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ブラック企業の実態

 今までに、都道府県労働局や労働基準監督署などによって公表され指導されたブラック企業が倒産した例はあまりにも少ない。
その理由の一番大きなものは、「ブラック企業はそのゆえんたる人件費の違法な削減で消費者のニーズにこたえているから」です。

 たとえば、某牛丼店がいまだにつぶれていないのは、そのブラックな労働者の使い方により、消費者が喜ぶような安価なサービスを提供できているからです。
ただ、ブラックであると好評されれば、当然人材の確保は難しくなりますし、人数の確保もできなくなります。
しかし、この手のブラック企業は、募集が減ればどんな底辺労働者であっても気にせず雇うことにより、賃金を低水準に保ったままとりあえずサ−ビスを提供し続けているところに、なかなかつぶれないもう一つの理由があるんでしょうね。
よく見れば、そういう企業は提供するサービスも低レベルのものが多いことがすぐにわかるはずなんですが、そこが日本人の悲しいところで、貧乏人は安い店でしか食べられないというわけです。
学力の低い学生が、低ランクの学校にしか入学できないのと同じですね。
まあ、宣伝だけに騙される日本人の国民性にも問題があるんでしょうけどね。

 さて、ここからが今日の本題です。
ワ○ミや明○義塾、ユニ○ロなどのブラック企業は皆一様に社長が同じ談話を発表します。
たとえば、2年前にユニクロの社長さんが自社へのブラック企業批判について、「会社見学をしてもらって、あるいは社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね。」と朝日新聞社の記者さんに語ったことがあるんですよ。
なるほど!と思わされます。
そしてそれを実践した人が現れたんです。

 横田氏が20112年に出版した本「ユニクロ帝国の光と影」に対し、長時間労働の記述などが名誉棄損に当たるとしてユニクロが提訴していたことはご存知でしょうか?
なんとユニクロは、この手の名誉棄損裁判では1千万円が当たり前のところを、横田氏に2億円以上の請求をしたんですよ。
つまり、金にものを言わせて黙らせよう目にもの見せようとする成金戦法ですね。
(あれ?どこかで聞いたような…:笑)

 刑事告訴は失敗、民事においても請求が却下されたのは有名な話で、この訴訟により、ユニクロは企業間での尊敬と信頼をほとんど失うこととなってしまいました。
まあ、威張る成金は嫌われて当然でしょう。
で、その時に社長がおっしゃった言い訳が上のものだったと。

 そこで被告である著者の横田氏は考えました。
「じゃあ、あいつらの言うとおりに実際にユニクロで働いてやろうじゃないか!」
なんと彼はきちんと法律にのっとって自分の氏名を変更し、ユニクロに就職したんです。
それも1年間言いなりに働いてみせて!
すごいですよね。
忍者の草と同じく、忍耐の潜入捜査です。
そしてその1年間に自分がどのようにこき使われ、どんなひどい目にあったかを克明なレポートにして、発表するそうですよ。
文春紙上で
またまたきたよ、センテンススプリング!(笑)

 3店舗、総計800時間を超える彼の勤務レポートからは、言い訳できないユニクロのブラックさがにじみ出るでしょうね。
証拠としても一級品だし、さすがに今回はユニクロ本社役員も刑事告訴されるでしょう。
このレポートは12月1日発売の「週刊文春」に掲載されます。
今から楽しみなんですよ♪
さて、この記事に対し、ユニクロは今度はどんな攻撃に出るか?
とっても楽しみですね。

scole377@ybb.ne.jp 質問メールはこちらから

 しかし、世の中には私と同じ考えを持つ人がいくらでもいるんだなー。
私の場合は潜入捜査ではなく、代理人や協力者に潜入してもらうんですけどね。
もちろん、あちらの情報はダダ漏れです♪

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