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2009年11月22日(日) 延々とつづくワタクシの京都旅行はなしにお付き合いくださった皆様 ありがとうございました。 今回でこの連載はようやく終了でございます。 一泊二日の旅行でしたがさんざん楽しみました。 旅の最後に、あちこちで購入したおみやげたちの一部を。 1.「松風」(マツカゼ)
■亀屋陸奥の代表銘菓、松風。
こにゃくうのかなりのお気に入り菓子です。ナニ?カステラなの? と思って口に入れた人の予想を 大きく裏切ることでしょう。 この外見ですが卵も油脂も使われず 主原料は小麦粉、砂糖、麦芽飴、白味噌なのだ。 生麩の食感を焼菓子にしたような そんなモッチリ感ある薄甘な菓子。 この食感と味噌のしょっぱさがクセになるよ〜 歴史は古くて1570年の信長と石山本願寺の 石山合戦の際の兵糧にルーツがあるという 世界遺産級菓子だ。 2.「鳥羽玉」(ウバタマ)と「野路の里」■同じ「亀屋」の屋号を名乗るが こちらは亀屋良長。 鳥羽玉の味は 直球ストレートにこし餡と黒砂糖だ。 それを寒天で艶やかにコーティングして 芥子の実をパラリ。 ただそれだけなんだけど 黒砂糖の使い方がツボでワタシは好きさ。 ■この菓子も200年の歴史がある。 シンプルだけど長く愛されてきた菓子。 10日間の日持ちだし 4個入り\315もあるので バラ撒き土産に対応可な点も◎ ■併せて亀屋良長に並んでいた 「野路の里」という栗を使用した菓子を 初購入してみた。 秋だし 栗のお菓子がおいしそうだし。 この時季を外したら売らないのかもしれない、と。 新規開拓だ。 ■焼き栗を模したデザインがかわいく、美味しそう。6個入り630円というお試しサイズを購入。 中津川や恵那峡の栗きんとんをイメージしていたら外れました。 まあ、値段からして栗だけのきんとんの半分ですから比べちゃいけない。 白餡を栗に混ぜてある。美味しいが、いまひとつ栗の風味に欠けるので既存の菓子の域を出ていないな。 3.清浄歓喜団 (セイジョウカンキダン)■今回、初購入。 清浄歓喜団ってーのがお菓子の名前なの。 団ってなんだよ? 応援団とか暴力団ならわかるけど お菓子が団? ハイ、こにゃくうは無知です。 団は団子のダン。 ↑の菓子たちが「歴史あります」と書きましたか たかだか(?)200年、400年の菓子だ。 だがコチラの団は日本で千年!作られ続けてる。 ■似たような菓子はどこにも無い。 日本ではここ、亀屋清永でしか買えない。 (たぶん) この菓子の原型は遣唐使により中国より伝来した。 もちろん昔は高級品なので 人様の口に簡単に入るものではなく 密教のお供え物として存在していた。 それをね、今でも毎月決まった日に 決まった段取りで作っているのがこの亀屋清永。 神事の一環なので、精進潔斎して作るそうな。 (身を清め、生臭ものを食べない) 今でもね。 ■話には聞いていたけど 一回は食べてみなきゃ、と。 一個この大きさで525円!ですよー。 ご主人が潔斎して作る菓子だものねえ。 ワタクシは「試しに買いましょか」という 野次馬客なので「一個下さい、一個!」 と、一個だけ購入。 ■齧ろうにも歯がたちません。 金槌で割る?ってほどの硬さです。 ガツン=☆ と割って こんな中身。 カホリ・・・といいましょうか ニオイが強烈なんです。 お供え物なんだからそういうもの? お香の匂い満点。 丁子、百檀、桂皮など7種の香料が入ってるらしく。 ほわわ〜ん、仏様の風味。 ■ああ、 こりゃ、実家で仏壇に長いことお供えしっぱなしにして 「線香くさくて食べられない!」ってことになった お団子の味だ! と、思い出すこにゃくう。 ハイ、罰当たりです。 こにゃくう、まだまだ京都修行が足りません。 まったく口に合わないので、ダメでした。 でも こんなお菓子が現役で売られているところに 京都の凄さを感じるのです。 ■これも初食べ。 京華堂利保(キョウカドウトシヤス)のしぐれ傘。 購入品は小サイズ\1050 箱のデザインに趣きがあっていいなあ。 ■丸型に焼かれたどら焼の皮風味が上下に。 真ん中に羊羹がサンドされているデザイン。 箱には黒文字楊枝が入っているのだ。 ■放射線状に切り分けて黒文字を刺せば、ほらネ!傘になりますでしょ? そういう遊び心の趣向のお菓子でした。 味は・・・フツウカナ? ■薯蕷饅頭(つくね芋)を 焼き芋に見立てたお菓子だ。 ほんのり焦げある焼色に 野趣を感じる。 そんな趣向になっている。 3個入り651円 ■3個入りの中身は それぞれに餡が違うので 3種3様の味がお試しできる。 白餡、粒餡、こし餡。 餡の味は、まあフツウかなと思うけど ワタシはこの丹波産の山芋を使った薯蕷の しっとり具合が好きなんだ。 すでにリピーターです。 また買おうっと。 ■「照葉」こなし。 ■「織部」 薯蕷まんじゅう ■「亥の子餅」晩秋から冬の菓子の定番品。 ■「紅葉きんとん」運搬に失敗(泣)つぶれた・・・ ■フレンドリーなお店の方。 「常時、どの品も買えますよ」 嘯月などのように 衝撃が走るほどの味ではなかったけど、 予約なしで気軽に買える御菓子司はありがたい。 もし近所にあったら頻繁に買うだろうなあ。 7. 豆英(マメヒデ)のわさびあられ■豆英は 四条高倉にあるあられ屋さん。 場所は京都大丸の脇を上がった所だ。 以前記事にした神楽坂のあられ屋・珍味堂の 「山葵のあられ」がもしやこの店のあられなのではないか、と 勝手にそんな予測を立てたので 実見に行ってみた。 ■とりどりのあられが並んでいて、酒のつまみ系あられに目が無いワタシはじゃんじゃん買いそうになる。 ■結局、豆英のわさびはこのようなあられであり 珍味堂の品とは別物だった。 残念。 でも、おいしそうだったから購入。 お店のひとの筆の直筆で「わさび」で セロハンテープで貼ってある!という 手作り感にホレちゃう。 7. 孝太郎(コウタロウ)の米酢■京都の調味料には 伝統に則った製法を守っていたり 妙な添加物を加えていなくて まっとうな品質の商品がある。 酢でいえば 京都の千鳥酢は関東でも買えるけど これはまだ関東では見かけない。 重いけど一本購入だ。 ■原材料はもちろん「米」だけ。 廉価な酢のように アルコールや酒かすを添加してません。 160年の老舗。 料理屋、寿司屋への卸専門で商売し続けていたけど 40年前から一般販売もするようになったそうで。 これだけのものをカートに詰め込み、手提げに小分けして入れ・・・ ほとんど手がちぎれそうになりましたよ! どんだけ買ってんだ、アタシ。(実はこれでも全部ではない。漬物だの京野菜だのも買ってる) 京都に来るとサイフの紐はズルズルに緩む。そういうことになっているのだ。 ■大量の荷物とたくさんの思い出を抱え、美味しい記憶とキレイな風景を反芻しながら 帰りの新幹線でひとり酒盛りだ! バンザーイ。 つまみは「田ごと」のお弁当。 さて、オットとムスメと吟次郎の待つ家へ帰りましょ。 |
09年京都旅(秋)
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凄い量のお土産をゲットなんてすねぇ。
こにゃくうさんて「酒飲み」なのに「甘」もかなりいける口?? (笑)
仏壇にあげっぱなしで線香臭くなったお菓子が一個500円て
一個しか買わなくて良かったですね。(笑)
行きは朝ビールで帰りは日本酒ディナー♡
さすがなこにゃくうさんに「ホチ」(笑)
2009/12/29(火) 午前 10:25
WAXさん、もっと買った物があるのだけど、またも5千文字制限に引っかかって書ききれず。買いすぎだっちゅーの。
まるで行商のおばちゃんのような荷物。
甘いものは苦手なんだけど、京都のお菓子だと美味しく食べられるんだー。どうかしてるよね。でも、バターや生クリームが苦手なので、洋物系菓子には京都であろうと滅多に手が出ません。
この線香菓子は恥を忍んで1個買いにしといてヨカッター。美味しいって言う人もいるんでしょうけど、私ダメ。
ひと仕事終えたあとの日本酒はおいしかったです。ホチありがと。
2009/12/29(火) 午後 0:59
初めまして!先ほどはコメントありがとうございました〜(*^_^*)
京都旅行に行かれたのですね〜!なんてうらやましいっ!!
ここしばらく京都に行けていないので禁断症状が…(笑)
数々の名だたる老舗の和菓子が続々と出てきて興奮してしまいました〜(≧∀≦)
松風や鳥羽玉は私もよく買います〜♪
2009/12/29(火) 午後 10:52 [ エミージョ ]
こにゃくうさん、初めまして。うちのブログにコメント有難うございます。
素敵なブログですね。なかなか価値観も似通ってる感じがしましたので(すいません、こっちの勝手な思い込みかも…)、またちょくちょく訪問させていただきます!!
2009/12/30(水) 午前 1:25
エミージョさん、ようこそお越しくださいました。
京都行きたい病に罹患されて、禁断症状がでてしまいましたか!ワタクシも同じ病に罹ってます。治癒するには、時には出かけて京都の空気を深呼吸するしかないですねえ。
エミージョさんはたっくさんのお菓子を紹介されてますね。びっくり!
また覗きに参りますね。
2009/12/30(水) 午前 8:38
ensyuさん、ようこそいらっしゃいませ〜!
ensyuさんの巡られた京都のお寺も非常に気になります。
京都のおいしいお店の記事も興味津々。ゆっくり読ませていただきたいのでまたおじゃまいたします。
2009/12/30(水) 午前 8:48
あけまして、おめでとうございます!
って、新春の挨拶もぶっ飛びそうな、オミヤの数々。。。
さすが、こにゃくうさん、やることなすこと、ディープにして豪快!(尊)
ブロガーとしましては、いろんな意味で美味しそうな「清浄歓喜団」に激しく反応してしまいましたが、いただける機会はなかなか無さそう。(><)
お帰りに、新幹線で「獺祭」をいただくのも、オツですわ。。。
堪能させていただいた京都記事、全編を通してポチっと☆^^
2010/1/3(日) 午前 10:38
なべさくさん、美味しくないのにオイシイネタをまたやっちゃいました、清浄歓喜団。
強力おススメはけっしていたしません。が、高島屋の京都展に来ることも時にはあるので、勇気があったら525円を投資してみてください。ふふふ。。。遣唐使の味がするわよ〜。(どんなだ?)
京都の白味噌と醤油も買いたかったのですが、すでに行商のおばちゃんのような荷物になっていたので諦めました・・・
それなのに新幹線用の酒を買うのはどうしたことか。なべさくさん、獺祭に気づかれましたか(笑)伏見の呑んだ事ない酒にしようかと迷いつつ、獺祭の小瓶を見てしまい、つい。(お猪口持参で旅してます)
こんな冗長な旅行記事を全部読んでくださってポチまでくださり、ありがとうございました!
2010/1/4(月) 午後 11:11
ナイショさま、それは羨ましいです!お気をつけていってらっしゃいませ。
2010/10/1(金) 午後 5:52