モコモコ雲を探しに♪

ヤフーブログがなくなるなんて?

全体表示

[ リスト ]

映画「グラン・トリノ」の試写会に行って来ました♪

イメージ 1
【題名】    「グラン・トリノ」

【出演者】
クリント・イーストウッド(ウォルト・コワルスキー)、ビー・ヴァン(タオ・ロー)、アーニー・ハー(スー・ロー)、クリストファー・カーリー(ヤノビッチ神父)、コリー・ハードリクト(デューク)  
【監督】
クリント・イーストウッド
【脚本】
ニック・シェンク 
【音楽】
カイル・イーストウッド 、マイケル・スティーヴンス 

妻に先立たれ、独り残されたウォルトは、二人の息子の家族にとって悩みの種。
人付き合いの苦手なウォルトは、息子達に対しても接し方がわからず、深まるばかりの溝がずっと気になっていたものの、どうしようもできないでいたのだ。

退役軍人の彼は、玄関先には毎日星条旗を掲げ、フォード勤めだったため日本車を毛嫌い。
テラスでビール片手に、老犬・デイジーと、自ら整備したご自慢の1972年製の愛車グラン・トリノを眺める時が至福の時。

そんなウォルトの隣に引っ越してきたのは、移民のモン族(ベトナム人)の一家。
おとなしい息子のタオは、彼を仲間に引きこもうとしつこく誘いをかけるチンピラの従兄弟とその仲間から、ウォルトのグラン・トリノを盗むよう指示される。

しかし、失敗に終わり、タオの罪を償わせたいと、タオの母親と姉のスーからタオを託されてしまう…。

自分が何をしたいのかもわからず、人生への第一歩が踏み出せずにいたタオに、がんこじじいウォルト「いい男講座」が始まる!?

モン族の一家のペースに乗せられ、渋々付き合ううちに、どうにもならない身内よりも、言葉や習慣もわからぬ彼らの方が、優しく感じられるようになってくる…。

近年、ウォルトの居住区では、徐々にスラム化が始まっており、無法地帯の色を帯び始めていた。
チンピラがはびこり、異人種間での小競り合いも日常茶飯事に。

隣家の闊達で頭のいいスーも、街中を安心して歩けないほど。
そして、彼女を凄惨な悲劇が襲う。

復讐を誓うタオに、報復を警戒するウォルトは…!?

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b4/b7/popkun_55/folder/1458312/img_1458312_38444829_1?2006-07-04.gif

クリント・イーストウッドが、画面に映るたびに何故か「ウーウ、ウーン」という低音のノイズが響く(。・−・。)ん?

暫く見ていて、やっと気付きました。

イーストウッド演じる偏屈爺さんのウォルトが、気に入らないことがあったとき発している唸り声だと(≧ω≦。)プププ

ウォルトは、世の中の大半が気に入らない。
しかめっ面で「ウーウ、ウーン」唸るウォルトが滑稽にも映る。

しかし、彼は、朝鮮戦争の際に何人もの人の命を奪ったことがトラウマとなり、「生」よりも「死」に詳しく、人知れず日々死と向き合う毎日。

器用な彼は、大変な数の工具も持っており、自分の家のメンテナンスも完璧。
彼の居住区は荒れており、警察を当てにせず何人もの人を殺めた軍人時代のライフルを手に、自分のことは自分で守るというのが彼のモットー。

彼は、「命令も下されず、自ら人殺しをする奴の方がよほど怖い」と言います。
亡き妻の願いを受け、ウォルトに懺悔を勧める神父は、世の中を「全く酷い」と嘆きますが、ウォルトは「それが世の中」と返す。

ウォルトの隣人たちの悲劇は深刻で、関わり始めたらついに引くには引けない状況となってしまう。

作品内で、スーが、「モン族の悲劇」に関して何も知らないウォルトに簡単に説明するシーンがありますが、不勉強な私も全く知りませんでした。

モン族は、ベトナム戦争中、アメリカ軍から高い報酬でモン特殊部隊として雇われるものの、アメリカ軍の撤退が始まると見捨てられ、戦争後も悲劇は続き、北ベトナム軍やラオス愛国戦線と戦ったため、帰る地がなくなり、一部のモン族(10数万人)がアメリカに渡ったとのこと。

ある意味、ウォルトは朝鮮戦争の、隣人のモン族一家は、ベトナム戦争の被害者。

見ているうちに、ライフル片手に無法者達とやり合うウォルトが、西部劇ヒーローに見えてきました。

しかし、時代は現代の法治国家であるアメリカ。
暴力を制するのは、暴力ではない。

ウォルトは、久しく新調していなかったスーツを仕立て、最後の決戦に臨みます。

衝撃のラストシーンには、ウルウル。
さすが、イーストウッド。

多くの日本人は、戦争や人種差別に関して疎く、本作のあらすじを読んだだけで『興味ないなぁ…』なんて、思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、本作は戦争や差別がメインでは決してありません。

味わい深い、人生を描いている感動作です!

タオに、身を挺して人生を教えたウォルトですが、家族との溝は結局…(T_T)
せめて遺言状にヘソ出しルックの孫娘に『「アンティークソファを譲る」と書いてあればよかったのに…』と、思ってしまいました…。

ちなみに、本作の音楽担当は、イーストウッドの息子のカイルイ−ストウッドです(*・∀-)☆

映画の公式サイトはこちらから→http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/
公開は、2009年4月25日から♪

閉じる コメント(25)

く〜みんさん。前日の「おっぱいバレー」に比べると、人の入りが淋しかったのですが、とてもいい作品で、よかったですよ(*・∀-)☆
帰りには希望者に「GOEMON」の試写状を配布していてもらえてラッキーだったし(≧m≦*)

2009/4/19(日) 午前 7:15 金平糖 返信する

顔アイコン

私も当たってみてきました。最後が壮絶でしたね。モン族の不良たち、親戚にひどい事して、サイテーですね。イーストウッドさんの俳優姿は最後なのかな?「ミリオンダラーベイビー」も「チェンジリング」も深い映画でしたね。トラバさせてくださいね!GOEMONも見ましたか?私はおととい見に行きました。西洋風で、変な時代劇だったな〜。。。

2009/4/23(木) 午前 1:30 pinchan 返信する

pinchanさん。ええ、ラストシーンにはウルウル。チンピラはそこまでして、誰かを同じ穴の狢に引きずり込みたいのかと…(T_T)
「GOEMON」の試写状は、なんと本作鑑賞後に希望者に配られたんです♪来週、行って来ます(≧m≦*)

2009/4/23(木) 午後 1:18 金平糖 返信する

顔アイコン

作品の着想が毎回素晴らしいですね
ダーティハリーが、こんな見事な監督になるなんで夢にも思ってませんでした

2009/4/23(木) 午後 10:05 [ きらきらくん ] 返信する

くろさわさん。いい年齢を重ねると、それだけ人間性に味があるようになるのかもしれないと思いました。とても、いい作品でした。

2009/4/24(金) 午前 8:27 金平糖 返信する

アバター

ウォルトの唸り声が犬みたいで面白かったですね。余程怒りを抑えているのだなぁと思いましたが、でも、僕ももう頑固親父ですから、気持ちは充分わかります(笑)。
イーストウッドが銃を構えると、過去の西部劇とかダーティ・ハリーとかのイメージが重なってきて、勝手に奥行きを感じてしまいました。
今年僕のベスト候補の一本になりそうです。

2009/5/6(水) 午後 2:48 出木杉のびた 返信する

のびたさん。ええ、ウォルトが唸っているシーンでは、つい吹いてしまいました (-m-*)プッ
後列のご婦人達(ウォルト世代)も非常に共感するようで、老人ホームのパンフを出す息子夫婦のシーンには「まぁ!ひどい!」とか反応されていて彼女達の反応も私のツボでした。
中盤までの流れを一転させる後半。素晴らしい作品でした。

2009/5/7(木) 午前 9:11 金平糖 返信する

クリント・イーストウッドがこの脚本を読んで、自ら主演したのもわかるような気がします。
「偏屈爺さん」あこがれます。
心優しい映画で、観終わった後、ありがとうを言いました。
トラックバックさせて下さい。

2009/5/8(金) 午前 4:11 [ てるてる ] 返信する

てるてるさん。ウォルトの偏屈は彼なりに一本筋が通っていて、それにも映画としてのユーモアを感じました。息子世代として父を見ているような気分で、辛い場面も多々ありましたが、老人の気持ちが理解できたような気がします。
トラバありがとうございました。

2009/5/8(金) 午前 6:05 金平糖 返信する

そうですね。戦争や人種差別がメインではないですね。
これまで知らなかったモン族についても知ったということも大きな収穫な映画でした。
暴力では何も解決しないということをよく理解できた映画でした。
トラバさせて下さいね!

2009/5/8(金) 午前 8:09 iruka 返信する

顔アイコン

今までのイーストウッドの主張の集大成のように感じて観ていました。
いろんな意味で深い作品でしたね!
「遠くの親戚より近くの他人」そんなことわざも去来しました…
トラバのお返しさせて下さい(^^♪

2009/5/8(金) 午後 5:16 たかろん 返信する

irukaさん。鑑賞前、読んだレビュー等は人種差別をクローズアップしていたので、差別にスポットが当てられている作品だとばかり思っていましたが、それはプロローグだったんですね。
死によって若者に何かを伝え遺す老人の大きくて強い愛を感じました。
トラバ返しありがとうございました。

2009/5/9(土) 午前 8:08 金平糖 返信する

たかろんさん。ええ、作中の台詞にもため息混じりに「遠くの身内より隣のモン族の方が…」とウォルトがつぶやくシーンもあり、印象的でした。
家族とも和解できたら一番だったのですが、それを成し得る時間は彼には残されていなかったので私用ね…(T_T)
トラバ返しありがとうございました。

2009/5/9(土) 午前 8:11 金平糖 返信する

イーストウッド渾身の一作でしたね!監督業だけでなく、俳優業も今後とも続けて欲しいものです♪しかし、彼の作品には“外れ”ナシだよね^^

2009/7/2(木) 午前 0:01 やっくん 返信する

やっくんさん。男気というか、死を以って人生を教えるというか…、そんな迫力を感じさせる素晴らしい作品でした。
トラバ返しありがとうございました。

2009/7/2(木) 午前 10:56 金平糖 返信する

顔アイコン

最近観ました。まさに男の映画でした。いい映画でした。DVDで観たので家で号泣してしまいました。TBします。

2009/12/2(水) 午後 9:08 シーラカンス 返信する

シーラカンスさん。今まで正直クリント・イーストウッドさんの主演作品って、ちょっと苦手意識があり好んで見ようとは思っていませんでしたが、本作を見て意識が変わりました。
涙なしでは見れませんよね…。トラバありがとうございました。

2009/12/3(木) 午前 5:48 金平糖 返信する

よい映画でしたね〜いろんなことを考えさせられつつも、いい展開だったのかなぁと納得のラストでした。
確かに、イーストウッド監督の作品ってわかりづらいものもありますが、これはよかったですよね〜うん。
こちらからもトラバさせてくださいね。
あ、私は孫娘に何もあげなかったのはよし!っって感じでした(爆)

2010/9/10(金) 午前 11:57 mrt 返信する

mrtさん。ええ、とっても心に響く作品でした。2009年に見た洋画の中で一番の感動作で、年末の記事で勝手に表彰してしまいました(*・∀-)☆
自分の孫より、心を交わせた少年少女のために自己犠牲を払うという点に、人生の終え方の一つの手本を見たような気がしました。
トラバ返しありがとうございました♪

2010/9/11(土) 午前 9:00 金平糖 返信する

顔アイコン

この映画は「テレビ放映」の時に拝見させていただきました。ライフルを構えると「さすがイーストウッド!!キマってるぅ!!」って感じになりました。ベトナムのモン族。ベトナム戦争について大分お詳しいようですね。私の知るベトナム戦争史でも「ベトナムだけの特殊部隊(南・北両方に存在)」していた事は知っていましたが「何処の部族」かまでは知りませんでした・・・。しかしそんな悲惨な運命をたどっていたとは・・・。「南ベトナム兵士」もそうでした。アメリカが北ベトナム解放戦線が有利だと分かって、戦況も悪くなりサイゴン(現在のホーチンミン)を見捨てて、南ベトナム兵士だけを残して戦わせほぼ全滅させた事・・・ 話がそれましたね。戻して、主人公は「男にさせるプロだ」って事はわかりました。見ればわかります。歴戦の勇士でシルバースターをも持っている朝鮮戦争の英雄。テレビではこんなセリフを言っていました。「いいかぁ!?俺たち朝鮮戦争時代はなぁ!!ヒマさえありゃあそこら辺に転がっている北朝鮮兵の死体をサンドバック代わりにして蹴りまくったモンだ!!テメエらとは所詮経験も何もかも違うんだよ!!」との一喝!!ビビリました。

2015/8/10(月) 午後 10:53 [ dai*24*om ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(9)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事