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昨日19日は三隣亡だったんですが、何事もなくてよかったです。
世間的にもね。
と書くと、若い方には「三隣亡って、なんだ?」と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
入試には出ないですけど、とりあえずはご説明を。
三隣亡とは「もし火事を出したら、隣三軒まで全勝してしまうくらいついてない日」というくらいの意味でした。
特に建築関係者の間では大凶日とされ、棟上げや土起こしなど建築に関することは一切忌むべき日と今もされています。
「この日に棟上げ式を行うと、となり三軒まで滅びてしまう」と信じられているからです。
大震災の日で三隣亡なのに新校舎の棟上げ式を行った学校さんもあるようですが、例外中の例外でしょうね。(笑)
三隣亡の日の決め方はなかなか難しく、例えば午年の場合は3月、6月、9月、12月の午の日が三隣亡。
寅年の場合なら2月、5月、8月、11月の寅日が三隣亡で、亥年の場合 1月、4月、7月、10月が亥の三隣亡となります。 また、三隣亡の日だけではなく三隣亡の年というものもあり、基本的には亥、寅、午の干支は「さんりんぼう」とされています。
普通は前の年にお祓いをして、「仮杭(工事を始めたという印)」を現場に打ち込み、一年間土地を沈めなければなりません。
これまた三隣亡の年に棟上げ式を行った方もいらっしゃるようですが、例外中の例外でしょうね。(笑)
面白いことに、江戸時代末期までは三輪宝と呼ばれ、何をやるのも吉日とされていたんですよ。
春日大社や日光東照宮などは当時(江戸時代)の三輪宝(つまり今の三隣亡)の日に棟上げ式を行ったと記録にはありますし、確かにこの日は吉日扱いだったのでしょうね。
もともとは中世の中国で太陽太陰暦における季節と月名のずれを修正されるために考え出された二十四節気。
その二十四節気によって決められた日が三隣亡だと。
日本においては、この二十四節気にさらに土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日を加えて日本の風土にあうようにしたのが神道でした。
神道の儀式をする目安にちょうど都合がよかったからです。
だから神道系の方は二十四節気にはとても神経をとがらせていて、この節気通りに折々に儀式を行うのは皆さんもご存知の通りです。
追儺(節分)とかね。
といっても、現代人の私たちには関係の薄い話です。
友引の日にお葬式を行う人もいれば、赤口の日に婚礼をする人もいる。
その日の方が安いから、です。
クリスマスにはキリシタンになり、お正月には神道家になる日本人ですから、そう気にしないでもいいでしょう。
さすがに神道系の方たちがそんな暦を無視したことをやり始めたら、笑っちゃいますけどね。
実は今年は始まりの一月から三隣亡が2日もあるいやな年。
月末の31日がまた三隣亡なんですよ。
何事もなければいいんですけどね〜。
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