいていはこのコンボで襲ってきます。
でも、これで英会話ができるようには決してならないことは、皆さんもご存知の通りです。
中学から大学卒業まで10年間勉強しても、英会話ができるようになる人は10%もいないもんね。
そこで逆転の発想から作られた単語集が登場しました。
こちらです!
「出ない順 試験に出ない英単語」
そこでくすくす笑ったきみ。 まーたこむりんの冗談かよ!とでも思った?
これ、本当に販売されている単語集なんですよ。
見本として公表されているページもご覧ください。
ね?
こんなの、絶対試験に出ないでしょ?(笑)
私も40年近く塾教師をやってますが、有刺鉄線(barbed wire)という英単語が入試に出たのを見たことは一度もありません。
それくらい、この単語集(といううよりも用例集)は試験に出ないんですよ。
にもかかわらず、結構売れてるんですよ。
それどころか、これを使っている人は妙に英語の偏差値が上がるそうです。
なぜなんでしょうね?
出る順じゃ面白くないから、出ない順なら面白いだろうと最初に考えた人、私は尊敬しますよ。
英会話でも同じで、最近購入者を増やしているのが勉強してはいけない、ただ聞き流すだけの英会話教材「スピード・ラーニング」。
ただ聞き流すだけ!
勉強しなくていい!
かの石川遼選手もこれで英会話がうまくなった!
とのコマーシャルもなかなか逆転の発想ですね。
つまり、「勉強しないといけない」のが「面白くない」のなら、「勉強せずにただ聞き流すだけ」なら「つらくないし楽」だと思えると。
見事な逆転の発想ですね。
これもすごいと思います。
まあ、英会話ができるようになるかどうかは…(笑)
年を取ると、なかなかこういう柔軟な発想ができないんですよね。
自分の考えや常識(と思い込んでいるもの)が正しいと妄信してしまい、それどころか他人にまで強要してしまう。
まさに老害。
自分はそうはなるまいと思っているんですが…
気が付かないうちになっていそうで怖いです。
逆転の発想は若さの証明です。
ある意味、経験がないからこそ、常識などという壁に邪魔されず、こういう発想ができるからです。
さらにレベルが進めば、経験を持っていてもなお逆転の発想ができる。
それはもう天才の域ではないかと。
年齢を重ねてもつまらない常識にとらわれず、いつまでも若々しい逆転の発想ができる人間でありたいと思います。 scole377@ybb.ne.jp 質問メールはこちらから
もちろん私はこの単語集を持ってますよ。
でも、変な先生だと思われたら困るので、生徒には見せてません。(苦笑)
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