|
「ごくろうさま」
気軽にこの言葉を使っていた私でしたが、最近とある事件よりあまり使わなくなりました。
現在の私は、塾を開くまでの午前中にほかの仕事をやっているのですが、外回りから帰ってきた先輩に「ごくろうさま」と労をねぎらったら、上司に叱られたんです。
上司がおっしゃるには、「『ごくろうさま』と言うのは、目上の人間が下の者に向かって言う言葉だ。新人のきみが使っていい言葉じゃない。どこの世界でもそうだよ。そういう時には『おつかれさま』と言うように。」と。
それを聞いて、ちょっと驚いてしまいました。
教師だ〜塾長だ〜と偉そうにしておいて、その程度の社会常識も知らなかったんだなというのが一つ。
(今までこのことについて一度も聞いたことがなかったんです。)
「ごくろうさま」と「おつかれさま」で、そんなに印象が違うのかということが一つ。
もちろん、今はまだ教えていただいている身ですから、言われたとおりに言い方を変えるように気を付けています。
ところが、私は今まで「ごくろうさま」しか言ったことがないようで、「おつかれさま」と口に出すまでまだ少し考えてしまってます。
「ごくろう、じゃなっくて、おつかれ、だね」と。
また、私は教師ですから、説明の途中でも生徒がわからなければどんどん質問してほしいと思うし、質問が出ればすぐに答えるようにしているんです。
しかし、今の職場では「〜ですよね?」と聞き返すと、「とりあえず最後まで聞きなさい。君の意見は言わなくてよろしい。」と。
これにもなかなか慣れず、つい口をはさんで怒られてしまいます。
早く慣れないと、ダメ人間だと思われてしまうね。
あ、もう思われてるかも。(笑)
仕事の進め方もそうで、私の場合はほかの人の考えないようなアプローチでものごとを考え、独自の方法で他人より早く深くできるようになっていました。
現在のお仕事はそれを完全に否定・禁止されていまして、「勝手な方法でやらないように。とにかく早く言うとおりにできるようになってください。」と指示されています。
つまり、手法を完全コピーできるようになれ、と。
そうなると、私などは並み以下の人間に成り下がってしまうので、寝る時間を削って頑張るしかありません。
この年になってさらに学ぶことが増えようとは、人生は面白いものですね。
まあ、雇ってくださった方々にとっては面白くはないでしょうが。
にしても、世の中ってまだまだ広いです。
今年の四月からいくつかの仕事にチャレンジさせてもらっていますけど、どれひとつとして楽だと思える仕事がない。
まあ、そんな仕事があるわけないんですが。
また、今のままの知識でできる仕事もない。
つまり、全く楽ができない。
今の仕事も「慣れれば楽な仕事ですよ。」と言われたんですが、いまだに楽になる兆しさえ見えない。
どれだけ仕事を覚えても、「次はこれね。」と言われちゃいます。
どこに行っても新しく覚えることばかり。
そう考えると、私が死ぬまでに、あとどれだけのことを知ることができるんでしょうね?
今まで、なんて無知な人間だったんだ、とも思っちゃうし。
だから世の中は面白いと思ったんですよ。
環境の変化や新しくできたことなどについていけなくなったら、人間はそこでおしまい。
それ以上生きてたって何の進歩もない。
今は寝る暇がないほど忙しいけど、ついていける間は頑張らないとね。
で、もっともっといろいろなことを学ぼうっと。
|

>
- Yahoo!サービス
>
- Yahoo!ブログ
>
- 練習用





