モコモコ雲を探しに♪

プロフ画を宇野亜喜良氏に描いて頂いちゃいました♫な〜んちゃって(≧∇≦)

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映画「借りぐらしのアリエッティ」の試写会に行ってきちゃいました♪
【題名】      「借りぐらしのアリエッティ
 
【出演者】 
志田未来(アリエッティ) 、神木隆之介(翔)、 大竹しのぶ(ホミリー) 、竹下景子(貞子) 、藤原竜也(スラピー)、 三浦友和(ポッド) 、樹木希林(ハル)
【監督】 米林宏昌
【脚本】宮崎駿丹羽圭子
【原作】メアリー・ノートン「床下の小人たち」
【あらすじ】古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。(シネマトゥデイ
原作は、メアリー・ノートン作床下の小人たち」(原作記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/50549963.html
 
原作では想像もしなかった音の聞こえ方や、振動。
木々や草花の綺麗さを小人の目線で見せてくれて、感動。
 
 原作の男の子は九歳で、小人に入れ込むのは、自然に思えました。
しかし、本作の翔は、十四歳のアリエッティとほぼ同世代で、ストーリー展開に無理が出るのではと懸念していました。
 
しかし、同世代にすることにより、原作になかった、ほんのり甘い初恋が演出されていて、胸がキュン
 
ポッドが、両面テープを使い、スパイダーマンさながら、机を攀じ登る様は、古典の域の物語を見事に現代日本に復活させたと感服。
 
感服したといえば、ハルさん役の樹木希林さんの演技力。
声だけの出演なのに、演技達者の方は声でも演技ができるのだと恐れ入りました。
絵と見事な相乗効果で、おチビは不気味に思えたらしく、怖がっていました。
 
ペンキャップのフラワーベースや、安全ピンの物掛け、絵画がわりの切手など、小人の家の調度品も凝っていて素敵
素敵といえば、ドールハウスですが、小人たちのために作られたのに安住の地にはならない…。
 
しかし、ラストシーンには、原作の続編である「川をくだる小人たち」を連想させ、エンドロールに「おわり」という文字は出るけれど、まだ物語は続いていくと思わせる…。
 
 
糸井重里さんによる文庫本のかたちのフリーペーパー「ゲドを読む。」(記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/33691702.html の中の、故河合隼雄先生と宮崎吾朗さんの対談の中に、「ハッピーエンドではなくても前向きになれる作品を」という言葉がありましたが、まさにその通りの作品。
 
以前、日経新聞のインタビュー記事で、宮崎駿さんが、日本の最近の児童書の内容は、不登校や親の離婚を扱っているものばかりでアニメーションにしたいと思えるような作品が一つもなく、「どうして狭いリアリズムの中でうろうろするのか。自分たちの文化や歴史に根ざし、なおかつ今の生活につながるところでロマンを書けないものかと、がっかりしました。」 と、お嘆きになっていらっしゃったのも読みました。 
 
だからこそ、「床下の小人たち」が選ばれたのだと思いました。
 
本作を見て、小人を見つけようと、部屋や庭の片隅に目を凝らしていた子供の頃の気持ちを思い出しました。
 
ちゃんとしまったはずの細々したものがなくなると、もしかしたら「借りぐらし」の人々の仕業かもと、思いたくなることがあります。
 
おチビは、「幽霊はいないと思うけど、小人はいるよね」と、言っていました。
小人の存在を信じたい気持ち、とってもよくわかります。
私も、小人の存在は、大人になった今でも信じたいなぁ…。
 
原作の暖炉やランプの時代ではない現代において、そんな気持ちにさせてくれる自体、作品に力があるのだと思いました。
 
ジブリ作品というだけで、鑑賞者のハードルは上がるかもしれませんが、魅力的な児童文学が少なくなってきている点を、まずは憂うべきです。
 
私には、原作より、本作の方が、ずっと好みです。
 
 
 
 
映画の公式サイトは、こちらから→http://www.karigurashi.jp/index.html
映画の公開は、2010年7月17日公開予定。
 
 
 
 
 
 
 
 

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閉じる コメント(41)

バニラさん。ジブリ作品というだけで注目度と期待度が必然的に上がり、本当にお気の毒だと思います。
オリジナル作品を望みたいけれど、ファンタジーの名作を超える作品を作るのは非常に難しいと思うから、今回も古典的作品の出番となったのでしょうか。
原作は、訳からして古めかしく、それを現代日本に見事に再生させたと感服しました。
原作が、原作だけに、「ゲド」のような深い世界や主張が無いのが幸いであり、物足りなさでもある気がします。
野に出た小人たちが描かれていないから、自立による困難を描いていなかったからかもしれませんね。
いま一つと思われる皆さんの心情も、大いに理解できますよ。
トラバ、ありがとうございました♪

2010/7/23(金) 午前 9:56 金平糖 返信する

yanajunさん。トラバありがとうございました♪
公開間もないのに、yanajunさんの記事には驚くほどのトラバ数で、本作の注目度の高さに改めて驚いています。
それだけの期待を背負ってしまうのは、本当に大変なプレッシャーでしょうね…。

2010/7/23(金) 午前 10:00 金平糖 返信する

soramove。トラバありがとうございました♪
私も、全く同意見です。ジブリ作品というだけで皆さんのハードル高すぎです。過去の作品だって、今一のものがあったのに、それらを出さず名作とばかり比べてお気の毒に思え仕方ありません。

2010/7/23(金) 午前 10:04 金平糖 返信する

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昔、『誰も知らない小さな国』のシリーズに夢中になったことを思い出した。小学生の頃に読んだ一番好きなシリーズだったなぁ。(「王さま、ばんざい」と迷うところですが。)
自分とは全く違う立場のものがどう感じるのか、という思いに馳せるという意味でもすごく面白い作品でした。
私は「戦う」ジブリ作品より、こういうのが好みだな。
私もTBさせてくださいね。(^o^)

2010/8/1(日) 午後 3:42 fuwachibiprin 返信する

ふわちびさん。私は、コロボックルを見ることができるようになろうと、一生懸命目の訓練をしましたよ(*・∀-)☆
佐藤作品に比べると、少々魅力に欠ける原作を、素敵な作品に仕上げていると感心しましたが、世間の評価は酷評ばかり聞こえてきて残念です。ええ、「戦う」より、共存の方が好感を持てます。
トラバ返しありがとうございました♪

2010/8/2(月) 午後 5:09 金平糖 返信する

金平糖さんの感想を読んでから観ていたら、違う感想になったかも〜と思いました!背景とか、原作とか、少しでも知識(情報)があると同じ作品を見ても自分の中での広がりが違いますよね。
もったいないことをしました(^^;)

2010/8/9(月) 午後 11:28 おむ 返信する

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こんばんわっ!
原作では9歳の男の子だったのですね。
やはり体調が悪かったのでしょうか?

トラバさせてくださいね!

2010/8/9(月) 午後 11:32 [ xtz ] 返信する

おむさん。小人たちは、人間が自然のものを自分の物のように扱うのと同様、人間のものを「借りる」ことに対して罪の意識はないんです。その説明がよくなされていなかったから、原作を知らないで映画を見た人は「盗む」ではないかと、モヤモヤされている方もいるみたいで残念です。小人と人間の意識のずれが楽しい作品なのに…。
トラバ返しありがとうございました♪

2010/8/10(火) 午前 7:35 金平糖 返信する

xtzさん。ええ、九歳なんです。アリエッティーも、小人なので人間の理屈が通らず、男の子との会話が同年代のものといった感じです。
病気で、親の海外での仕事に同行できないことと姉妹への感染の心配のため、預けられることになるんです。
トラバ返しありがとうございました。

2010/8/10(火) 午前 7:38 金平糖 返信する

見てきました〜♪
美しい景色、純粋な人間と小人、綺麗な音楽、ジブリ作品で大好きな1作になりました〜。
原作を是非読んでみます。
トラバさせてくださいねヾ(≧∇≦)ゞ

2010/8/26(木) 午前 8:21 にんにん 返信する

にんにんさん。とても綺麗な世界観にウットリしてしまいますよね(*^^*)
本作を見て原作を読むと、本作の良さと凄さがよりわかると思いますよ(*・∀-)☆
トラバありがとうございました♪

2010/8/26(木) 午後 4:35 金平糖 返信する

子供向き、女性向きと言われているようですが、私が見ても充分満足できましたよ!
素敵な世界観を見せてもらいました♪

2010/9/19(日) 午後 4:08 やっくん 返信する

やっくんさん。ジブリはブランドとして確立されてしまっている観があるから、宣伝やテレビでの扱いも別格だし、鑑賞者のハードルをどうしても見る前からあげてしまうのでしょうね。
私は好きな作品です(*^^*)
トラバありがとうございました♪

2010/9/21(火) 午前 9:38 金平糖 返信する

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小人の世界に堪能しました。小人と人間の間の溝は埋まらないけど、アリエッティと翔が心を通わせたことは間違いないです。いい映画でした。TBさせてください。

2010/9/24(金) 午後 11:53 shi_rakansu 返信する

シーラカンスさん。小人と人間の淡い恋に切なくなりました。恋を描くには、翔を14歳にするひつようがあったんでしょうね。
トラバありがとうございましたm(- -)m

2010/10/1(金) 午前 10:54 金平糖 返信する

よしなさん。トラバありがとうございました♪

2010/10/4(月) 午後 2:42 金平糖 返信する

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人間がいつ小人たちの境遇に陥るか。
決して可能性はゼロじゃない。
そういう目線で見ると深いと思いました。
だって人間だって借りぐらしのようなものですからね。
TBさせてください!

2010/10/26(火) 午後 8:33 かず 返信する

かずさん。ええ、原作の主題はまさにそれです。『人間だって「借りぐらし」なのだから、その人間から「借りぐらし」をして何が悪い?』です。
トラバありがとうございました♪

2010/10/27(水) 午前 10:07 金平糖 返信する

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ジブリ作品ってだけに 過度に期待しすぎちゃった気がします。
でも 金平糖さんの記事読んだら 原作となる児童書にふさわしいもんが少ないって言うのには 納得です。
もっと夢のある作品を望んじゃいますね。
そういう意味で言うなら この作品 舞台は日本だし
思わず うちの床下にも小人いないかしらぁ〜なんて
気になりました。
こちらからもTBさせていただきます。

2011/7/22(金) 午後 5:47 tammy 返信する

tammyさん。多分に、期待しちゃうとこ、ありますよね。ヒットを飛ばし続けることの難しさ。でも、多くの人に期待されるというのは、それだけですごいことでもあると思います。
うちはマンションなので床下がないのが残念でなりません。
最近、原発事故の報道を見るに付け「風の谷のナウシカ」を連想せずにはいられません。ファンタジーが受け入れられにくい世の中になりつつあることを憂うばかり…(T_T)
今回の「コクリコ坂」は、外れてしまったのでまだ見ていませんがどうなのでしょうね…。
トラバ返しありがとうございました(*^^*)

2011/7/25(月) 午前 9:33 金平糖 返信する

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