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「ピーターパンの冒険」「私のあしながおじさん」「トラップ一家物語」。
このあたりになってくると、私が今の塾を出そうとしていたころなので、忙しくてテレビを見ている暇がなく、ほとんど見てない物語ですね。
もちろん後でDVDでは見てますけど、一気に流し見ですから毎週見ていた作品とはやはり感動が違います。
サクサクッと見て回って、それぞれの作品についてのウンチクを彼女に教えてあげてました。
ピーターパン物語には、ネバーランドの動物としてラスカルが出てたんだよ。
「へぇー。人気共演ですね。」
視聴率が悪くてあげたかったんだってさ。
で、一番人気が高かったラスカルを出したんだって。
「…悲しい裏話ですね。」
私のあしながおじさんでは、ラストシーンがキャンディ・キャンディにそっくりで、非難が殺到したそうだよ。
「パクリですか?うわー、聞きたくないなー。」
いや、逆なんだよ。
実はキャンディの方があしながおじさんをパクってたの。
あしながの製作者さんたちは困っただろうね。
「そうなんですね。やっぱり、世界の名作にパクリはないですよね。」
そうでもないけどね…
ほら、君の好きな大草原の小さな天使ブッシュベイビーだよ。
動物の設定画が多くてすごいね。
「私、ブッシュベイビーのマーフィーが大好きなんです!
ぬいぐるみもいっぱい持ってます!」
ジャッキーが国外持ち出し許可証さえなくさなければ、野生に返さずに済んだのにね。
「そう!ジャッキーのせいです!」
今日の君、ジャッキーのコスプレじゃなかったっけ?
「それはそれ、これはこれ!」
楽しく(というかうるさく)最後まで見終わると、ほっと一息。
いよいよ最後はグッズ売り場です。
「そこを曲がるとグッズ売り場みたいですよ。」
みたいだね。
そういいながら角を曲がると、そこには教会の飾り付けが。
その教会の一室の真ん中に、ぬいぐるみのパトラッシュが倒れさせてある!
こんなの… こんなの… もうだめ。
愛犬ブルーの思い出があとからあとから湧いてきて、仁王立ちのまま涙が止まらない私。
横でうろたえる彼女。
「どうしたんですか!?
そんなにフランダースの犬に感動してたんですか!?」
いや、ちょっとね。
ごめんね。
「それとも、愛犬ブルーのことを思い出しておられたんですか?」
そうなんだよ。
同じ24日の夜に…
………
ちょっと待てい!
なんで君が私の愛犬のことを知ってる!?
お互い名乗ったことがないはずだろ!
「先生って、こむりん先生でしょ?」
ガーン!
なぜ知ってるんだよ!
「3年前に楽しくご一緒した時、その話を友人にしたんですよ。
そしたらその子が『この人じゃない?』って先生のブログを教えてくれたんです。
ここまで細かく書いてあれば、本人だって丸わかりですよ。」
…なんでその子が知ってたの?
「彼女、私学の教師をしてるんで。」
あちゃー…
まいったー…
思わぬところで…
…………
おい、ということは、私のヘルメタルを持って帰ったの、知ってたってことだよね?
「ええ、まあ。」
なんで連絡して返してくれなかったんだよ!
「とても楽しかったので。
はじめはプレゼントしてくださったんだと思ってたんです。
でも、違うと分かってても、そのまま手元に置いておきたくて。
今も部屋に飾ってあります。
どうしても返してほしいですか?」
いや、もういいよ。
私の負けだよ。
「今日もお土産をくれます?」
やらんわ!
それでも何かほしいという彼女に、ラスカルのストラップを買ってあげて、帰りにグランフロントの北海道店の出店で本場ミルク三種飲み比べをおごってあげました。
かなりおいしかったので、満足してくれたようです。
じゃあ、ぼくは自宅まで歩いて帰るからと言って別れようとしたんですが、ちょっと気になって彼女の自宅の位置を聞いてみました。
遠いなら送っていこうか?と言って。
大丈夫です、地下鉄で一本ですからという彼女の最寄り駅は、地下鉄御堂筋線の北花田駅。
モロに仕事場の近くじゃん…
やな予感。(笑)
自分用のお土産に、原画展の作品レジュメを買って帰りました。
これで何度でも一人でフランダースの犬のラストシーンが見れる。
愛犬のことを思い出せる…
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