こなかっこ通信(子中保育園)

子どもの活動や運営者として思うことをお伝えしていきます(^^)

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 先日、年長さん9人とI先生と私とで、お別れ遠足に行ってきました。神奈中バスで30分、小田急線で1時間強、乗り継ぎや待ち時間を含めれば2時間かけ、公共交通機関だけを使って江ノ島水族館まで行きました。江ノ島水族館に行ったことのある子はとても多いですが、ご家庭で出かける際には殆どが車です。電車で行くのは多くの子が初めての体験でした。かなりの長旅でしたが、子どもたち、頑張りました(^.^)

 実は行きのバスで、一部の子どもたちは少しめげていました(笑)予想に反して、まだ通勤時間だったので、思った以上に車内も、道路も混雑していたのです。

  子ども「もう疲れたよー、まだぁ?」
      「長いよ、いつ着くの〜」
  私 「子どもはね、そんなに簡単には疲れないの。だから長い時間、遊んでいられるんだよ」
  子ども「でも、疲れちゃった」
  私「そうか‥‥水族館に着くまでにはね、もっと時間がかかって、もっともっと電車に乗るの。ここで、みんなが疲れちゃったなら、先生たちはみんなと一緒に引き返すよ。どうしたい?」
  I先生「この遠足は、みんな色々なこと自分たちで決めてきたでしょ?だから、疲れたから引き返すってことも自分たちで決めていいよ」
  子ども「やだ、帰らない。そういえば疲れてない」
      「僕はね、文句じゃなくて、長いって言っただけ」
  (笑)

このやりとりは、注意でも叱責でもなんでもなく、文字通り、淡々と会話として為されました。もちろん、子どもたちは言外の警告も感じ取っていたでしょうが(笑)ただし、子どもたちはI先生の言う通り、選択権は本当に自分たちにあることを知っていました。なにしろ、行き先だって、話し合いや多数決によって自分たちで決めたのですから(^.^)

  “自分のことは自分で決める”
  “決めるときはよく考えて決める”
  “自分たちのことは自分たちで話し合って決める”

I先生は日々の保育実践の中で、これらのことを大切にしてきました。4月当初は、大人の指示が無いと動けなかった子どもたちですが、徐々に変わってきました。

 この遠足では、お昼ご飯や、お留守番の小さい子どもたちへのおみやげ(買うということ自体も)も、自分たちで決めました。そして、保護者への遠足のお便りも、I先生に教えてもらいながら自分たちで書きました。通常は、文字にあまり関心を示さない子どももこのときは真剣でした。

  「みんなね、ひらがなや数字、読めるように丁寧に書かないと、お母さんやお父さん、集合時間や持ち物を間違えちゃうかもしれないから丁寧に書いてね(^.^)」

I先生にこう言われたら、みんな必死です。楽しみにしているお別れ遠足に遅刻したり忘れ物したりするのは避けたい!お昼寝のなくなった昼休みをめいいっぱい使い、年長さんたちは誰も飽きることなく、お便りを作っていました。単純に平仮名や数字の練習をするのとは大違い! 子どもたちには自ら文字を書き、それも間違えずに丁寧に書くモチベーションが生じているのです。これぞ素晴らしき学習デザイン。I先生、やりますな(^^)

うまく書けない場合は何度も消して丁寧に書いていました。“これは自分たち自身の事なのだ”、準備段階から子どもたちがそう思っている雰囲気がよく伝わってきました。

イメージ 1
 
 子どもたち自身が決めることにより自分の行動に責任も持つ。I先生の保育実践はそんな態度を育む仕掛けが散りばめられており、子どもたちもまた、それに応えて素晴らしい成長ぶりを見せていました。遠足の様子はまた後日(^.^)

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