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連日森友学園のニュースが新聞やテレビニュースをにぎわせていますね。
私自身とても興味があったので、久しぶりに友人たちと調べられるだけ調べてみました。
納得できる程度までは事実をつかむことができたので、調査はそれで終わり。
やはり、常識ではありえない話の裏には、普通では考えられない事情や思惑があるものだなー、と感心してしまいました。
大人の世界って、大変だね。
それはそれとして、この事件を調べているうちに深く感じたのは、教育の難しさというものでした。
教え方が難しいとか、人を導くための秘訣とは何かとか、そういう単純な話ではありません。
私が感じた難しさとは、「教育と経営の両立」ということなんですよ。
私は18歳になったときから塾の教師をしています。
その時から数えれば、すでに38年間ずっと人を教え続けているわけです。
初めて人を教えたのが15歳の時。
一つ年下の後輩の家庭教師でしたから、教師歴としてはすでに41年目になっています。
その間、人を教えるということをまじめに考え、日々取り組んでこの年までやってきました。
ただの教師として生きてきだけなら見えなかったでしょうけど、私は一応経営者としてもやってきたので、教育と経営の二律背反に常に悩んできたんです。
簡単に言えば、「教育と経営は両立しえないかもしれない。」という話です。
簡単な例をあげてみましょう。
私は塾の教師ですから、学校よりも塾に来て勉強を頑張ってほしい。
学校の先生はクラス全員を一度に教えなければいけないけれど、うちのような個別塾ならもっと密度の高い教え方ができるからです。
しかし、だからといって「全科目塾でがんばろうな!」と簡単に言うわけにはいかなんですよ。
なぜなら、授業料というものが必要だからです。
教師としては全科目来させてみっちりと教えたい反面、経営者としてはお金を払ってもらわないと運営が成り立たないので簡単に呼ぶわけにはいかないということです。
成績を伸ばしたいけど、お金なしで教えることはできない。
今回の森友学園の場合も同じです。
教え方や運営方針については特に文句はないんですよ。
「安倍首相万歳!」とか「教育勅語必須!」とかはただの教育方針ですから、いやならいかなければいいだけの話。
それでもほかにいいところがあって行くのなら、我慢するかそこだけ無視すればいいだけですから。
しかし、教育の場を維持するためにお金が必要で、その資金を調達するために政治の力を借りてでも安く買い上げるということになると、これはもう教育者の考えではありえないと。
ここが教育者と経営者の両立しえないところじゃないかと思っているんですよ。
教師だけではなく、医者や政治家、大学教授や研究者も同じ。
いわゆる「先生」と呼ばれる職業の方は、お金を度外視しないと本来の目的を果たせないことが多いと私は思います。
しかし、儲けというものを度外視して完遂できる治療も政策も研究も教育もあり得ないこともわかってるんです。
お金だけに特化した学校運営をしている理事長さんもいます。
逆に、教育者としての資質が高すぎるゆえに、経営に困っていらっしゃる理事長さんも大勢知っています。
私は教育者としての側面が強すぎるので、そろそろ経営者は辞めようかと思っていますが、それなしでは自分の教育理念は実現しえないことも理解しているから難しい。
森友学園の元理事長さんも、ご自分の教育理念に固執しすぎたゆえの今回の事件だろうと私は判断しています。
世間で言われているほど腹黒い人物ではないだろうと。
でも、それを利用しようとした人物がいた限りは、ご自分の責任をはっきりさせるべきだとは思いますけどね。
「おなかが痛いからやめまーす」だとか「辞めることが責任の取り方だとは思っていない!」とか言い訳をするやつらの真似などせず、一度リセットしましょう。
一からやり直せば、もう一回くらいできるかもですよ。
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