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今日のお話は、どんな環境下にあっても愛のきずなは生まれるというお話です。
今テレビで放映されているリオ・オリンピック。
そのオリンピックでももうすぐマラソンが始まることと思います。
紀元前490年に怒ったマラトンの戦いで、アテナイが勝利したことを一刻も早く母国に知らせようと一人の伝令が昼夜走り続け、アテナイに知らせると同時に息絶えたという伝説がギリシアには残っています。
その伝令兵士が走った距離がおよそ42キロ。
今のマラソンの起源となった伝説ですね。
残りの0.195キロは、とあるイギリスの女王のわがままのせいだと申し上げておきましょうか。(笑)
でも、私に言わせれば42.195キロなど軽い軽い。
ハーフマラソンにもあたりませんよ。
世界で最も過酷といわれるマラソンはなんと250キロ!
それも、砂漠をひたすら走るというキチガイじみた競技なんです。
もはや修行、いやみそぎのレベルだと思います。
そのマラソンこそ、ゴビ砂漠で行われるエクストリームマラソン「4大砂漠ゴビマーチ」なんですよ。
中国からモンゴルに広がる死の砂漠を、6日間かけて走破するというもの。
つまり、フルマラソンを6回分毎日ぶっ続けで走るわけですね。
正気の沙汰とは思えないこの競技に出場したのは100人。
途中でリタイヤする方も多いこの競技に、スタート直後にもう1人の参加者が出るとはだれも思っていなかったんです。
スタートしたランナーたちについてきたのは、その付近を縄張りにしていた野良犬。
最初はただついてくるだけだったのが、次第に一人のランナーに並走するようになったんです。
そのランナーとは、ディオン・レオナルド(Dion Leonard)さんというイギリス人でした。
2日目のスタートラインについたときは、すでに子犬はレオナルドさんから離れようとせず、どれだけレオナルドさんが速く走っても、ずっとそばで並走していたそうです。
なにがそこまで子犬にそうさせたのかはわかりませんが、本当にうれしそうに一緒に走ってるんですよー。(涙)
ね?すごくうれしそうでしょ?
動画だとこんな感じ
しかし、子犬が走破するには過酷すぎる条件の上、4日目と5日目は天候が悪化しました。
それでもレオナルドさんについていこうとする子犬でしたが、さすがに大会運営部からドクターストップが入りました。
「子犬のことを思うなら、連れて行くのはやめてあげてください。」と。
このころにはもうパートナーとして一緒に走るのが当たり前となっていたから、レオナルドさんも後ろ髪を引かれる思いだったそうなんです。
でも、危険であるのは本当だし、子犬を置いて走り続けたんだとか。
ここからがいい話なんですが、5日目を走り終えたレオナルドさんの足元に小さな影が走り寄ってきました。
なんと、その子犬を運営さんたちがゴールまで連れてきてくれたそうなんですね!
その夜の彼らは、とってもハッピーだったでしょうねぇ。
最終日、一緒にスタートした一人と一匹は無事ゴールしました。
そして、ここからもいい話。
なんとレオナルドさん、「ゴビ(ちゃっかり名前を付けてた)をイギリスに連れて帰る!」と宣言したんだそうです。
ご存知の通り、イギリスに外国から犬を連れて入ろうとしたら、すごくお金がかかります。
そのうえ、検疫検査やらなんやらで、4か月は施設に入れて待たなきゃいけない。
その間、飼い主は会うことすらできません。
それでもレオナルドさんはそうするつもりなんだとか。
気持ちはわかりますけどね。
一緒にぼろぼろになってゴールしたんですから。
うまくいけば、彼らがイギリスの自宅で再開できるのはクリスマスごろ。
早く年末になるといいですね。
scole377@ybb.ne.jp 質問メールはこちらから
実は彼らを応援する声は世界中から出ているんです。
そして、集まった募金がなんと200万円以上!
ほんとにエエ話や…
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