鳩山のイラン訪問 そんなに間違ったことか? (日刊ゲンダイ)
2012/4/11 日刊ゲンダイ
イランを “電撃” 訪問した鳩山由紀夫元首相が新聞テレビから袋叩きされている。 アフマディネジャド大統領との会談で、国際原子力機関(IAEA)の対応を
「二重基準」 と鳩山が批判した ―― と、イラン大統領府が8日に公表したことを受け、 「国益を害した」 「『利用される』懸念的中」 などと非難囂(ごう)々(ごう)だ。だが、この報道には違和感を覚えるのだ。
鳩山は民主党の「外交担当」最高顧問としてイランを訪問したのだが、訪問予定が判明した時から批判的な意見ばかり報じられていた。
ルース駐日米大使が野田首相周辺に訪問自制を求めたことや、野田自身が電話で訪問中止を再三要請したことばかり取り上げられ、「訪問=悪」みたいな雰囲気が出来ていた。
だが、イランは日本にとって最重要な国だ。
イランが経済制裁に抗議してホルムズ海峡を封鎖すれば、どうなるか。輸入原油の8割以上がこの海峡を通る日本は大きなダメージだ。日本経済はパニックである。鳩山が最悪の事態を避けるためにイラン訪問を思い立ったのは別に悪いことではない。
それなのに新聞テレビは帰国後も「日本外交にマイナス」「イランに誤ったメッセージを送る」と大騒ぎだからワケが分からない。なぜ外交チャンネルをつくることがいけないのか。鳩山の言動はそんなに国益を損ねたのか。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言った。
「まずホルムズ海峡が封鎖されれば最も被害を受けるのは日本です。だからイランとの協議は日本として当然やるべきです。 米国は訪問自制を求めていたようだが、彼らは英仏独中ロと一緒にイランと協議している。行くなというなら、日本もこの協議に参加させるべきで、参加させてもらえないのだから、日本が独自協議するのは当たり前です」
まったくだ。
新聞テレビは、イラン訪問の「本質」を一切伝えないばかりか、鳩山個人の“宇宙人”的な資質問題を歪曲化して報じている。しかも、その批判も的外れが多い。
「鳩山氏がIAEAの『二重基準』を批判したかどうかが問題になっているようですが、発言の有無はともかく、指摘自体は間違っていません。IAEAは核開発をやめさせることだけではなく、核保有国に対しても武器を他国への“脅し”の手段にしてはいけないと求める役割がある。しかし、米国は04〜05年にイランへの核攻撃を計画し、イスラエルも核攻撃をにおわせている。日本の外務省は60年代、核保有国が武器を“脅し”の手段にしないよう求めていて、鳩山氏の指摘は当然なのです」 (前出の孫崎氏)
鳩山を首相辞任に追い込んだ09年の普天間基地移設問題の報道といい、今回のイラン訪問の報道といい、日本の新聞テレビは、米国がちょっと文句を言うと、たちまち思考停止して、米国ベッタリになる。日本の外務省ともども、米国のポチだ。
いっそのこと日本のマスコミは、ワシントンに引っ越した方がいいのではないのか??? その方が、仕事をやりやすいではずだ。
鳩山さんが小沢さんを評価されているので叩かれているのでしょう。ただ、それだけのことです。
小沢に近い奴は叩けと言うのが、今の日本のマスコミの偏向報道です。。前田国交大臣の公職選挙法に違反する大問題は殆ど報道しない。禁固か罰金の大問題なのに。
しかし、批判者たちは、ホルムズ海峡が封鎖されたら、アメリカが日本に優先的に原油や天然ガスを融通してくれるとでも思っているのでしょうかか。現状では、米韓
FTAのため天然ガス増産分は韓国に優先的に供給され、日本には、まわってきません。
アメリカ従属だけでは、国益が守れません。
日本政府は、日本の国益のために中東の平和維持に対し独自性を出して行くべきでしょう。
IAEAが公平でないことなど、今では、世界中の誰でも知ってることです。
知らないのは、東アジアにある、平和ボケした島国ぐらいです。
突然批判が噴出したあたりからおかしいと思ってはいたけど、これは、絶対に
米国の意向です。日本のマスコミは、アメリカの顔を伺いながらものを言ってる。
アメリカに楯突いた鳩山だけが糾弾される。もはや、日本は、ほんとんど・・・・・
・・・・・・属国ですね。