殺害された益野友利香さん(20)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/imp/and_244321.jpg
この事件は本当に悲しく、第三者の私ですら胸が張り裂けそうな思いです。
夜中に、言葉も通じない異国に放り出されて、目的地が200km以上先で、近くに宿もとってなければ迎えの人も居ない。 しかも、ヨーロッパのトランジットを重ね、何十時間も飛行機を乗り継ぎをしたうえでのブカレストへの到着。
おそらく、彼女は、身も心も疲れ果てていたはずです。 判断能力が多少欠如し、そんな状況の中、現地の親切そうな男性がタクシーを手配してくれると言ってきたため、つい、うっかり気を許したとしても、本人を責める気になれません。
そもそも、プランに無理があったのです。
まず、見知らぬ東欧の空港に、夜中に到着でそのまま、深夜に電車移動なんて、無茶としかいいようがありません。男性の私でも、治安の悪い東欧での夜中の移動は、絶対に避けます。
このプランを誰が立てて、どういうサポートがあったのか、ということをはっきりさせるべきです。
具体的にどういう指示が出されていたのでしょうか。
アイセックジャパンについてネットで調べれば調べるほど、学生がサークル感覚で運営する杜撰な組織であることが浮き彫りになってきます。
「自己責任」というのは
■ 事前にリスクをきちんと説明され
■ 充分な検討の時間を与えられ
■ 自己決定権を与えられた状態
でのことです。
「私は一人で自分の意志でルーマニアに行きます。計画は全て自分で、たてました。」というのが自己責任です。もし、仮に「空港で予定変更をいきなり、 告げられたり、不安で泣き出した女性に無謀な計画を押しつけたりしたので あれば」 自己責任ではなく、送り出し側の責任です。
少し調べてみましたが、
Tokyo 11:15 OS0052
Vienna 16:00
Vienna 18:20 RO0344
Bucharest 20:50
そこから鉄道駅に移動しBucuresti Gara de Nordから約220KM西にある
Craiovaまで行く日程だったようです。
列車の時刻を調べてみました。
Train#1695
Bucresti Nord 22:45
Craiova 01:43
or
Train#1821
Bucresti Nord 23:45
Craiova 02:46
つまり、夜中の9時にブタペストの空港に到着し、夜行列車に乗り換える
計画のようですが、空港と駅とは、かなり離れています。
おそらく、タクシーで30分は、かかるのでしょう。
ということは、22:45の列車に間に合いそうもありません。
23:45最終便の列車しかありません。
この空港は、旧ソ連時代に軍専用空港として作られたため、ホテルなど
一般旅客のための施設がありません。 宿泊施設のない空港なのです。
おそらく、彼女は、見知らぬ土地で、なんとか最終列車に乗り遅れまいと、 あせっていたと思われます。
それに、この空港は、正規のタクシーの乗り場が、わかりにくい場所に
あり、また、英語のインフォメーションや表示がいっさいありません。
正規のタクシー乗り場の場所がわからず、彼女は困惑していたのでは、
ないでしょうか。
アイセックの担当者は、こんな深夜に目的地に到着する日程だと知っていながら、ご本人に事前に充分な話しをしていなければ、当然アイセックの落ち度です。ご本人のことをまったく顧みていないことになります。
夜行列車もヨーロッパでは泥棒列車といわれるくらい犯罪が多発します。
成田から宿泊も移動し続けるというのは、やはり無謀な計画です。
これは、 彼女には落ち度はなく、この無茶な旅行スケジュールを押し付けたアイセック側に責任があるのではないでしょうか??
「ルーマニア女子大生殺害事件」
アイセックに批判噴出!
NPO法人「アイセック・ジャパン」(アイセック)の海外インターンシップでルーマニアに渡った女子大学生(20)が殺害された事件は、女性が海外で夜間に単独行動をせざるをえなかったことが引き金になったのでは、との声が上がっている。
アイセックはこの事件に関して一切の説明を控えるとしており、公式サイトはつながりにくい状態が続いている。事件の詳細はわからないままで、インターネット上ではアイセックに対する批判が噴出している。
■ アイセック「一切の説明を差し控える」
地元メディアの報道などによると、女子学生は2012年8月15日にルーマニアの首都・ブカレストの空港に到着後、ブカレストから西に約420キロ離れたクラヨーヴァに向かう予定だった。ルーマニア人の男と一緒にタクシーに乗り込み、空港近くのバス停で降車したことがわかっているが、その後、消息が途絶え、17日、道路脇の森の中で遺体で発見された。地元警察は17日夜、タクシーに同乗した男を殺害容疑で逮捕した。男は容疑を否認しているという。
女子学生の名前で書き込まれたフェイスブックやツイッターによると、女子学生は現地で日本語を教えるためにルーマニアに派遣された。ブカレストへのフライトの前には「ルーマニア着いてから一人で深夜電車に3時間乗らなきゃだから、それが最大の不安というか何というか辿り着けたら奇跡だと思う」とツイートしている。
女子学生のツイッタープロフィールには「AIESEC(アイセック)」という記述があり、さらにアイセックの公式サイトで「ルーマニアに渡航した邦人女性が同国内で亡くなられたとの報道がなされておりますが、当団体ではご遺族のご意向を踏まえ、本件に関して一切の説明を差し控えさせて頂きます」との注意書きが掲載されていることから、女子学生はアイセックのインターンシップでルーマニアに渡ったと思われる。
■ アイセック関係者がツイッター非公開に
インターネット上では、アイセックの説明が不十分かつ公式サイトがつながりにくい状態が続いていることなどから、批判の声が噴出している。
多くは女性のインターン生が深夜の海外で1人になるというスケジュールを問題視しているものだ。アイセックの 説明がないので女子学生の旅程がどのように組まれたかは不明だが、元アイセックメンバーを名乗る人は、 交通手段や宿泊先などの手配は本人とアイセック現地支部が行うもので、日本のアイセックは助言する程度だ、と書き込んでおり、今回もこのやり方だった可能性がある。
また、あるアイセック関係者がアイセックを非難するツイートに対して謝罪と訂正を求めたことで、「人の死より自分の身を守ることが大事なのか」という批判も上がっている。さらに関係者の一部がツイッターアカウントを非公開設定にしたり、プロフィールからアイセックの記述を削除したりしている。これが事件と関係しているかは不明だが、批判が過熱する結果となっている。
■ 「迎えが来るはずなのに誰もいなかった」ケースも
一般社団法人 海外留学協議会(JAOS)に話を聞いたところ、海外留学やインターンシップをする場合、初めて行く土地では有料の出迎えサービスを手配することが一般的だという。これは本人に任されるわけではなく、通常は団体側が手配を行う。
渡航スケジュールや現地到着後のサポートなどは現地の治安などの情報を受け入れ側の団体から送り出す側の団体に提供し、状況に応じて決めていくのが当然だと話していた。
日本と現地のアイセックの間でのコミュニケーションが不十分だったと考えられるケースがある。2012年2月からアイセックのインターンシップでルーマニアに渡ったある学生のブログによると、ルーマニア北西部の都市クルージュナポカに到着後、マネージャーが迎えに来る予定だったが誰もいなく、連絡もつかない。何とか空港のスタッフに助けを求め、タクシーに乗ってマネージャーと落ち合うことができたそうだ。本人は不備に対して特に怒らなかったと書いているが、事件や事故につながっていた可能性もある。
アイセックはオランダのロッテルダムに本部を置く学生による国際的非営利組織で、世界110の国と地域で活動、日本では24の委員会から構成されている。活動理念は「国際的な視野にたち、且つ自国の社会や人々の発展と成長に貢献しうる人財を世に送り出す事」で、海外インターンシップを主な事業としている。
ルーマニアで日本人女性殺害 ルーマニアテレビ報道では
ルーマニアで日本人女性殺害 ルーマニアテレビ報道の続き
女子大生殺害犯「猟奇殺人鬼」だった
2012年08月25日 東京スポーツ
東京都内の大学生益野友利香さん(20)がルーマニアの首都ブカレスト近郊で殺害された事件で、殺害に関与したとして逮捕されたV・ニコラエ容疑者(26)は、犯行の約2週間前にも別の女性を殺害し、遺体を陵辱していたと地元メディアが報道。その手口はあまりに猟奇的だった。
地元紙カンカン(電子版)は、殺害されたルーマニア人の中年女性の娘に直撃取材。「衝撃!」との見出しで事件の詳細を伝えた。それによると、被害者は、ブカレスト郊外バロテシュティという町のアパートに暮らしていたが、連絡がつかないことを不審に思った娘が訪ねてみると、ベッドの上で変わり果てた母親の姿を発見した。
遺体は全裸で、全身に殴られたようなあざがあり、乳房や鼻の一部はかみ切られ、手は切断された上、爪も剥がされていた。また、死後に陵辱されていたことも明らかになった。死因は首を絞められたことによる窒息死。
女性の遺体が発見されたのは益野さんが空港から行方不明となった15日のわずか数日前。つまり、ニコラエ容疑者は立て続けに女性2人を殺害した容疑が持たれている。
ニコラエ容疑者は女性と同じアパートの住人で、娘の証言によると、女性には事件の数日前から男の声で脅迫電話がかかっていたという。
記事によると、遺体が発見される数時間前、近所の住民が、バルコニーで携帯電話で話している女性を目撃。その直後、ニコラエ容疑者が女性宅に侵入し、犯行に至ったとみられる。
娘がアパートに駆け付けた際、女性の部屋はガスが充満しており、警察は、ニコラエ容疑者が犯行後に何らかの手段でガスを爆発をさせ、証拠を隠滅しようとした可能性もあるとみて調べている。報道によると、益野さん殺害についてニコラエ容疑者は「勤務中だった」として容疑を否認している。
一方、今回の事件で注目されているのが、益野さんが所属していた国際学生団体「アイセック・ジャパン」。20歳の女子大生が夜に1人で移動するなど無謀としか思えない行程は誰が組んだのか、が問題になっている。せめて現地での案内人をつけられなかったのか? 益野さんとどんな打ち合わせをしていたのか? 取材しようにもアイセック側は「ご遺族のご意向をふまえ、一切の説明を差し控えます」としている。
一般社団法人JAOS(海外留学協議会)の関係者は「渡航前に留学生向けの研修を必ず実施して、予測される事故を想定した注意を与える。もしもの場合の緊急連絡先などを控えるように話していますが…。事件をきっかけに留学者が減るのは悲しい」と話した。
またある事業者は「一定のレベルに達してない事業者を減らすため公の免許事業に切り替える必要があるかも」と話す。というのも旅行代理店の営業には国家資格「旅行業務取扱管理者」が必要だが、留学事業者には免許は不要で、誰でもなれてしまうからだ。
哀しい帰国です・・・・
|