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2010年8月7日
【前の記事よりつづき】
■『海に浮かぶピラミッド』とビクトル・ユゴーが例えたこの修道院を見ていると
「よくもこんなところに建てたよなあ」 と、そう思うのは世界のどの国の人でも
同様でしょう。
だったのだそうですよ。
ある日、坊さんが夢をみた。
大天使から
「あの岩山に修道院を造れや!」と
ムチャ振り命令される夢。
「夢のお告げ」エピソードは万国共通
ところで。
キリスト教には、3大天使 ってーのがいるらしい。
その① ミカエル!
※ちょっとカッコイイね
その② ラファイエル!
※ラファイエルガンダム その③ ガブリエル!
※画像はイメージです
■↑の3人のうち、
ミカエルのお告げだったので、
ミカエルのフランス語読みの
「ミッシェル」なんだね。
(モンは山という意味の仏語)
ミッシェルのお告げを信じる信者が
AC700年ころから
どんどん増築を重ねて、重ねて・・・
■13世紀にはほぼ、今の形状に
至ったのだそうだよ。
おそるべし、信仰の威力。
海にポッと浮いてた岩山を
造り上げてしまうんだからね。
■そーいう聖地であり、修道院なので、バリアフリー対応とか
一切していないので、足で登るんだ。
行くのなら体力あるうちがいいよ。
(実際、この長階段で白人のおばあちゃんが心臓を押さえて倒れていた!
彼女のその後が心配だよ)
■やがて眺めの良いテラスに出る。ノルマンディーらしい荒涼とした景色に見惚れる
■足元の奇妙な刻印は宇宙人からのメッセージ・・・ではなくて
テラスの石版をひきつめた石工さんの「〇〇参上」的な記念ラクガキだそうです。
【添乗員マドンナさんの解説】
干満の差が激しく、潮流が厳しい海です。
中世の巡礼者たちは潮が読み切れず「馬のギャロップ並の速さ」の波にのまれる というケースもありました。
今でもガイドなしで干潟を歩くのは危険です。
あ、歩いてる人が見えますねー
(※ガイド付きの干潟ツアーがあるので、それに参加すれば可能)
■観光客がアクセスしやすいように
堤防(19世紀末造)やら
駐車場を造ったら
潮の流れが変わっちゃいまして
今や、ご覧のとおりの砂州状態。
世界遺産となった今、それはマズイので、国あげて「海」に戻す大工事が行われます。 2015年には完成します。その時にはこの駐車場は撤去。
■アクセスは面倒になるだろうけど、完成したらより「海のピラミッド」を実感できる かもね。 今でも十分に心揺さぶられる風景だけど、そんな姿もまた見てみたい。
さて、肝心の修道院内部ですが・・・
■礼拝堂!やら食堂!やらが
宗教施設にふさわしい
修道院生活においては食事も信仰の大事な儀式のひとつなので、
ただ食べるだけの場所とは違うらしい。
司教の説教をききつつ、沈黙の中で黙々と食べ物を口に運ぶんだとか。
お地味な施設つづきの中、記憶にのこるスポットが2ケ所
■西の棟の最上階にお庭。それを取り囲む回廊。
石とモザイクの内装ばかりで、やや気分が辛気臭くなった後、
バラが咲くこの空中庭園には誰もがホッとするやら、感嘆の声を上げるやら。
■「やーっと記念写真を撮る気になる場所に来たぜい」とカメラを構え出す人多し。
それは洋の東西を問わないのね.
■ラ・メルヴェイユの回廊。
13世紀ゴシック芸術の美しさ。
モンサンミッシェル観光の目玉です。
もうひとつ記憶に残るスポットがコチラ。
■ええ〜?!コレな〜に? わかんないよ、マドンナさん教えて!
【添乗員マドンナさんの解説】 この車の中に人が入ります。で、その先は、ホラ。
鎖で地上に繋がってます。 車輪を人力でリスの回し車みたいに回転させて、
上まで物資を運ぶツールですね。
【マドンナさん解説】 外から見るとこんな感じ。 フフフ・・・残酷な話ですね。
でも、運動不足で且つ退屈な囚人にとっては、適度な運動になるからって
率先してやりたがる人もいて、けっこう人気だったそうですよ^^
【マドンナさん解説】
今では↑のような電動式の運搬機が設置されているので
大車輪に人を入れる必要はなくなっちゃいましたけどね。
しっかり2時間はかかる見学。 マドンナさんの解説でとても楽しかったですよ。
中世修道院の世界に浸り、最後の扉を開けると・・・
■そこはお約束のおみやげ売り場でした ^^;
一気に現実にもどったわー。
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10年フランス9日間
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ガブリエルが一番可愛いっす!(笑)
これだけ壮大な建物も凄いですね~。
そして、写っている人達が皆様「外人」でいらして・・。(笑)
とてもこんな場所には腰が引けて行けませんわ。(田舎ものですので)
最後の最後に「お土産物売り場」っていうのが、なんともTDLみたいで、現実に引き戻されますね。(笑)
2012/8/24(金) 午後 2:12
WAXさん、長文にお付き合いくださってありがとうございます
>ガブリエルが一番可愛いっす!(笑)
そうですよね!まったくその通り。
ガブリエルの破壊力が一番ですし、ガブリエルの食いっぷりに他の2大天使も適わないはずww
>なんともTDLみたいで、現実に引き戻されますね
夢の世界の最後におみやげ屋ってのは、世界共通なんだと学びました。浮かれた気分の隙をついて、財布の紐を緩めようと企むのはTDLだけじゃなかったみたいです。
2012/8/24(金) 午後 3:14
訪問履歴より来ました〜
フランスに旅されたのですね♪
私もこの夏休みに行って来ました。
モンサンミッシェル近くまでバスが入れたのですね♪
去年の11月(定かでない)からバスはずーと先にparkingが出来ました。
旅ブログ書いてます!
又来てね♪
2012/8/24(金) 午後 8:22 [ ririchoco ]
ririchocoさん、記事をアップした時に「こんな記事あります」で貴記事が紹介されていたので拝読いたしました。
今年は、すでにモンサンの改修工事が進んで入場門前の駐車場は撤去になっちゃったんですね?そっかーあ。
海に浮かぶピラミッドを再現を目指しているのですからね。
シャトルバスに乗らないといけないのでしょうが、状態を戻すためには観光客の不便はしかたないね。
私のこの画像はもはや、貴重な過去の姿になったようで。(のろのろ書いてますので〜)
ririchoco さんの記事の続きを楽しみにしています!
2012/8/24(金) 午後 9:10
なるほど〜、モンサンミッシェルってそーゆー意味だったんですね。
ガブリエル王子のガブ、ガブはともかく・・・(笑)
どの画像からも歴史を感じられて、ホント、ステキな観光スポット・・・
でなく、修道院です。^^
一度は行ってみたいですが、こにゃくうさんの記事で、ほぼ行った気分に。。。
もし行く日がきたら、この記事をガイドにさせてもらいます。^^
2012/8/25(土) 午前 8:35
なべさくさん、「紋さん」とか「もん山」とかじゃなくて「聖ミカエルの山」という直球ストレートな意味だそうですわ。
今や、巡礼目的にここに来る一般人は・・・皆無なんじゃないでしょーかね?
でも、ホンモノの白人修道士が通用口から出てきたのに出くわしたのですけど、一瞬「コスプレしたキャスト?」とか思っちゃいました。
ワタクシの脳内は、TDLで俗化しちゃったみたいです。
マジで修行している人もいるので、適度の本気な宗教臭がして興味深かったです。
2012/8/27(月) 午前 7:03
やったぞ、久しぶりのおフランス記事。待ってましたぁ。まるで要塞のようなこの姿、世界はやっぱりでかいぜ。三大天使、まさかこんな扱いをされるなんて夢にも思わなかっただろうに・・・ガブリエルに一票(笑)そして素晴らしい歴史談義がなされてめでたしめでたし・・・からのおみやげ屋さん。さすがはどこの国でも観光客にはしっかりとしていますね。そうそう、話が変わってしまうけど、ニュースでやってたけど中国のハルピンで新築の高架橋が数ヶ月でいきなり崩れたらしいね。ハルピンといえば大連と同じ旧満州の都市。やっぱり中国建築は怖いよ。無事に帰って来れえてよかった。
2012/8/27(月) 午後 0:01
すけさん★フランス記事がご無沙汰過ぎて、一瞬「こにゃくうさん、今年もフランスに行ったの?」と誤解する人が出てもおかしくない事態でございます^^;
こんな宗教的な施設に行っても信仰心がペラッペラに薄いものですから、三大天使ったってこんなイメージしか湧きません、ワタクシ!
>無事に帰って来えれてよかった。
ほんとに。大連の星海広場のキョーフ絶壁がすけさんが乗った時に大崩壊!なんてことにならなくてよかったです。
旅行(Travel)の語源は「トラブル」なのだなぁ…と実感します。
2012/8/30(木) 午後 5:40
おお、古き良き日本から、古き良きヨーロッパへ。
めまぐるしくかわりますなぁ〜^^
これが「モンサンミッシェル」!
こにゃくうさんの記事読むまで知らなかったのですが、まわりの女子たちが、行ってみたい海外旅行の場所に絶対挙げてたので、これでちょっと勉強になったぞ。
「海のピラミッド」、わたすも一度行ってみたいっす。
それにしてもいつも記事の造りが秀逸すぎる。。。^^
2012/9/1(土) 午後 2:19
お城かと思っていたら修道院だったのか
いつかは行きたいなぁ
2012/9/12(水) 午後 2:10
ensyuさん、モンサンは女子に大人気ですね。明るい南仏とは正反対の陰鬱な空気と中世の荘厳さが、いろいろ悩めるお年頃の女子のツボなのかも?私もそーいう気持ちで憧れてました。
>それにしてもいつも記事の造りが秀逸すぎる。。。^^
ア、アリガトウございますっ!
嬉しいので、もう一回コピーしちいます!
>それにしてもいつも記事の造りが秀逸すぎる。。。^^
大事なことは二度繰り返せと親に教わったので!(笑)
2012/9/13(木) 午後 3:12
じゅんじさん、初めて雑誌か何かでモンサンを知ったときの事ですが…じ、じつはワタクシも、お城だと思い込んでいた仲間です!
だって〜、城塞っぽくないですか?
ねえ!
海の向こうは英国だから「迎え撃つのに造ったんだろー」とか勝手な解釈してました^^;
2012/9/13(木) 午後 3:19
おお、2012年はまだ近くまで車が入れたんですね〜。
今は、橋がだいぶ出来上がってきて、モンサンミッシェル近くまでは、徒歩の道しかありません。
海に戻す計画、着々と進んでいるようです。
こにゃくうさんの詳しい記事素晴らしいです。
読んでから旅に行けばもっと楽しめたな〜心残り(;^ω^)。
2014/5/13(火) 午前 9:36
mihi♪さんの記事の画像を見ると、駐車場はすっかり撤去されてますね。不便になったことと思いますが、どう考えてもいにしえの姿に戻す方が賢明ですね。
海にポッカリ…の様相に戻ったら、もう一度行ってみたいです。
今度は対岸か、または島内の宿に一泊したいものです。
日本からは遠いですが、mihiさんも、もう一度行ってみましょうよ〜!
2014/5/16(金) 午後 6:42