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いなくなる人

 パラリンピックも終わったしもう書いてもいいだろう、ということで書かせていただきます。
スポーツの祭典であるオリンピックにこんなことを言うのはまことに失礼なんですが、オリンピックがおわると各国の人口がちょっぴり動くことを知っていました?

 この記事ですね。
(ロイター通信より)
「ギニアとコートジボワールの当局者は14日、ロンドン五輪に出場した自国の選手ら各3人が行方不明であることを明らかにした。
同五輪ではこれまでにもコンゴ(旧ザイール)やカメルーンの選手らが消息不明となっており、その数は計17人となった。
コートジボワールのスポーツ省のテクニカルアドバイザーによると、同国選手団の競泳選手2人とレスリングコーチが選手村に戻らなかったという。
また、ギニアのオリンピック委員会の職員は、競泳と柔道、陸上選手の各1人が、ロンドン五輪が閉幕する前日の11日に姿を消したと明かした。」

 結果として、オリンピック後に母国に帰らなかった人は全部で37人にのぼるそうです。
オリンピック開催の時には必ず起こっている話です。
残念な話ですが、発展途上国や生活苦の国などでは、国を出たいと考えている人が多いのです。
しかし、交通手段や生活苦のために他国に行くことすらできないのです。
では、どうしたらいいのか?

だからオリンピックなのです。

 さすがにどのような国であっても、オリンピックに参加する場合はその国が旅費などを出してくれます。
これはオリンピック憲章にも定められています。
ですから、貧乏な家庭であっても、運動能力さえ高ければ外国へといけるわけです。

 さらに、闇のマーケットではオリンピックのメダルを売買してくれます。
つまり、新しい生活のための資金が手に入るわけです。
日本円にして、金メダルなら10万、銀は8万、同は5万と聞いています。
(聞いた相手はいえませんが、中国系の闇ブローカーですね:笑)
裏には獲得した選手の名前が書いてありますから、自分でとったとはいえませんけどね。

 さびしい話ですが、自分の国を捨てる決心をした人が国を離れる瞬間には、いったいどんな気持ちなんでしょうね?
もう2度と戻れない。
迎え入れてくれる人も祝福してくれる人もいない。
遠くから眺めることはあっても、そこに自分の居場所はない。

 どんな世界でもそうですが、愛着はあるはずなんです。
私のように、忙しくてめんどくさくて楽がしたくて働きたくなくて独りになりたい人間でさえ、今の生活が気に入っていて捨てる気にはなりません。
捨ててしまいたいものもありますが。(笑)
それだけ私が幸せである証拠なのかもしれませんが、誰でもそういうものがあるのじゃないですかねぇ。

 捨てていった皆さん。
幸せになれることを祈っています。
捨てることができなくて、今もがんばっている皆さん。
今日よりステキな明日が来ることを祈っています。
いつの日かオリンピックで国民人口の動かない日が来るといいですね。

http://www.geocities.jp/scole377/ こむりん先生の教育相談

 自ら離れるのもつらいでしょうが、みんなに石をもて追い出されるのもつらいでしょうねぇ…

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