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2009年10月7日(水)
自分のルーツを知りたくなり
140年前の先祖が住んでいた町、
埼玉県の川越を訪ねたこにゃくう。
(おでかけ書庫の 1、 2、 3から続きです)
夕食は
会社が終わったオットが川越までやって来て
いっしょにサツマイモのフルコースを食おうという、
そういう流れ。
「 いも膳」というこの料理屋さん。
オットが以前、会社の人たちと行って
気に入ったから、いつかワタクシを連れてこようと
思っていたらしい。
うふふ。
では、ゴチになりましょう。
■いや、オットが「イモ料理」「さつまいも料理」って言うから
もっとイモっぽい(つまり田舎っぽい)料理屋さんだと思っていたのに
この風情。
んまあ♪
小江戸・川越っつーより
小京都風な料亭なんじゃん。
うっとり…(*^o^*)
【川越とサツマイモ】
町を歩くとアチコチにサツマイモをベースにした菓子が売られているのが川越だ。
菓子はわかるけど「サツマイモ・ラガー」ってビール、「焼いもコーヒー」って。。。(笑)
街中、徹底してサツマ芋マンセー\(^o^)/をウリとしています。
なんで?
ざっくりお勉強したところによると、江戸末期に江戸の町で焼き芋が流行したそーな。
川を使った運搬の利もあり、江戸の焼き芋需要を支えたのが川越産のサツマ芋だったそうです。
戦後はすっかりサツマ芋の生産量は減ってしまった川越だけどイメージ戦略は成功。
川越=サツマ芋の町として今でもキッチリ定着してるわけ。
マーケティングって大事ですね、・・・ってそういう話じゃないネ。
■通されたお部屋。
床の間つきのお忍び系。
なんだかどこかにプチ旅行に来た気分。
いや、別に不倫カップルじゃないんだけど。
イモを食うって
そういうムードでは無い高級感。
どんな料理が出るのかな。
予備知識ゼロのワタクシ
大変たのしみ。
■「食前酒」・いも膳カクテル(紫芋の焼酎ベースのカクテル)と「先付け」(↓ちっこい画像なので拡大図)
■左:和え物、マッシュしたさつま芋と柿。烏賊、くわい等も加わり、いろんな食感がする。
■右:レモン味のさつま芋を寒天で固めたのね。 さわやか系な味で、スタートにヨイよ。
前 菜
■チマチマとかわいく盛られて。 コレ、ぜんぶサツマ芋製。お品書きとにらめっこして一品づつ点検だ。
■かわいい柿型のうつわの中身は酢の物。
さつま芋の茎の酢の物
だってーんで、軽く驚く。
くらげと茎を酢の物にしたの。
ほ〜。。。
さつま芋の茎って食えるのね。
初食べですわ。
■さつま芋の葉の和え物 ■アーモンド揚げ
胡麻味でね。 葉も美味しく食べられるの そして茶色いのは茎の佃煮
■黄色い四角い物体は
「山吹」と名付けられた巾着ごはん。
中はうなぎご飯で粗みじんのさつま芋が混ぜてある。
江戸時代。
海から離れた町、川越の人々の
貴重な動物性たんぱく質が川魚と鰻だったので
川越には昔からつづく鰻屋が多いのだそうです。
いも膳さんも鰻屋を別経営してます。
そんな訳で、ここで鰻がチラリと登場。
■こりゃ、日本酒だっ
おねーさん、日本酒ちょーだい。
・・・で
オットは予約時に
「川越の地酒、鏡山を飲みたいの。用意してくれる?」
とリクエストしといたそうだ。
おねーさん「御希望に添えなくて申し訳ありません。
こちらの川越の酒も評判ですので、どうかこちらで…」
酒には販路ってのがあって
店側はそうそう違うものを出せないのかも。
商売のシガラミってあるのでしょう。
ガンコ者のオットも、丁寧に詫びられては仕方が無い。
この「田面の雁」をいただくことにする。
鏡山の方が好みのワタクシどもですが
まあまあおいしい酒でしたよ、おねーさん。
つぎ、椀物
■日本酒が加わり、ますます盛り上がる我ら。
ちょっと変わった椀物だわ。 ヒカドという南蛮料理。
ポルトガル料理が元祖なんだと。
長崎では郷土料理であるらしい。
角切り野菜を具に、すりおろしたサツマ芋で煮込んだ椀。
いや、スープ?シチュー?でも、ちゃんと和食だ。
芋でとろりんとした程よいトロミがつき癖になるのど越し。
出汁をきちんとひいているので美味い。
焼き物
■ 源平焼き
と、おしながきに書いてある。
おねーさんの解説によると
さつま芋と海老。
山のものと海のもの。
だから源平。
同じ食材を2通りのテクニックで調理したり
ひとつの食材を色違いの料理して一皿に。
そんな対極の料理を楽しむのを
源平焼きと呼ぶそうです。
輪切りの芋はくりぬかれ、中に貝柱が入ってた。
揚げ物
■ いもしん薯
鱧とさつま芋をすり身にして
しんじょうに。
工夫してますなあ。
「しんじょう」は真丈なんて書きますが
正しくは「真薯」。
山芋をつなぎに使うものですが
ここは川越なのでさつま芋で真薯を。
サックリ軽い揚がり具合でよかった。
蒸し物
■ 深川蒸し
「さつま芋を裏ごしして卵白で固めて
湯葉で包んで2時間蒸します」
って説明された記憶が。。。
アア・・・酒もイイカンジで回り
やや薄い記憶。
でもコレ美味かったよん。
おしのぎ
■ いもめん
名前通り、さつま芋でざる蕎麦を作ってみました。
小麦粉6、さつま芋の粉4の割合で
卵白をつなぎにして作った蕎麦だ。
そば粉による蕎麦と違って
ツルルンとした食感で面白い。
蕎麦なのにほんのりと甘味があるのだわ。
甘味もの
■ いもくずきり
くずきりだってさつま芋だ。
黒蜜につけて食べます。
手前にちょろっと見える薄紫色の物体は
箸置きです。
さつま芋の形をしててユニークなの。
やっとデザートまできた。ゲフε=(▽- ) 腹パンパン
■ 芋アイスと いも膳オリジナル甘玉
おまんさまが前々の記事で
川越で「芋のソフトクリームを売ってるよ」と
コメントくださったけど
アイスにしてもさつま芋はウマイんだね!
適度に芋のツブツブが残っているところが、
食感も楽しめてよかったな。
■アイスに添えられたこの黒い玉。
前期で放送終了したNHK朝ドラ「つばさ」で
主人公の和菓子屋が甘玉という商品を
販売しているのだけど、それはドラマ内のお菓子であり
実在していないわけ。
いも膳では「こんな感じ?」って想像してオリジナル甘玉を
作りましたとさ。
割るとね、さつま芋が裏ごしされた餡の中に
パイナップルが仕込んであって。
甘くてすっぱくて、よかったなあ。
■イイ雰囲気で
ゆったりと
工夫をこらした芋料理。
好印象でした。
某巨大グルメサイトでは酷評されてるけど
こにゃくうは文句なし。
地元人が行くとガッカリするものなのではないかな?
(こにゃくうも横浜中華街には厳しいし)
さつま芋料理、菓子の名店を知っているから
「あっちの方が」や「あの値段でなくても」になるのかも。
他所者には意外性いっぱいで
楽しいディナーだったよ。
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ねぇ〜ねぇ〜・・・出た!?出たでそ!?
夫婦二人でこんだけお芋製品を食したなら・・・
オ○ラ・・・(ёзё)プゥ〜〜〜って、出たでしょ!?(笑)
このお店、ネットで見たのです。こにゃくうさんがおっしゃるとおり
あまり評価が良くなかったの。こんなに手が込んだお料理なら、行って見たかったなぁ〜……(-。-) ボソッ
川越はうなぎも有名よね。
うなぎ食べに行きました。だけど、参考にしたのは・・・所詮ネットの評価。
3段重のうなぎ料理を食べたのだけど、感動がなかったのです。
評価に左右されちゃ〜だめね。
ちなみに蕎麦の百丈さんは、お漬物屋さんで「お薦めはどこ?」って
教えてもらったのです(^^♪
地元の人のお薦めだから、安心でしょ〜(笑)
2009/10/30(金) 午後 6:57
サツマイモって深いんですね。
焼くか揚げるか蒸かすか煮るか・・ だけかと思ってた。(笑)
茎やら葉まで食べちゃうとは、驚きです。
しかも大層なご馳走に生まれ変わってて・・
さちまいもの懐石で5500円!? って思って見ましたが
これは良いですね!
気になる味のものが沢山ありましたよぉ~。
地元の人には人気ないっていうの「あたりまえ過ぎ」ててなんでしょうね。
私も会津の料理は「え~~~っ」って思いますから。(笑)
さすが! オット様。 素敵なお店をご存知ですね。
2009/10/31(土) 午前 10:34
おまんさま、ぷふふ。。。(笑)出ませんよ〜お。しっ…しつれいなッ。(≧∇≦)
私ら夫婦は、この店の料理の創意と工夫は評価できると思いましたわ。他の地では食べられないですもの。
おまんさまも、またチャンスがあったら食べられるといいですねえ。
風呂ずきん並みにゴーマンかまして言うと、要予約の懐石コースじゃないとこの店の凝り具合は伝わらないかもな、と思ったわ。
そうでしたかー。今度行く時は百丈にしようかな?
鰻の美味い店も探し当てたいわ〜。川越はリピート決定です。
2009/11/3(火) 午後 8:23
WAXさん、たかがサツマイモが懐石コースになるの?と半信半疑だったけど、美味しかったし丁寧な作りでありました。
芋は安い食材だけど、凝ってるから許すこにゃくう。
WAXさんの行った、こづゆを出した会津の郷土料理のお店を連想しましたわ。あのお店はワタシもいいなあ、と思ったけど他県の人間は行ってみたいと思うのよねー。
2009/11/3(火) 午後 8:38
これはすごい。旦那サマってほ〜んといろんなところ行ってるのね。
結構多くない?
会社でいってつれてってくれた、っていうお店。
こんな旦那サマが欲しいです。
ほら、自分だけ行ってつれてってくれない、とかってよく聞きません?
すごいなぁ、雰囲気もいいし。。ぜひ体験したいです。
2009/11/6(金) 午前 3:38 [ asl*_*004 ]
aslcさん、オットは情報ツウな男なんです〜(笑)情報番組とか、雑誌、新聞でよく見つけてきます。
で、よかったりするとムスメや私を連れてってくれるってパターン、確かに多いですねえ。えへへ。ありがたいこってす。(^_^)
自分だけ楽しんで家族のことは知らん!なんてそんなの家族じゃないよね。aslcちゃんも絶対そんな人は許さないでしょう?
2009/11/11(水) 午前 1:11
サツマイモだけのイメージではなくいろんな味でたのしめそうですね(^v^)
長崎の味か〜〜旦那は島人だけどきいてみよ〜〜ゥふっ
素敵なところでしゅネ〜〜
2009/11/13(金) 午前 2:12
天ママさん、長崎の郷土料理だそうだから、ご主人さまはご存知かもネ。ヒカド。オランダ語のpicado(刻む)が空耳でヒカドになったみたい
2009/11/13(金) 午後 3:14
へぇ〜、芋料理の専門店なんてーのがあるんですね。。。
芋懐石って、どうゆう品々が出てくるのかな?と興味津々に拝見しましたが、鰻や海老や鱧などの高級食材を上手く使ってるんだ。。。
で、ちゃんと芋の葉や茎も出てくるあたり、なるほどって感じです。
普段、さつま芋って意外(?)と口にする機会がないので、こーゆー懐石もアリだなと思いました。
2009/11/15(日) 午前 7:33
なべさくさん、これだけ捻ってバリエーションを考えてるのは面白いでしょ?さつま芋の天ぷら、さつま芋おこわ、さつま芋プリン…レベルの誰でも思いつきそうな品なんて入れないところが良いと思いました。サーブする方も店の応対もよかったです。
2009/11/17(火) 午前 9:58