極楽な日々

オット・ムスメ・猫を各1名もつ主婦・こにゃくうです。喰う・飲む・遊ぶの極楽生活

15年英国旅行

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前の記事よりつづき 】

2015年8月9日(日)

英国旅行記の途中で
突然ですが・・・

(作文)題:『 ピーターラビットとワタクシ 』

むかーし、むかし・・・こにゃくうが米国に住んでいた頃(1994年)の事です。
ワタクシこにゃくう、妊娠しました。
ハイ。
胎内にやって来たのは
時々当ブログにも登場するムスメであります。

米国では妊婦が安定期に入った頃、
親しい女友達が集まって「ベビーシャワー」というパーティをやります。
その時は各人が妊婦にプレゼントを贈るんですね。

日本では出産後に贈り物をしますが
米国って産む前にくれるんですよ。
おもしろいな、と思いました。
で、
ベビー服や靴(ファーストシューズと呼ばれるもの)
フォトフレーム、ぬいぐるみ・・・などなどの贈り物をいただいた中に
「ピーターラビット」のアニメのビデオテープをくれた友人がいました。
(ビデオテープってところに時代を感じるなw)

コレ↓
イメージ 22
ビデオは当然、イングリッシュ。
日本語吹き替えでもなく、日本語字幕もないビデオね。

「ベイビーと楽しめる年頃になったら一緒に観てね」というプレゼント。
ふーん。
お子様向けのアニメなんだろーなー、と。

やがて・・・
ムスメが「そろそろ観れるかな?」という年齢になった頃
そのアニメのビデオを再生してみました・・・ら!

アニメの部分も良くできた作品でしたが、
アニメに突入する前の導入部の実写が
ものすごーくワタクシのツボにはまったのでした。

ベイビーよりもワタクシが気に入ってるし〜^^

「なんて美しい自然なんだー」
「なんだ、この女性の凛とした暮らしぶりは!」
「アンティークに囲まれたこのお家、ステキ!」

そしてなによりうれしいのが、分かりやすい英語^^
お子様向けな故でしょうかね?
アホなワタクシでもOKな英語レベルでありがてえ。

ほんとに素敵なビデオテープをいただいたんだよー。
ここに載せられないのが残念。

と、思っていたら・・・
20年経つって素晴らしい。
ゆーつべにあったわ、そのピーターラビットのイントロ動画。

コレ、です。
(一部だけですが)


後に、この女性の名はビアトリクス・ポターと言う、と知る。
ロンドン裕福層のお嬢さんだったけど
湖水地方、という郊外に暮らすようになる。
自然を愛し、動物と親しんで
周りの動物を主人公にした絵本を出版したものが
後にピーターラビットとその仲間たちとして
世界で有名になった。
今から約100年前のことです。

ワタクシの心が疼いたのが
このビデオ
実際に彼女が暮したホンモノの家や村でロケしたものだと気付いたこと。

「行ってみたーい、ココ!」

米国での楽しかった思い出と相まって
このビデオに写る風景は
ワタクシには格別な憧れとなったのでした。


で、長年の夢が現実になって
ポター女史の愛した村、ニアソーリーに向かうのである。

イメージ 1

ニアソーリーはちいさな村。
道幅が狭く、大型バス乗り入れができない。
手前の町、ホークスヘッドでマイクロバスに乗り換えます。


イメージ 2
HILL TOP!ヒルトップ)
ニアソーリー村のヒルトップ農場。
ここがポター女史が買い取り、
亡くなるまで暮らした所。
ついに到着したのね、ワタクシ♪

イメージ 17
ポターさんが暮していたお宅、「ヒルトップ・ハウス」を見学だ。

イメージ 3

こちらがお宅。
彼女の遺言に従って、今でも存命時のままの状態。
(亡くなったのは1943年)

他人様を入れずに撮るのが難しい程、この日も見学者がいっぱい。


イメージ 4
ボランティアのガイドさんが常駐している。
この女性は日本の方で
毎年夏になるとガイドのボランティアをされるために
ここ、ニアソーリーに滞在されているそうです。
とてもステキな行動力ですね!
うらやましいわー。


イメージ 5
すぐにでも入りたいところですが
非常に狭い住居。
しかも約100年は経っている家屋ですから
一度に入場する人数を抑えています。


イメージ 19
駐車場にチケット売り場がありまして
そこで入場時間を予約するシステムになってるんですな。

イメージ 6
しかたない。
見学指定時間がくるまで、しばし前庭で待機。
この、何気ない草花たちの配置とバランス。
ステキだなーと。
まったくガーデニングに興味が無いワタクシがナニを言う、って話しですねw
自慢じゃないですが
ワタクシ、サボテンを枯らしたことありますから。

イメージ 7
しかし、まあ・・・人気あるヒルトップ農場だからしかたないけど
どこをどう撮っても
人がいっぱい入っちゃうカンジ?


イメージ 8
さて。
指定時間が来ました。
おじゃましまーす。
・・・で・す・が
室内は撮影禁止!なんですね。
天候が悪くなっても室内保護のために照明は抑えたままにするくらいですから
フラッシュなんてとんでもない、ってことですよね。

ワタクシ、しっかり目に焼き付けてきました。
やはり、あのビデオ映像の居室内そのままで嬉しくなったワタクシ。

(Hill Top のHP動画で少々室内が見られます)

イメージ 9
黒光りする使い込んだ家具や柱、暖炉。
飾らない暮らしぶり。
自然の中に身を置いて
100年愛される絵本を描いたんだなー。
すごい人だなぁ・・・


ポターさん宅以外にも
周囲には
絵本に描かれたポイントが
100年前の姿を残して今もあるらしい。
そっちの方も
見てみなきゃ!

イメージ 10
この、お花で美しいお宅は
バックル・イート」というB&B。(ベッドとブレックファストの宿
次回来る時があったら
その時はこのB&Bを予約したいもんだ。
元は17世紀に建てられたコテージ。


イメージ 11
ポターさん作「こねこのトムのおはなし」に登場している。
あひるちゃんたちの後方の家が↑のB&B。

イメージ 12
この赤いポスト。
ビデオのポターさんが投函してた!
を〜、感激。


イメージ 13
ここだよ、ここだよ!
「タワー・バンク・アームズ」 


イメージ 14
「あひるのジマイマのおはなし」
挿絵のお店の名前もそのまま。
三角の入り口屋根がかわいらしい建物は
17世紀の物。
ポターの時代もパブ&INNとして営業していたそうだ。


イメージ 15
店内覗き見・・・からの、コソ撮りw
イイ感じに古びたカウンター。
入ってみたーい!
ビール1杯を呑む時間すらなかったのが残念だわ。


イメージ 16
「あのね、あのね、このゲートも絵本に出て来てね・・・」
って、ウザいワタクシ。
「ふーん」と生返事で付き合うオットww
おつかれさまです^^


イメージ 18
ポターさんはエライのだ。
絵本の莫大な収入で購入した
湖水地方の16.19平方キロメートルの所有地。
それらを、亡くなった時の遺言で
残らず民間非営利団体(ナショナル・トラスト)に遺贈した。
「そのすべてを現状のまま維持する」
という尊い条件付きで。


イメージ 20
そのおかげで
約100年前の絵本に描かれた美しい情景そのままの空間に
現代の我らが身を置くことがことができる。
奇跡だわね。
ポターさん、ありがとう。


イメージ 21
この家の屋根にアンテナ付いてるけどさ、気にしな〜いw
ニアソーリ、すてきなところ。
もう一度、今度は一晩宿泊してみたいです。

↑ワタクシが熱愛したピーターラビット・ビデオのエンディング。
1900年初頭、英国の郊外の魅惑的な一場面。
ウットリものです。

死ぬまでに一度は行っておきたかった場所。

行けた!

でも、まだ死なないけど〜(笑)

※この旅行のメインだったので超・長文ゴメンナサイ。
付き合ってくださった方がいらしたのなら、深くお礼申し上げます。

【 つづく 】

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ステキステキ!そんな素晴らしいエピソードがあって、憧れの場所があって、そこに行きたいから始まって、ちゃんと行った!
こにゃくうさん、さすがだわ!
旅の楽しみ方を最大限に発揮した感じで、感動しました
記事も嬉しさがこみ上げる感じで、入り込みました(*´ω`*)。

(それに引きかえ。。。私が行きたい理由は旦那がアーサーランサムのファンで、湖水地方で出来た物語が色々あるので、行きたいと言うので、ついでに私も行きたいと言ってるだけで…こにゃくうさんのエピソードを聞いて、恥ずかしい私になりました(;´Д`A ```)

2016/8/31(水) 午前 11:48 mihi♪

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> mihi♪さん
いやいやオハズカシイ。
自分の思い出を記録するつもりでやってるブログなもんですから、
後に思い起こせるように…と思って個人的な思い出話を載せちゃいました。
長文にお付き合いありがとうございましたー!
子供の頃の愛読書のモデルになった場所を大人になって尋ねる旅ってアリですね。
ランサムの舞台って湖水地方だったんだー、って今更知りました〜(恥)読んでみたくなりました!

旅行に行く動機って各人各様ですよね。
大抵は私も、オットに乗せられて行くばかりです。

2016/9/2(金) 午後 2:15 こにゃくう

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動画も文章も一気に読み入ってしまいました。
動画の風景がそのまま荒らされることなく残り、今なお多くの人を惹きつける魅力があるんですね。これは、ピーターラビット好きでなくても行ってみたくなりますよ。
ブログ初めの頃は小学生だった記憶のむすめさん、もう成人してたってことにもビックリです。
とってもいい記事でした。

それにしてもYOTUBE、凄い!!
そうか、これこそが聖地巡礼の元祖なのかも

2017/5/25(木) 午後 2:19 すけさん

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> すけさん
ムダに長く、実に個人的な回顧の内容だらけの記事を丁寧に読んでくださってありがとうございました!
お礼に何か差し上げたいくらいですっ
動画の場面そのままのニアソーリ。開発の波から逃れられた村の佇まいは貴重です。
ああ、もう一回、今度は泊まりで行きたいなあ、と久しぶりに記事を読み返して思いました。

>ブログ初めの頃は小学生だった記憶のむすめさん、もう成人してたってことにもビックリです

でしょ?私もびっくりですw
今年、大学を卒業して4月から社会人です。
今は家を出て、勤務地の大阪でひとり暮らしやってます!

2017/5/26(金) 午前 2:34 こにゃくう


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