1920年(大正9)10月24日、ニシン漁で賑わう寿都から函館本線黒松内駅まで営業距離16.5kmの寿都鉄道が開通した。
1952(昭和27)年には、1067mm軌間地方鉄道北海道初のディーゼル機関車を投入。
しかし、主要輸送であったニシンは姿を消し、鉱山も閉山、1964(昭和39)年の輸送人員は4万9千人まで落ち込み、赤字の連続で最後の望みであった国鉄岩内線に買収話も頓挫して、1972(昭和47)年5月1日廃止となった。
2010年4月1日から北海道の支庁は総合振興局と振興局になったが、
この寿都町は1897(明治30)年に支庁が置かれていたほど繁栄した町だった。
現在でも寿都鉄道廃線跡は残っている。
寿都(すっつ)駅、樽岸(たるきし)駅、湯別(ゆべつ)駅、中の川駅、黒松内(くろまつない)駅(JR函館線)の中で、唯一駅跡が不明だった湯別駅跡をようやく知ることが出来た。
私鉄寿都鉄道湯別駅跡
湯別生活改善センターが建っている場所に湯別駅があったそうだ。
線路が敷かれていた跡地は道路となっている。
この隣には駐車スペース10台ほどを設けた公園らしき場所がある。
たとえば、寿都鉄道湯別駅記念公園などの名称にできないものであろうか?
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この記事に
標識ひとつないのは寂しいです。
[ Owen ]
2010/6/11(金) 午後 11:36
返信するぐっときますねえ
でも私が知っているのは終点寿都駅 いまの寿都バス停とはちがう、港前の繁華街の奥の、山下商店当たりではと思うのですが。
[ tamikazu ]
2010/6/12(土) 午前 0:44
返信するOwenさん☆
近所の人に聞いて判明しました。
この公園も何か勿体無い気がします。
せっかく造ったのなら、もっと利用法はあるはず。
2010/6/12(土) 午前 6:28
返信するtamikazuさん☆
寿都駅は役場の所ですね。
写真を見ると、昔はそちらの坂の方が賑やかで、駅から港が見えます。
2010/6/12(土) 午前 6:31
返信する湯別駅には作開から一番近い駅でしたね。
[ satsumaichi50 ]
2010/6/12(土) 午前 8:50
返信するさつまいちさん☆
廃線跡雑誌でも不明だった湯別駅跡を見つけました。
2010/6/12(土) 午後 1:05
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