こなかっこ通信(子中保育園)

子どもの活動や運営者として思うことをお伝えしていきます(^^)

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 もうすぐ3月11日になります。今年は日曜日ですが、前後に子どもたちと一緒に、自分の命を守ること、すべての命を大切にすること、訓練をして人の話をよく聴くことが命を守ることにつながることを考えたいと思っています。

 これまで私たちの園では、東日本大震災が起こった日も、いつもと同じように過ごしてきました。以前ご紹介したレイモンド保育園では、3月11日に子どもたちと灯篭を作り、この日に東日本大震災が起こり、多くの方が亡くなったこと、今でもつらい思いをしている方がたくさんいることを語り合い、語り継いでいるそうです。今なら、私たちも子どもたちと共に、このような取り組みが可能なのではないかと考えています。

 以前お伝えしたことですが、子どもたちが避難訓練を遊び行事のように感じてしまっていた反省から、私たちは防災学習デザインについて職員で話し合い、避難訓練と防災学習を合わせて行うことにしました。また、東日本大震災の映像を見せ、地震や火災の怖さを伝えました。(「怖いことを怖いことだと知らせること」https://blogs.yahoo.co.jp/konaka_hoikuen/49815955.html) この日の訓練以来、子どもたちは避難訓練をとても真剣に行うようになりました。そして、怖がる子どもがいると、年長さんたちは、

  「大丈夫、怖くないよ!」
  「先生といっしょにいれば平気」

などの声をかけ、年少児たちを励ますようになりました。

 このような経緯を経て、先月末、災害時のための炊き出し訓練を行いました。初めての試みです。まずは、訓練の前日に、なぜ炊き出し訓練が必要かを学ぶ防災学習を行いました。そこで、ライフラインが使えなくなると、どのようなことが困るかを子どもたちに問いかけました。担当したK田先生は子どもたちの鋭い質問や意見に驚いたそうです。

 翌日の避難訓練の後、そのまま外に出て、ガスや電気などのライフラインが使えない状況を想定し、お昼のご飯を炭火で炊き上げ、焚火でお湯を沸かしてレトルトのカレーを温めました。また、子どもたちでも手でちぎれる葉野菜やキノコのお味噌汁を作りました。

この訓練では、子どもたちの成長ぶりに職員全員、驚嘆し、終始感動していました。

イメージ 1

言われたことを素早く行動して作業するだけでなく、何も言われなくても、自分から仕事を見つけて作業する年長さんたち(5歳児)。火の管理やご飯炊き、お味噌汁の味付けなど難しい仕事に、各自が真剣に取り組んでいました。年長さんAちゃんは前日にお母さんから

  「明日、炊き出し、楽しみね」

と言われたとき、

  「楽しみじゃないよ。訓練だから真剣にやるの」

と答えたそうです。本当に真剣に取り組んでいました。しかし、Aちゃん始め、みんなのびのびと楽しんでもいました。だから自主的に行動できたのでしょう。

 いつもは年長さんに頼りがちだけれど、この日は自分たちの作業を文句も言わずにやり抜いた年中さん(4歳児)。葉野菜を冷たい水で洗って、ちぎる作業はなかなか大変です。でも、みんな一生懸命。

イメージ 2

自分たちでも、自分たちの仕事に満足したのでしょう。終わった後に、上記写真3段目のように、お茶で乾杯していました(^^)

イメージ 3

 3歳児クラスの子どもたちは、段ボールを切って子どもたち全員分のシートをつくりました。この作業も、子どもたちにとってはなかなかの力仕事です。しかし、みんな黙々と作業に励んでいました。

 この訓練の取り組みはこれからも続けていこうと思います。きっと、災害時ほど、子どもたちが真剣に作業に取り組む姿や、温かい食事が周囲に勇気を与えることと思います。来年度は地域の方々とともに活動できたらと思っています。


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