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今夜は明月の八十八夜。
歌にもあるあの八十八夜です。
え?知りませんか?
「ひーとーのーうーーわさーもー、はーーちじゅーうーはーちーやー♪」
の、あの八十八夜です。
あれ、ちょっと違うような…
まあ、いいか。(笑)
八十八夜とは、立春から数えて八十八日目の夜のこと。
この日は農業関係者にとっては刈入れの日だったり種まきの日だったりするんですよ。
たとえば、静岡県。
八十八夜に摘まれた新茶は、昔から栄養価が高いとされ、古くから不老長寿の縁起物として珍重されていました。
その年の最初に新芽を摘んで作ったお茶を「一番茶」といい、通常は一番茶のことを「新茶」と呼びます。 なぜなら、この日が一番お茶の葉の栄養価が高いから。
「栄養のある新茶」として全国に売り出されるわけです。
ただし、現在の気候と照らし合わせると、八十八夜に茶摘みを行っていいのは関西地方だけそうですが。
この時期になると作業服に身を包んだ女性が茶摘みの歌を歌いながら新芽を摘む姿が風物詩としてニュースに流れたりします。
八十八夜に収穫される新茶は、香りが抜群なだけではなく、前述のようにテアニンという成分が豊富に含まれています。
これは旨味成分なのでお茶をより美味しく飲めるだけではなく、リラックス効果や集中力アップの効果も期待できる成分なんですよ。
もちろん暦の上でも二十四節気のひとつで大切な日と考えられています。
通常は漢字2文字で表記されるこれらが4文字で表記されるのはこの日と「二百十日」のみ。
(ちなみに3文字は「半夏生」だけ。)
当然日本各地で神事も行われ、連休の神社関係者は神事に観光にと大忙しなんですよ。
有名な神事としては秩父の宝登山神社があります。
八十八夜に行われる奥宮祭は別名「つつじ祭り」と呼ばれ、神社創立の由緒にちなんで八十八夜の夜日本武尊の御神霊を神輿にお載せし、山頂の奥宮までお連れしてから神楽が奉納されるんです。
地元の人もなかなか見ることのできない秘祭中の秘祭で、その笙の切り裂くような音色はまず普段は耳にしないものだと思います。
本当に神秘的でよかったですよ〜。
宮内庁などのメジャーなものもいいけれど、こういう土着の神楽・雅楽にこそ真髄があるのではないでしょうか?
私、だれでも見れるものには興味はないしね。
京都の宇治市でもついさっきお茶に親しむイベントである「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が行われたそうです。
連休中なら参加できたんですが、あいにく今年の八十八夜は祝日にはならなかったため、見に行けなかったのが残念でした。
茜だすき姿のミス新茶が摘み取ったのは最高級品の玉露。
そういや、しばらく玉露を飲んでないなー。
今夜は久しぶりに点ててみるか!
というのが八十八夜。
日本人としてきちんと覚えておきたい日ですね。
関係ないという方も、今夜はコーヒーやジュースではなく、日本茶を飲んでみませんか?
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