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「回文」とは、上から読んでも下から読んでも同じ文である。
「竹やぶ焼けた」なんかが例である。
回文は、日常生活において、様々なところに転がっている。「留守にする」「まさこさま」「余談だよ」「おちみちお(どっかの政治家)」とかがすぐに出てくる。「トマト」「しんぶんし」なんて言う名詞も文ではないが、上から読んでも下から読んでも同じものである。
また、回文を作る際、上から読んでも下から読んでも意味が通る言葉を見つけると、使いやすい。簡単なところだと、「リス⇔スリ」「ネコ⇔コネ」「イカ⇔貝」「きなこ⇔子泣き」といったところ。
なかでも、おもしろいのは、「近藤⇔うどんこ」というもの。「近藤の子はこのうどんこ」というのは実は回文である。(こんどうのこはこのうどんこ)
近藤さんという人がいると、いつも反対から読むと「うどんこ」ということを考えてしまう。時々、安藤さんという人がいると、「惜しい!」と思ってしまう。「うどんあ」か・・・。でも、それはそれでいいか。さらに近藤さんが、塾の講師かなんかでプライベートとの使い分けができない講師だったら、「公私のコンドウさん」なんて言い方もできるし、なかなかおもしろい。
「余談、蒙古班は肛門だよ」というのも実は、回文である。(よだん、もうこはんはこうもんだよ)日常生活で、何気なく会話をしていると、間違いなく聞き流してしまうだろう。このように、文字にするとこのような言葉遊びができる。
最近、「レム色」というお笑いコンビが活躍している。このコンビは、回文で笑いをとっている。「エンタの神様」「爆笑オンエアバトル」「笑いの金メダル」などにたびたび出演している。どちらかというと、地味ではあるが、ネタのレベルはなかなか高いと思う。自分は、回文のネタをいろいろ作ったが、いつ、どのように使えばいいのかわからなかった。回文だけで全部漫才やコントを作るのは無理。ネタの節目節目に回文を挟むスタイルを確立したのが、「レム色」だ。
自分が、今、回文で笑いをとろうとすると、彼らのパクりになってしまう。ただ、オリジナルの回文を作りながら楽しむのは自由だ。
日常生活において、普通に過ごしていると、おもしろいことは少ない。へこむことも多い。そんな中で、前からだけ物事を見るのではなくて、他の視点から物事を見ることは大事だ。「反対」から見るのはけっこうおもしろい。さっきの「コンドウ」さんはいい例だ。
上から読んでも下から読んでも同じ言葉、「回文」。 言葉のマジックだ。その回文は、何気ない会話の中に潜んでいる。意識を変えれば、別におもしろい内容でない会話でも楽しむことができそうだ。
最後に・・・。
「余暇の中、バルコニーに凝るバカなのかよ」(よかのなかばるこにーにこるばかなのかよ)
注:すべてオリジナルです。
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