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「犯罪に向かう脳」

宮部みゆきさんの小説、女優の室井滋さんのエッセイも好きです。

そのお2人が対談している本、「チチンプイプイ」(文春文庫)の中で、宮部さんのオススメ本が・・・
  「犯罪に向かう脳」 人を犯罪にかきたてるもの
          アン・モア/デビット・ジェセル 著
                     藤井留美 訳
              原書房
    
前回、ご紹介した「人を殺してみたかった」という本が後を引いて・・・。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/680333/img_680333_36347301_8?20060522130558.gif


最近多発する理解しがたい凶悪犯罪、特に少年によるもの・・・。

そういう事件が起こるたび、色々な専門家がコメントしたりしますが、私にはどれもしっくりきませんでした。

最終的に、母親の育て方に興味が集中したりしますが、具体的にどういう育て方がまずいのか真相は解明されないまま、少年の事件は公にされず、結局わからずじまい・・・。

ゲームが悪い、ネットが悪い、・・・・?
精神科の先生によって見解が分かれたりもします。
心理学や社会学では説明がつかないのでは・・・?

この本を読んだら、『あの事件の犯罪者はこれだ・・・!』と、
次から次へ理解できなかった犯罪者と事件が頭に浮かび、自分なりに大いに納得できました。
大変興味深い本です!!

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/680333/img_680333_36347301_8?20060522130558.gif


本書は犯罪を起こす条件を何枚かのカードにたとえ、全てのカードがそろい、引き金となる出来事が起こって初めて犯罪は起こると書かれています。

そのカードには、遺伝(性別、年齢、IQ)、ホルモン、化学物質等があるそうです。

反社会的人格障害といわれる人たちの脳は、明らかに一般の人の脳とは違う。

脳の特定部位の損傷があり、損傷の部分によって犯罪がパターン化出来るそうです。

大人は子供に「自分がやられて嫌な事は他人に絶対しないようにしよう」とよく言います。

脳の異常によって、これが理解できない人が存在するそうです。(サイコパス)
そういう人は、他人の感情に無関心。
自分の痛みもあまり感じない為、他人の痛みなど理解できるわけがないと!!

連続殺人者などはこの良い例だそうです。
もともと、他人の感情が理解できない為、普通の人には理解できないようなおぞましいことを平気でやってしまう。
法廷で遺族たちが嘆き悲しむのを嘲笑ったり、お詫びや後悔の言葉もない犯罪者たちがいますが・・・。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/680333/img_680333_36347301_8?20060522130558.gif


脳の性衝動と、暴力衝動を司る部分が非常に近い位置にあり、性的な興奮が暴力に結びついてしまう人がいるそうです。

また、正常な脳を持っていても、薬等の化学物質の作用によって人格が変わってしまう場合も。
筋肉増強剤の例が載っていて、知らないで使う恐怖。

出産時の難産の影響や、事故等によって脳に損傷を受けたりすると、
(躾と称し頭をぶったりしても・・・!!)
脳の配線が変わり、犯罪を起こすリスクも高まるとか。

子供の度を越した活動過多は、要注意だそうです。
思春期に入り、学業不振や深刻な反社会行動といった問題に発展すると。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/680333/img_680333_36347301_8?20060522130558.gif


しかし、全ての活動過多の子が犯罪者になるわけではなく、人格の潮流や環境によって大きく左右されるそうです。

言語性IQの低さと、劣悪な家庭環境は強い互換性があり、社会的要因と生物学的要因の相互作用が認められると。
言語IQを高める為言語能力の欠陥を治療し、読み聞かせも有効とありました。
言語IQの低さは、前頭葉の異常が大きく関わっているそうです。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/680333/img_680333_36347301_8?20060522130558.gif


『犯罪に向かう脳』より、サイコパス予備軍の子供の特徴は・・・。

    子供の頃から気難しくて扱いにくく、攻撃的でずる賢く近寄りがたい。
    外からの影響や指示に左右されない心を持つ。
    社会が自分を許してくれる限度を常に試している。ほとんど日常的に嘘をつく。
    他人の感情に無関心。
    親や教師に反抗的。
    他の子の物を平気で盗む。
    攻撃的で、しょっちゅう暴れる。破壊行為や放火をする。
    無断欠席し、家にいつかない。
    動物を傷つけたり、殺したりする。
    性体験が早い。

    
       
精神の障害は脳の機能不全から生じ、犯罪者の本当の問題は罪というものの本質を理解できないこと。

したがって、一般の人と同じ刑が果たして有効なのかという事についても言及されていて、
大いに考えさせられてしまいました。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/680333/img_680333_36347301_8?20060522130558.gif


心は結局・・・脳?
脳が、私たちの行動をつかさどっている・・・?

心理学では理解できなかった内容も、違った見地から解き明かしてくれ、大変興味深かったです。
脳に、興味ある方は是非読んでみてください♪

さすが、宮部さん・・・!
こういう本を読んで、作品作りに役立てているのでしょうね。
そういえば、あの小説の犯人はこのタイプ・・?
なんて、思わせる症例も。

閉じる コメント(4)

この本は全く読んでませんが・・・^^;自分の子育を通して、脳についての興味は増すばかりです。娘があまりに幼稚に思えたり・・思いやりに欠けてると思える事があったり。家族単位で引き継がれていくような躾?例えばお風呂の入り方とか〜が、娘に引き継がれていない様を見ると〜躾では解決できない何かがあると・・・脳だな?って思うわけです・・・ヤバイね(´ロ`ill)

2006/5/10(水) 午後 0:34 まりも 返信する

まりもさん、この本はとっても興味深いのでお勧めです!心理学、社会学、氏より育ち・・・なんかで説明できなかった事も見えてきます。お子さんが複数いると遺伝はもちろん、色々感じる事が多いでしょうね。是非、教えてくださいね!

2006/5/10(水) 午後 2:20 金平糖 返信する

すごく興味深いですね、この本。宮部さんのモノで読んでなかったのはこのエッセイだけ。読めばよかった。いえ、これから読めばいいんだわ。「犯罪に向かう脳」これ、早速借りてみます。

2007/10/18(木) 午後 8:23 cho*o*031*p 返信する

chocoさん。先日も幼い命が無残に奪われる事件が起きたばかり…(T_T)人間の皮をかぶったサイコパスたちが適切な教育を受けないまま野放しになっていることに恐怖を覚えます。親すら、理解していない場合も多いそうです(T_T)

2007/10/19(金) 午前 8:19 金平糖 返信する

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