こなかっこ通信(子中保育園)

子どもの活動や運営者として思うことをお伝えしていきます(^^)
今年の3歳児クラスの発表で、I先生はコント劇という新しいジャンルを開拓しました。

I先生は、子どもたちが練習は上手に出来ても、本番の舞台の上で緊張してしまうのではと懸念していました。そこで、I先生も舞台に立ち、子どもたちと共に遊ぶシチュエーションで演目を作ることができないかと考えました。

多少の失敗があっても、進行を妨げずに笑て見ていられる演出として、I先生は昔懐かしいドリフターズの「8時だよ全員集合」で行われていたようなコント劇を考えました(I先生の年齢では見ていないはずですが(^^;;)。A君が少し前から忍者に興味を持ち、よく話していたことから、忍者がお屋敷に忍び込む際に失敗を重ねるストーリーを考えました。

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この流れであると、セリフや行動を間違えた時にも間違えたことが分かりにくく、分かったとしても笑いで収められるのです。おまけに、I先生も舞台に上がっているので、不測の事態にも対処しやすい。3歳児という子どもたちが行なう演目として、とてもうまい演出を考えたと思いました。

この演目は、練習中も他の子どもたちから人気で、コントであることがわかるらしく、オチの場面がくると、何回見ても何度も笑っていました。また、当日は保護者にもとても受けていたようでした(^^) 子どもたちも楽しそうで本当に良かったと思います。

一方、この演出を通して最も価値があったと考えるのは、当日楽しんでもらえたこと、子どもが楽しくできたこと以上に、I先生が子どもに合う演目について、真剣に考え抜いたことだと思います。大人の視点で、あれも出来ない、これも出来ない、やることが無いと言うのでは無く、子どもたちが輝ける舞台を作るという気概を持つこと。保育士たちにとっても学びの機会です。

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今年初のブログ記事「子どもたちの魅力を引き出す演出(1) 」で、0、1歳児は舞台の上でクリスマスツリーを描きました。
https://blogs.yahoo.co.jp/konaka_hoikuen/50393322.html

2歳児のプログラムは、このツリーに飾り付けをしてからのダンス。

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このプログラムの素晴らしいところは、

・子どもたちが着ているドレスは一人ひとりが自分の好きなようにデザインして飾り付けたものであること
・飾り付ける装飾品は、S先生が引率してバスに乗り、100円均一ショップに行って自分たちで選んだこと
・クリスマスツリーに飾るオーナメントも子どもたちが紙粘土と装飾品で手づくりしたこと
・当日も、0、1歳児の表現作品を活用する演出を行なったこと

以上のように、クリスマス発表会に向けて、様々な保育実践や工夫が積み重ねられており、まさに日常活動の集大成としてデザインされていることです。

子どもたちは、発表会に向けて期待感しかありません(^^)

「バスに乗ってお買い物に行きたい」
「自分の衣装を作りたい」
「可愛い飾りを作りたい」
「自分で作った衣装を早く着たい!」

写真は練習中のものであり、実際は男の子も交えた6名で、2歳児とは思えない堂々とした舞台を披露していました。

ダンスと一口に言っても、どのような場所で、どのような動きをするのか、どのような衣装で、どのような音楽でするのか、によって、子どもたちは演目への向き合い方がまったく異なります。

Aちゃんは運動会でのダンスは地面に腹這いになるのを好まず、それでも練習ではしていたものの、当日はできなくなりました。元々ダンスはとても好きなので、大好きな創作活動も組み合わさったクリスマス会の演目は本当に楽しかったと思います。好きではない活動は無理せず、好きな活動ではとことん楽しんで(^^)

保育士は、子どもたちの、好きや得意や楽しみ・喜び、苦手を見つけたうえで、それをさらに発展する学習支援者なだけでなく、それを見せたり伝えたりする演出家でもあります。そして支援や演出になくてはならないのが対話。今年も対話的実践でいきましょう(^^)

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あけましておめでとうございます。
新年を迎えても去年のお話で恐縮ですが、今年もよろしくお願いします。

クリスマスの発表会で5歳児が環境プレゼンを行ったことはお伝えしましたが、
https://blogs.yahoo.co.jp/konaka_hoikuen/50371351.html
今年はそれ以外にもオリジナリティあふれる素晴らしいプログラムがたくさんありました。

去年の0、1歳児はキッチンバンドビートというバンドを結成して、台所用品で素敵なビート刻んでいましたが、
https://blogs.yahoo.co.jp/konaka_hoikuen/50027378.html
今年はアート系(^^)

画家さんらしい衣装を着て、舞台に上がり、名前を呼ばれたら元気に返事(^^) 舞台の上で、絵筆やローラーや手を使ってクリスマスツリーの絵を描きます。きれいに色塗りできたら、音楽に合わせてダンス! 絵に気が向かなければBGMの音楽に合わせてずっとリズムをとってダンスしている子もいます。それでいい(^^) 舞台の上で好きなことを楽しんでしていればお披露目になるような演出。0、1歳児ではそれが大切です。

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去年もそうでしたが、K田先生とS先生は、発表会の準備の際、“今年の子どもたちは何が好きか、何を集中して行えるか”を見つけること、つまり企画に一番時間を使います。この演目も、日常的に絵の具やクレヨン、クーピーによるお絵かきや、ボディペインティング、小麦粉粘土による表現活動の際の子どもたちの様子から決まったものです。

環境プレゼンのブログでも書きましたが、発表会の演目決めや演出で大切なのは、子どもたちの日頃の活動を見せる形にすること、こどもたちが練習にも自主的に取り組めるように好きなことを演目にすること。流れとしては下記のようになります。

1)子どもたちが好きなことや楽しめるものを見つける
2)1を舞台で行えるように演出する
3)演出に必要な道具や衣装を準備する
4)子どもたちの登場から退場まで一連の流れがスムーズに進むかチェックする

とても興味深いことに、保育士たちが1)のステップをおろそかにして日頃の子どもたちの様子を十分に見ず、意識しないうちに自分がやらせたいと思うことを子どもにさせていると2〜4のステップで必ず無理が生じます。

保育士は何度も何度も、これは本当に子どもたちが好きなこと?と自問自答する必要があります。

それから演目について、とても上手に目立ってできる子どもがいたら、とことん目立たせてあげることです。でも、その演目が好きでない子、得意でない子には無理させず別の場を作ってあげたらいい。日本の多くの幼児教育、小学校教育の現場では、能力の差が見えない、みんなが出来るレベルのことをみんな同じようにさせますし、やもすると保護者もそれを望みますが、それはとてももったいない、残念なことです。同じことを同じようにする必要は無いのです。

きっと子どもたち一人ひとりの輝き方がある。もちろん、これも一つの価値観に過ぎず、私たちの方針を述べているだけですが。

でも、子中保育園の保護者や保育士に限らず、世の保護者や学習支援者(いわゆる教師)の多くがそういう思いで子どもに向き合えると、子どもも大人もハッピーだとは思います(^^)

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子中保育園では年内最後の開園が28日でした。そこで、年越しうどん作りと大そうじをこの日に行いました。

この日の総指揮はS先生(^^) 事前準備や当日のスケジューリング、道具の準備、役割分担、子どもたちのグルーピング等は完璧でしたが、慣れないうどん作りには四苦八苦😅 硬さや粘り具合、打ち粉の加減など試行錯誤しながら進めていました。

まずは下記写真のように、しっかり手を洗って(上段左)、S先生の注意を聞き作業のお手本を見たら(上段右)、早速開始。今年は0歳児クラスも参加しました(中段)。1歳児のAくん今年が初参加だったのですが、写真のとおり良い手つき(^^) 0歳児のBちゃんと協力して伸ばしています(下段)。

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2歳児以上の子どもたちは踏んだり伸ばしたりの作業がしっかり記憶に残っているらしく、楽しそうに上手に行なっていました。自分より小さい子が行うときには、保育士が何も言わないのに、下記写真1段目、2段目のようにうどん生地を包むビニールが動かないように手を添えたり、うどん踏みをする際に手をつないであげたり、見ていて心が温かくなるような光景がたくさん((^^)

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また、どこかのグループが「全員で踏む!」と言って抱き合ってくっ付いて踏んでいると、他のグループも嬉しそう真似して満面の笑み(^^)
(上記写真3、4段目)

うどんを踏み終わると、今度はみんなで大そうじ。2年前までは、子どもたちの午睡中や降園後に保育士だけで大そうじをしていたので、その為に帰りが遅くなることもしばしばでした。子どもたちも参加の大掃除は去年から始めましたが、とくに今年のように掃除の場所や道具、子どもたちの分担を計画的に予定していると、とても効果的で効率的。子どもたちの掃除には次のように子どもたちにとって良い点が多々あります。

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・自分たちの使った場所は自分たちできれいにするという自立心や公共心の育成
・掃除という作業の中で育まれる自主的な思考力
(2歳児Aちゃんは手洗い場の担当だが自主的に鏡を磨き始めた。2歳児Bくんは窓の桟の担当だが下だけでなく上方向の縦の桟の汚れにも気づいた。5歳児Cちゃんは窓ガラス担当だが貼り残したセロテープもきれいに剥がした)
・「1年間ありがとうの気持ちで、お掃除しようね」と保育士が伝えるため人やモノに対する感謝の気持ち
・掃除という行為の中で修得される動き(吹く、絞る、こする、磨く、洗うなど)

子どもたちにとっても保護者にとっても保育士にとってもwin-winな状況や環境をデザインし実践していくこと。それは私たち運営責任者の務めです。来年もそんなwin-winの関係や環境を作っていきたいと思います(^^)

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今年は5月に陶芸教室があり、6月始めに焼き上がってから、残念なことに茶碗や皿を1度しか使っていませんでした。陶器の取り扱いは大変なので仕方ないことですが。7月中旬以降、スタッフが減ってからは、余裕がまったく無くなり、せっかく子どもたちが作ったものを使ってあげたい気はあってもなかなか実現せず(涙)

11月から株式会社サンユーさんに給食をお願いすることができて、保育実践や運営業務にも少しずつ余裕ができました。一方でサンユーの調理師先生たちにとっては、慣れない環境での給食提供は大変だったと思います。

12月27日のおやつはしらすチャーハンでした。私たちからお願いしたわけでもないのに、なんとこの日のおやつに3歳児〜5歳児が自分たちで作ったお茶碗やお皿を使ってくださったのです!

他者の提案から生まれた物ですから、自分たちには関係ないと考えても何ら不思議はありません。むしろ世の中にはそう考える人の方が圧倒的に多いですし、提案者や担当者であっても責任を持てないことも多い。そういう現実はあるものだと思っているので、なおさら、

「せっかく子どもたちが作ったということなので、もっと使ってあげたかったんですけど、献立と食器のバランスから、なかなかチャンスが無くてごめんなさい」

と言いながら、準備してくれる様子に本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。子どもたちが喜んでくれたら嬉しいから、と言いながら自然体の笑顔で対応してくださる態度をありがたく感じていました。

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おやつが終わった後、I先生が給食室とは別の洗い場にお皿や茶碗を運び込んでいました。以前は調理師の方の負荷を減らそうと保育士たちが食器洗いを交代でしていましたが、サンユーさんにお願いしてからは全て担当してくださるので、あれ?と思い、「I先生、食器どうしたの?」と尋ねると、

「陶器の食器は洗うのに気も使うと思うので、私がしようと思って」

との返事!良いことしてるという感じがまったく無く淡々と。実はこの返事、結構じーんと胸に響きました。

ふだん、私は心遣いや気配りをベースに仕事するより、合理的に仕組みや制度を作る方を好みますが、この相互の心遣いには感動しました。なぜ心に響いたのか考えてみると、2人の思いやりや心配りには、自分の行為を良く思ってほしいとか感謝を期待するというのがまったく感じられなかったのです。

こういう環境が整うのは本当に幸せなことです。人材の良し悪しもあるでしょうが、自分に合う職場かどうかも大いにあるでしょう。大人が働きやすい保育園であれば、子どもにとっても良い環境のはず。現在の環境が構築できている要因や要素を整理して分析することもとても大切だと思いました。

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