こなかっこ通信(子中保育園)

子どもの活動や運営者として思うことをお伝えしていきます(^^)
 昨日掲載した「こなか芸術展(1)」では、展示の全容をお伝えしました。今日は、子どもたちの各作品に注目し、子どもたちの発想の豊かさ、創造力・創造力の素晴らしさをご紹介したいと思います。

 5歳児Aちゃんの作品。細部まで丁寧に作ってあります。数日間にわたって少しずつ完成させました。最初は「くるま!」と言っていましたが、6月に生まれた妹の顔が思い浮かんだのか、途中で「ベビーカーをつくってるの!」と言いました。ティッシュ箱とトイレットペーパーの芯を組み合わせて、乗り物らしくし、前方に赤ちゃんも乗せました。作品の丁寧さもさることながら、Aちゃんの妹を思う心も感じる創作です。
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 次のクリスマスツリー、写真を拡大すると、何からできているかわかりますね。そう、松ぼっくり(^^) 散歩に出かけた公園で、松ぼっくりを見つけた5歳児Bちゃん。園に戻ってすぐに緑に彩色しました。幹の部分はトイレットペーパーの芯。飾りつけも素敵です。
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 5歳児Bちゃんがクリスマスツリーをつくる様子を見ていた4歳児Cちゃん。素敵な作品だったので、羨ましそうに見ていたそうですが、「Cちゃんは、みのむし、作る」といって出来た作品がこちら↓ トイレットペーパーの真に紅葉を貼って、松ぼっくりをくっつけて。みの虫のイメージの素敵な作品になりました。真似して再現するのも素晴らしいし、違うものを創りだすのも素晴らしいと思います。
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 トイレットペーパーの芯と空き箱で、太鼓とバチを作った3歳児Dちゃん。大きい子たちの芯の使い方を見ながら学んだのでしょうか、太鼓を叩くイメージだったんだね(^^) 黄色と青の彩色はDちゃん自身が丁寧にしました。お隣は、トイレットペーパーの芯ふたつを組み合わせ、チラシで芯をつくり、その芯に糸を結んでけん玉にした4歳児Eくんの作品!赤い玉の部分は、昔なつかしのメロンアイスのカップです。それを赤く塗って、チラシの芯に乗るようにしました。写真下段の感じ(^^) 構造の工夫にうなりました。
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 下は一週間前からずっと「パソコンつくりたい」と言って空き箱で試作もしていた4歳児Fくん。キーボードを何にするか悩んでいたようですが、卵のパックを利用しました。「こんなのも使えるかも」という先生のアドバイスはもらったようです(^^) ディスプレイ画面に映っているのは自分の好きなもの?! (^^)
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 向かって左の作品は、3歳児Gくんの「うみ」。左がカメで、右が魚を表現しています。トイレットペーパーの芯に付いているのは公園で拾ってきた葉っぱ。公園で拾ったときから「おさかなつくる!」と言っていたそう。トビウオみたいでかっこいいね。「くじらと貝がら」は5歳児Hくん。好きな折り紙と絵を組み合わせました。くじらの表情がとても良いです(^^)
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 下記写真の棚の上段にあるのは、5歳児Iちゃんがつくったカバン。バッグのイメージでしょうか。ティッシュ箱で作っていますが、このセンスの良い装飾素材選びと配置のしかたはIちゃん自身によるもの!棚の下段に並ぶのは1歳児や2歳児が小麦粉粘土で作成したお弁当やケーキ。色や形や、異なる色の合わせ方など、子どもたちなりのこだわりがあります(^^)
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 今年は、部屋まで上がって子どもたちの作品を見てくださる保護者が多いように思います。子どもたちの作品の素晴らしさを伝えるには見せ方も大事!ひとつひとつ、こんなに素晴らしい作品なので、多くの方に見ていただきたいと思います(^^)








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 すっかりご無沙汰しておりました。もうブログ止めたのかな、と思われた方もいらしたでしょう(^^;; しばらく、人手不足でさまざまな仕事をしなくてはならず、どうしても書く時間が取れませんでした。その間にも子どもたちはどんどん成長して、先生たちと共にどんどん面白い試み、取組み、活動をしていました。「早く書かなくちゃ!」という焦りは募る一方。夏頃の記事も停滞していますが、新しい発見記事も書きつつ、夏や初秋の季節はずれの記事についてもコツコツ投稿していきたいと思います。

 昨年に引き続き(こなか芸術展 〜想像力と創造力、それらの土台となる主体性〜)、今年もこなか芸術展を開催しています。

 今年の展示は盛りだくさん!子どもたちの創作の幅も広がり、保育士たちにもますます”子どもの作品としてこうあるべき”という制約が無くなり、とても楽しい展示になっています。下記の上段写真には、向かって左側に子供服が並んでいます。これは職員や職員の子どもたちの服や小物を収集し、2歳児クラスの子どもたちが自分の好きな服を自由にコーディネートした作品群。題材もとても良いアイデアですし、子どもたちのセンスも驚きです。2歳児たちも自分の嗜好ははっきりしていますし、それぞれの個性にあふれていますし、とても素敵なコーディネートです。正面にはティッシュの空き箱を使った作品、その横にはトイレットペーパーの芯を使った作品が並んでいます。以前からお伝えしていますが、これらはすべて保護者の方々が持ってきてくださったもの(^^) (雨の日も楽しく! 〜豊かな実践は保護者と共に(2)〜 ) 保護者の職場や、お友だちが提供してくださることも!
ふんだんに使えるので、本当に助かります。
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 上記下段写真の中央絵本の前にある飾りはある物から作られているクリスマスツリー、その下はラップトップのパソコン。個別作品は、別投稿でご紹介します(^^)

 下記写真の上段中央は、3歳児の作った小皿と、4・5歳児のつくった茶碗。今年の陶芸教室の作品です(^^) 隣には折り紙を組み合わせた海の絵。その下には園児ご家族が夏に出かけた先で集めてきてくださった貝殻のボトルが飾ってあります。

 その隣は牛乳パックの空き箱やお菓子の空き箱を利用した作品。0歳児クラスの子どもたちも出品しています(^^)。その上は、紅葉の話を保育士から聴いた2歳児クラスの子どもたちの表現。
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 紅葉のとなりには、0歳児・1歳児の子どもたちが自分の足型をオバケに見立てた作品があります。眼や口のシールは子どもたち自身が貼りました。その下の額縁作品は、空き箱や段ボールで作成してあり、2歳児たちがフレームを飾ったり、フレーム内の装飾をしたり、絵を描いたりと自分たちの好きなように創作しました。装飾の仕方や素材の使い方に子どもたちの個性が出ています。この隣にもティッシュ箱を使った素敵な作品が(^^)

 子どもたちの創作の素晴らしさは追ってご紹介しますが、ここでは保育士たちの展示センスにも注目!作品に見合った小物をさりげなく近くに置いたり、配置に工夫があったり、子どもたちの作品をより素晴らしく見せる見せ方だと思います。こんなふうに素敵に飾ってもらえたら、子どもたちも嬉しいはず。自分の作品が大事にされていると自覚できたら、ますます創作活動が好きになる気がします。「誉められたから嬉しい」というのとは違って、「大事にされている」「認められている」という感覚。

 保護者のみなさん、ぜひお部屋に入って近くで見てくださいね!

 

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停電時のための対策

 今回の北海道での地震により被災された皆様、とくに、厚真町、鵡川町、安平町など被害の大きい地域の皆様にお見舞い申し上げます。

 今回の地震が起こった際、私も函館に出張中でした。函館は震度5弱で、滞在していたホテルも、仕事場である大学も、揺れ自体による被害はなかったのですが、ニュースでも大きく報じられた全道の停電がなかなか大変でした。

 今回の事態で、災害時の対策なども各種メディアで取り上げられていますので、ご存じのことが多いと思いますが、私も自分が体験してみて、感じたことを少しまとめておこうと思います。これは、今後、私たちの園でも対策しておこうと思っていることでもあります。

(1) 停電すると水が止まる

 今回、函館市では水道機能自体は問題がなく、断水はなかったと報じられています。しかし、2階以上の建物に居る場合、水を上げるポンプは多くの場合、電気で動いているため、水が止まります。建物の古さにも拠るのかもしれませんが、そういう事態が生じる可能性があるということです。
 保育園は平屋建築なので、断水がない限り、水が止まることはありませんが、水の確保は本当に重要です。

(2) 停電時の灯りのためのろうそくは危ない

 停電中、何度か消防車のサイレンを聞きました。もしかすると、ろうそくが倒れたのかなと思いました。地震の場合、余震もありますし、暗い中動いていると、うっかりろうそくを倒すこともあります。よほど安全なつくりのろうそく立てでない限り、電池式・充電式の電灯が安全です。保育園にも懐中電灯は複数ありますが、ランタンを用意しておくのが良いと思いました。また、両手をふさがずに作業できるヘッドライトも便利です。
 トイレは本当に真っ暗になってしまうので、トイレ専用の灯りを準備することも大切です。何度か、スマートフォンの灯りで物を探したときがありましたが、停電時、外部の情報源としてのスマホは本当に重要なので、情報収集時以外には使わないことがおすすめです。

(3) 電源や熱源の代替手段を準備しておく

 私たちの園は、太陽光発電システムのため、停電になっても代替電源があります。また、以前に炊き出し訓練(https://blogs.yahoo.co.jp/konaka_hoikuen/50111775.html)をした際のように、炭を使って火を起こしてお湯をわかすなどの練習はしています。しかし、オプションは複数あるに越したことはないと思いました。とくに、手間をかけず、使える代替手段があることはとても大切。充電式の蓄電器や、カセットコンロなどの準備は保育園でも必要です。

(4) 温かい、あるいは甘い食べ物、飲み物をストックしておく

 被災時に贅沢は言ってられないというのも一理ある一方、被災時は物理的な不便や物資不足だけでなく、心理的に気分が落ち込みます。今回、停電当初は、焦ってもしょうがないと思えましたが、暗くなってきて、かつ翌日の見通しも立たないときに、やはり、少し気持ちがダウンしました。また、停電復旧した後に、むしろ疲れがどっと出ました。そんなときにあると心理的に嬉しいのが、温かい食べ物・飲み物、甘い食べ物・飲み物です。
 コンビニエンスストアの棚からはあらゆる物が無くなり、たまたま食べずにあったパンや、生協の方が配ってくださったサンドイッチ、在学していた同僚が分けてくれたカップ麺やパンなどに助けられましたが、備蓄しておかない物はよほど運がよくない限り入手できません。保育園でもあらためて備蓄物資を見直したいと思います。

昨年の課題を踏まえて、今年もぜひ炊き出し訓練を行おうと思っています。


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 これまでにも何度かご紹介していますが、私たちの園では保護者の方々にご協力いただいて、牛乳パックやトイレットペーパーの芯、空き箱、空き容器などを集めています。保護者のご親戚やご友人が集めてくださっていることもあります! これらを使って、自由時間などに、子どもたちが好きなように造形活動をすることができます。

 なかなかブログの更新ができないときに素晴らしい作品をつくっている子どもたちに対しては、紹介の機会を逸してしまい恐縮ですが、最近もまた、1歳児はじめ5歳児までの子どもたちが素晴らしい作品を創り上げていました。

まずはこちら。写真にうまく撮るのが難しかったため、この魅力をうまくお伝えできるか心配ですが、牛乳パックでつくった飛行機です。
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 これは5歳児Aくんが作りました。この飛行機、細部が実によくデザインされています!牛乳パックだけで、胴体先頭部の先細の形状をつくっています。また、主翼と尾翼もあり、主翼は先細翼でジェットエンジンまで付いています。尾翼は胴体と垂直尾翼が連続しているものの、垂直尾翼と思われる部分は細くなっており、胴体と区別していることが見てとれます。垂直尾翼と見られる部分には水平尾翼も付いている。よく一人でここまで作り込んだと思います。やるね、Aくん! (^.^)

 次のこちらは4歳児Bくんのティラノサウルス。口の造形や手足の爪が見事に表現されています。
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 とても上手にできたので、廊下の展示コーナーに飾ってもらうと、Bくんは嬉しそうに、今度は上記写真下段の中央にいるトリケラトプスをつくり始めました!写真の角度が難しく、これもうまく撮れていないのですが、トリケラトプスの最大の特徴である襟状の頭骨後部がこれも見事に表現されています。図鑑を参考にしながら作ったそうですが、ティラノサウルスとトリケラトプスの戦いのようなリアルな構図になりました。


 写実性の高い造形を表現したAくん、Bくんの作品と趣向が異なり、次の5歳児Cちゃんの作品は、色使いと形の表現が見事なカタツムリ。
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 同様に力強い作品が4歳児Dくん。牛乳パックを大胆に使って、ロボットを作りました。
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 色のきれいな小麦粘土でマカロン(下記写真下段)をつくった4歳児Dちゃん。こちらも色がきれいです。この作品を見せにきたとき、「Dの好きじゃないクリームもちゃんと挟んだよ」という言葉に思わず笑ってしまいました。紫色のマカロンからちょこっと見えている白色がクリームなのだそうです。自分が好きじゃなくても、その方が美味しそうだと思ったんだね!

 上段の作品は、1歳児と2歳児のつくったハンバーグ!中央が1歳児Eちゃんの作品。両端が2歳児Fちゃん、Gちゃんの作品。2歳児たちは、「ハンバーグだよ!」と説明してくれました。ふたりとも茶色がなかった小麦粘土で、お肉の色を出そうと粘土を混ぜ合わせたようです。1歳児Eちゃんも大好きな粘土を小さな手でしっかり捏ね、集中してハンバーグを作っていました。
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 子どもたちの表現の方向性は千差万別。そして、表現の可能性は無限。次は誰が何をつくるかな(^^)

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 今日の「理想のふりかえり」を組み立てたのは、なんと3歳児たち!きっかけをつくったのはⅠ先生ですが、その後、Ⅰ先生は子どもたちの様子を見守っていたのでした。仕事柄、ふりかえり(リフレクション)を効果的な学びにつなげるようにデザインし、実践することにおおいなる関心を持っていますが、それを子どもたちが自分たちで行ったのです。子どもたちの行動にもおおいに驚かされますが、これは日常の積み重ねだな〜と、子どもたちとⅠ先生の対話的実践に感慨を覚えた事例でした。

 第1回目の東京農業大学でのミツバチ観察(https://blogs.yahoo.co.jp/konaka_hoikuen/50205718.html)の後、Ⅰ先生は、翌週、3歳児たちに、そのとき撮っていた動画を見せました。みんなミツバチのことになると夢中!
この様子で眺めています(^^)
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 みんながひととおり見終わって、別の遊びを始めたときにも、AくんとBくんは上記写真の下段のように関心を持ち続けていました。この次が驚きポイントの一つめ!Aくんは、『はちみつができるまで』の絵本を持ってくると(下記写真の上段左)、動画と似ている画像があるページを開き(下記写真の上段右、下段左)、動画と写真を見比べ始めたのです!(下記写真の下段右)
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その後も、Aくんは動画と似ているページを開き(下記写真上段)、Bくんと共に熱心に見ていました。この絵本だけでなく、Ⅰ先生てづくりの『はちみつずかん』も持ってきて眺めていました(中段、下段)。
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二人の様子が楽しそうだったからでしょう。一度、この場を離れて別の遊びを始めたCちゃん、Dちゃん、Eちゃんも寄ってきました。これが驚きポイントの二つめです。
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子どもたちがつくっているこの場がオープンであり、出入り自由だからこそ、別の遊びを始めた子どもたちも、またミツバチやはちみつに興味を持ったのだと思います。いつでも、気になったときに参加できる、理想的な学びの場です。これを子どもたち同士で作り上げているのです。

 絵本の中ではちみつのページが出てきたとき(下記写真上段左)、Bくんは保育室の中のはちみつコーナーに向かいました(下記写真上段右)。さらにページをめくって花ごとのはちみつの種類を紹介するページが出てくると、Aくんははちみつコーナーのはちみつの瓶を持ってきて、絵本の中のはちみつと対照させました(下段左)。Bくんも(下段中央)、Cちゃんも(下段右)、同様に瓶を持ってきて絵本と対照させました。
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Ⅰ先生が撮っていたこの写真を後で見たとき、感動のあまりゾクッとしました。3歳児がこんなふりかえりのデザインと実践をするなんて!もちろん大人が意図するデザインとは意味が違います。でも、「面白そうだから」「興味があるから」行ったのだとすると、やはり素晴らしいこと。
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その後も、3人の”リアルとの参照”は続き、上記写真下段右に示すような対照構成ができあがりました!

Ⅰ先生のきっかけづくりと、はちみつコーナーという環境構成が、子どもたちにこんな素晴らしい行動を促したことは間違いありません。そして、環境構成を活用して、こんな活動を展開する子どもたちには本当に驚かされます。ふりかえりのデザイン、子どもたちから学びました。



 

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