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もともと商業学校であった大阪初芝商業学校から初芝高等学校に改名したのは1948年のこと。
そして堺市東区似日置荘西町から現在の北野田の現校舎に移ったのが2011年のことです。
もう10年以上も前に経営難に陥り、まったく畑違いの杵屋が経営権を握ったことがあるのも有名ですね。
教員をグルメ杵屋の社員として採用する制度を採用していらっしゃいましたが、現場を含めて多くの批判の声が上がったのは当然のことでしょう。
その上、2008年2月にに大阪労働局から「出向を名目とした違法な人材派遣」にあたるとして職業安定法違反の疑いで是正指導を受けてしまいました。
(現在はすべて学園採用となっていて、杵屋採用であった教員もすべて学園採用に転籍されています)。
ですから、杵屋が経営から手を引いた時点で、閉校になるのではないかといううわさまででたのは確かです。
もし閉校するなら、グループ校すべて(初芝富田林や初芝橋本)に影響があったでしょうね。
姉妹校ですから、独立採算で何とかしたかもしれませんが。
そんなとき、ある大学から初芝中学校・高等学校に教学提携のお話がありました。
それが関西4大学の一つ、立命館大学だったのです。
そして2009年に中高一貫校として新たに校名を初芝立命館中学校・高等学校と変え、校舎は北野田校舎に中学部・高校部のすべてを移転させ、あとは皆さんもご存じのとおりです。
立命館からの指導のノウハウを提供されたこちらは、入学した生徒さんの成績を伸ばす平均的進学校としてぐんぐん力をつけてこられていると思います。
進路実績の伸びは教育ブログの方に書いたとおりです。
ここからは私の独断的判断ですので。(笑)
どうも有名大学の付属校になってしまうと、それまでの学校のよさをなくしてしまって、ただの進学校になってしまう学校が多いように私は感じています。
具体的な名前は出しませんが、野球の強豪校だった学校も、ラグビーの常勝校だった学校も、クラブが盛んだった学校も、すべて平均的学習指導型の学校になってしまうのは残念なことです。
私学というのは教育の独自性が売りです。
宗教的理念や教義をもとにしている学校もそうです。
「他校とは違うこともやっているが、そのおかげでこんないいことがある」というのがウリだと。
その指導の独自性のおかげで、生徒さんを40%しか伸ばせないこともあれば120%伸ばしてくれることもある。
これが私学教育のいいところなんだと。
その指導のもととなるのは、個性が強い専任教師陣。
学習をそつなく進めるサラリーマン教師には無理なんです。
今回の説明会でいちばん強く感じたのは、このサラリーマン教師的な先生の説明が多かったような気がすること。
スーツ姿に乱れはなく、言葉にもなまりや淀んだ発言はない。
とてもきちんとした仁徳者であることはうたがいようもない先生方ばかりでした。
では、どのあたりがサラリーマン的だと感じたのでしょうか?
説明の合間に、必ず「えー」とか「あー」とかの無駄な言葉が混じる。
時間を気にしすぎるあまりに、後半の説明が早口になる。
数値ばかりを説明する。もちろん、数値は大切だけれども、生徒さん達がどう感じているかについてはほとんど説明はなかった。
ほんの数年前のこちらさんは、クラブのこともけっこう長い時間をかけて説明してくださいました。
Jリーグに行くことになった卒業生の話とかを、自慢そうに説明される先生たちに、とても好感が持てたものでした。
本校会場は遠かったけどね。(笑)
まあ、今回が入試結果説明会であったのなら、このような入試結果や卒業生の進路の説明に終始していても当たり前。
なので、こちらさんに対する評価は秋の説明会を待とうと思います。
私は、学校説明会においては、一番説明すべきは自校の生徒さんのことだと考えています。
指導内容も大切です。
進路実績も重要でしょう。
でも、一番語らなければいけないのは、生徒たちに何を言い聞かせ、何を与えるのかということ。
そう強く感じた一日でした。
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