今日は、母猫のこにゃが主人公の話をしましょう。
我が家でこにゃの思い出話になると「あの時は参ったね!」 と必ず話題になるエピソードです
空太郎のママ猫、こにゃちゃん。
生後5ヶ月に育った子猫(空太郎・風子)を
ワタシに託すと
自分は野良猫として生活する道を
選んで出ていきました。
でも毎朝&夕方に食事には来てくれてたんです
自分の息子・空太郎と顔を合わせると
シャーって威嚇してましたがね。
前のように
ウチでゆっくりしてくれなくなっちゃって
淋しかったけど
ワタシには以前と変わらずに甘えてくれましたし
信頼関係のある親友同士でした。
エサを食べに来たこにゃの顔を見ると
あちこちにクモの巣が絡んでいたり
枯葉やホコリがついてました。
「他所の家の物置の下にでも
入り込んでたの?」
と言いながら、
顔についたゴミを取ってあげました。
かわいいお顔が台無しよ〜〜。
間もなく、こにゃがパタリと現れなくなった
今までも、一日か二日ほどは気まぐれでやってこない日もあったけど
この日でもう5日も!
こんなに姿を見せなかったことはない。
近所を探して回ったけど、どこにもいない。
おかしい・・・。 何かあったのかも・・・。
保健所や警察に届けても手がかりなし、のこの日。
外出しようとして玄関を出た。
ムスメとおしゃべりし、大声で笑いながら外に出ると・・・
こにゃの声だ!
聞き間違えるはず無い。
こにゃと他の猫の声はしっかりわかるワタシです。
■こにゃの声はワタシの足元の側溝の中からする!
「こにゃ、そんなところに閉じ込められてたの?!」
側溝の中を彷徨い、偶然にも我が家の前に来た時、地上からワタシの声と笑い声がしたので
「ココにいるよ!」って返事をしてくれたのだ、きっと。
■「今、出してあげるよ」と弛んでいる蓋を持ち上げて
覗いてみた。
こにゃの目が暗い側溝の中で
キラリーンと二つ光っているのが見える。
「さあ、こっちにおいで」
ワタシだと認識してる声なので
「ああ、助かったニャ」と近寄ってくるものと
思っていたら・・・
こにゃったら、なぜか逆の方向に逃げて行ってしまった!
どうして?
何日も閉じ込められて、こにゃはパニックになってるとしか思えない。
■こにゃが逃げた方向に走って行って、
開けられる蓋を探して覗く。
「こにゃ、ワタシだよぉ!」
でも「にゃーん」と鳴きながら
ワタシが近付くと
さらに逃げて行ってしまうのだ!
う〜〜ん、工夫しなきゃダメだ。
・エサを撒いてみた→全く眼中にない
・マタタビを側溝の中で焚いてみた→無反応。
それどころか近所の他の猫が側溝の中に入りそうになった。 危ない危ない。
・いっそ全ての側溝の蓋を開けるか?→近所の人が気づかずに落ちたりしたら危険だわ。
■「こにゃ!」「にゃーん」
「こにゃ、こっち!」「にゃーん」の
追いかけっこですでに2時間も〜。
そのうち、通りすがりの人が親切にも
「どうしました?」って
ドブに顔を突っ込んでるワタシに
声をかけてくれたり。
でも、猫がドブにハマって・・・というと
同情してくださるものの
「がんばってくださいね〜〜」と立ち去ってしまいます。
うん、いいんだ。
こにゃはワタシが助け出す!
この日も暑く
30度はとっくに越えてる真夏日でした。
ワタシ、もう汗だくで道路に這いつくばってました。
そうだ、
こにゃが逃げて行けないように道を塞げばいいんだ! と気付き、(遅いって)
その場にあるもので・・・と考え、外した蓋でこにゃを封鎖しようという事を思いつきました。
■こんな感じ。 こにゃがいる場所を確定して、反対側と両方向の側溝を蓋で塞ぐ。
真ん中の蓋だけ開けて、そこからこにゃが飛び出してくれれば・・・と、企む。
■上手く、こにゃを挟んだ!
と、思って覗き込んでるワタシに
後方でじ〜っとワタシの格闘を観戦していた
近所のじーさんが
「あ、猫。出たよ」と言う。
「え!ホント?何色?!」
「・・・茶色。」
「やったー!!」
3時間の苦闘の末、勝利!
急いで自宅に戻る。
自由になったこにゃがまず来るのは、ワタシの所に決まってるのだ!
果たして、先にたどり着いたこにゃが
我が家の庭にちょこんと座って
ワタシを待っていた。
「こにゃ〜〜〜っつ」
汗とホコリにまみれて心底、脱力した。
でも、こにゃを救えた達成感で心は喜びでいっぱいだった。
5日分のゴハンをむさぼるように食べるこにゃ。
その顔にクモの巣がいっぱい付いているのを見て
ハッと気付いた。
数日前からクモの巣を顔に付けていたことから
こにゃは暑さを逃れるために側溝の中に入って涼むことを覚えたのだろう。
(ワタシが顔を突っ込んだら、側溝の中は外気と違ってひんやりとして涼しかったのだ)
しばらくは出入りしていたものの、ある日、出入り口がわからなくなってしまったに違いない。
この二日後には台風がやってきた。もしワタシが気付いてやれなかったら、こにゃは流されてしまっていただろう
■こにゃは賢いにゃんこだとは思うけど
この子って意外とオマヌケさんなのね〜。
ま、かわいいから許す!
実は、この一ヵ月後も来ない日があったので
側溝を覗いたら
またこにゃが嵌ってたの。
その時はもうノウハウがあったのですぐに
救出しました。
こにゃが入った入り口も見つけ出し
ワタシの手で封鎖しました。
(側溝の蓋のサイズが合ってなくて10cmほどの隙間があったの)
■ねー、こにゃ。
そんなこともあったよね。
なつかしい思い出だね、こにゃ。
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