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 昨日の12月6日の参院予算委員会で自民党 西田議員の野田総理への質問の最中に私が行ったヤジについて西田議員がNHK中継のマイクを通じて「小西君はヤジをやめるように!」との発言がありました。
 
 私が、西田議員にヤジを行った理由については、下記に添付の9月28日の予算委員会でのヤジと全く同じです。
 
 昨日の西田議員の質問は、「野田総理の外国人献金問題等について、その違法性や不適切性の根拠となる総理の「故意や過失」について何ら論理的かつ合理的な証拠や事実を示すことなく、従って、憶測にしか過ぎない話しについて、さもそれが本当のことであるかのようにテレビ中継を利用して国民に訴える」というおよそ言論の府の国会審議にあってはならない内容でした。
 
 また、西田議員は一部メディアでも報じられているとおり、自民党の「ヤジ将軍」と永田町で言われている方であり、常日頃はご自分が質問者に(私はどんな場合でも決して行うことのない)誹謗中傷的なヤジをも飛ばしております。
 
 実際、NHK中継の入る時は、こうした、国民パフォーマンスの質疑が横行する傾向にあります。
 こうした、国会審議をどのように実質化させるかさせるかについては、政治の現実を踏まえると大変困難ですが、挫けることなく国会改革に努めて参ります。
 
※ 「真に政府の政策を変え、取り組みを変えさせる」といった国会審議の役割を実現した質疑の例として、手前味噌で恐縮ですが、このブログの一本前の書き込み(12月7日)の「復興特区法案の成立について」にある私の質疑をご覧下さい。
 私は、復興特区法案の質疑で、被災地の復興のため最強の特区を創るべく、「法案成立後の復興基本方針の規定事項(閣議決定)」などのあり方について確保ため、議員修正提案者、復興担当大臣の双方の答弁を交差させるテクニックを駆使するなどして、国政の最高権威である国会において、それぞれの約束等を引き出しその議事録に残しました。
 今後は、この復興大臣の答弁をもとに政府の復興対策本部を陣頭指揮していくことなります。
 
※ なお、西田議員によるNHK中継マイクを通じた名指しの発端となった私のヤジは、「言論の府なんだからちゃんと証拠を示して議論をしろ。ヤジレベルの質問をするな。まともな質問もできないくせにヤジをするな。」というものでした。
 
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9月28日 予算委員会でのヤジについて

 
 
去る28日の予算委員会で私がヤジを行ったことについて、質問者の世耕議員(自民党幹事長代理)の発言と石井予算委員長(民主党)の注意を通して、NHK中継で放送されました。また、後刻、一部ネット記事で報道もされております。
 
 これについて、その経緯と内容についてご説明させて頂きます。
(※ 101日現在でまだ会議録が掲載されておりませんので、以下、記憶に基づいて記させて頂きます。)
 
経緯としては、委員会が始まってすぐに、毎度のことである自民党議員からの品も中身もないヤジの大合唱(※特に、予算委員会に属しない議員の傍聴席からの応援ヤジ)に対して、石井予算委員長より「止めなければ、退場させる」との強い注意がありました。
 
しかし、その後もヤジが頻発する中で、三重県を中心に多くの犠牲者や甚大な被害をもたらした台風12号の政府対応に関する世耕議員(三重選挙区)の野田総理や平野防災担当大臣に対する質問が、「具体的な課題を提示して政策議論を行うものではなく、殆どパフォーマンスに偏った内容」であったため、それに対して、「具体的な論点を提示すべき」とのヤジを私から行ったものです。
 
具体的には、質問者の「台風12号により、100名以上の犠牲者を出した。しかし、政府は関係省庁からなる対策会議の設置が遅れた。民主党政権の責任は重大である。」との主張に対し、平野防災担当大臣より「台風の接近を踏まえ、関係省庁における全力かつ速やかな対策に努めた。そして、しかるべき時に対策会議を設置した。ご指摘は正しくない。」との答弁の応酬が何度もなされる中で、「(犠牲者の数字を出して政府に謝りありと非難する以上、質問者の主張する関係省庁会議の設置の遅れにより、)具体的に、(被災地の現場おいて)どういう(人命救助に関する)行政対応に遅れが生じたのか明らかにすべきだ」とのヤジを行ったものです(※上記( )内についてはこの度内容を補足したもので実際に発言はしていない)
 
私がこのヤジを行った理由は二点あります。
一つは、質問者の質問が、犠牲者の数字を挙げて民主党政権に責任ありとテレビ中継を使って非難しながら、しかし、実際の議論の中身としてはその根拠が明らかにされず、パフォーマンスのための質問と判断せざるを得ない、しかも、犠牲者の方々を利用する非常に許し難い低劣なパフォーマンスであると考えたからです。(※実際、質問の最後に至るまで、どういう現場の行政対応に問題があったかは明らかにされませんでした)
 また、こうした卑怯な攻撃をテレビカメラの前で受けている閣僚達を守るのは政権与党の国会議員の使命であるとの認識からです。
 
 実際、私のヤジは質問者にとって強烈なものだったようで、自らのテレビマイクを使って私に対し「小西議員はヤジをやめろ」と非難し(※マイクを使って個人名を出すのは異例なことです)、それに対し、私が臆することなく、「何を言っているんだ。具体的な事実を提示しなければ議論にならないじゃないかと反論したところで、委員長から仲裁が入り、委員長から「小西議員はヤジを止めるように。しかし、野党の皆さんもヤジを止めるように。」との発言があったものです。
 
 なお、ここに至るやり取りの前に、途中、平野防災担当大臣が何度目かの答弁の中で、「具体的に、どういう行政対応に問題があったか、明確に指摘して欲しい。」との私のヤジと同内容の発言が質問者に対してなされました。
 
 ここで、ヤジについての私の考えを申し上げさせて頂きますと、「今回のように、国民から与えられた国会質問において、真に政策を変えあるいは政府の取り組みを変えさせることを目的としないものについては、そもそも国会質問としての存在意義は認められず、むしろ議会の役割と権威を守るためにそうした低劣な質問は排斥する必要があり、その限りにおいて良質のヤジはやむを得ない」と考えております。
 
これは、一年前にこのブログに書かして頂いた時(※下記に張り付け)と同じ考えであります。
この度、テレビなどで名指しをされることになりましたが、私はこの一年間、今回を含め、品位や中身のないヤジは絶対に行わないとの信念を通して参りました。むしろ、私のヤジによりこの度のように大臣答弁を引き出したり(※少なくとも平野大臣のご見解と同レベルのものだったと言えます)、あるいは、パフォーマンス質問で政府側が劣勢に立たされた議場の流れを大きく変えるなどして参りました。
 
 実際、(数は決して多くはありませんが)内容のある真剣勝負の質疑がなされている時は自然とヤジは起こらず、議場は静かにそのやり取りに引き込まれて行きます。
これが理想というか本来あるべき姿であり、こうした質疑がなされるような国会改革にも取り組みつつ(※民主党政調でこうした改革案の策定を行っております)、今後もやむを得ない限りにおいて国民の皆さんのために良質のヤジを行って行く所存です。
 
 
 
※参考1 関係の新聞記事
 
「参院予算委:石井委員長 ヤジに対して1分以上注意」
28日の参院予算委員会で、石井一委員長(民主)が野党席からの激しいヤジに対し「四十数年の議会生活で十数回委員長を務めたが、この委員会はやかましい。常に騒ぐのはやめていただきたい」と、1分以上にわたって注意する場面があった。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」で、委員会室でのヤジが常態化。石井氏は「ヤジは議会の華。なるほど、と笑いの起こるようなヤジにしていただきたい」と注文した。傍聴席からの不規則発言についても「退場を命ずる場合もある」と警告した。
 
毎日新聞 2011928日 2133
 
 
※参考2 一年前のブログ
 
下記の一年前のブログの中では、「(なお、品のないヤジなど議論に貢献しないものは議長から止めるよう指導を受けます)」との記載がありますが、この度のヤジについては、後日、石井委員長より直接にこれとは全く異なる評価(=「品のないヤジなど議論に貢献しないもの」ではないという趣旨)を三度に渡って頂きました。
 
 
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84日(水)、5日(木) 予算委員会
 二日間に渡り予算員会に委員として出席してきました。予算委員会は文字どおり本来は予算に関する案件を審議する委員会ですが、慣例により総理及び全大臣の出席のもとおよそ国政に関することであれば何でも審議していいことになっている国会論戦の花形の委員会です。
新人で初委員会の私に質問時間はありませんでしたが、公務員時代に通い慣れた場所であり特段の緊張もなかった私は、デビュー戦ではありますが、審議を意義あるものにするため野党の余りにレベルの低い質問に対しては上質なヤジを入れました。私のヤジにより、議論の前提が変わり、先輩議員が復唱し議場の雰囲気が変わり、あるいは大臣の答弁を引き出したものもありました。

ヤジをするとは何ごとか!と思われるかもしれませんが、実は、大臣の国会答弁の下書きをやっていた私の公務員時代の経験によれば、遺憾なことに以下の理由によって、国会の質疑によって政策や政府の方針が変わることはほとんどありません。ひとつは、答弁する側(政府・与党)に誠意がないことであり、もう一つはそもそも追求する側(野党)の質問のレベルが低いために答弁する側に逃げる余地を与えてしまうことです。

そもそも国会は国民の皆さまの暮らしと幸せを実現するための国権の最高機関ですからその審議がいい加減というのは決して許されることではありません。従って、その審議を少しでも意義のあるものとするためのヤジは私は已むを得ないのではないかと考えております。(なお、品のないヤジなど議論に貢献しないものは議長から止めるよう指導を受けます)

 この二日間の委員会でも、私は、そもそも自民党政権のもとで制定した法律の不備によって起こった問題を、その問題の原因分析や将来における改善点などを何ら検証することなく、鬼の首を取ったようにただただ現民主党政権の責任にすり替えようとする野党の質問者に対して、「それは自民党の法律だろ。」というヤジを入れるなどしました。(他にもいろんな場面で幾つかありますが、ヤジはその独特の口調などそのインフォーマル性に特質があり、誤解を招くといけないのでご説明はご遠慮させて頂きます。。。苦笑)
 
とにかくも、私が国会に質問に立つ時は論理的にも感情的にも言い逃れなどを許す余地を与えない、答弁者の心臓をえぐり取り、政策決定を引き出すような質問が出来るよう全力を尽くします。

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