いつもこの連載を読んでくださる方、ありがとうございます。
昨年9月に空太郎が亡くなって、悔やみきれない気持ちでいっぱいな事は
一年経っても変わりませんが
こうして空太郎を偲ぶ場があることは、ワタシの支えになってます。
今日は、空太郎の家出にまつわる思い出話を・・・
■お出入り自由な猫だった空太郎。 亡くなるまでに、いったい何回の家出前科が あったのか・・・ プチ家出を含めて10回は下らないと思う。 そのうち、大きな家出事件が4回ありました。 最初の大きな家出が04年8月31日〜9月25日。 実に、27日間に及ぶ大失踪事件として 忘れられない記憶です。 (ちなみに第2回大失踪事件はこちら→(=^・^=) 妹ネコの風子がすでに行方不明になってしまった教訓から 空太郎には首輪を付け、首輪の裏側に住所と電話番号を記入していました。 今から思えば、なぜ裏側なんかに書いていたのか・・・ (この事件以降は裏にも表にもバッチリわかるように明記するようにしましたけど) ■毎日、町内を歩き回って 空太郎の姿を探しました。 野良ネコの集る場所。 近所のネコ好きさんに聞き込み。 保健所、動物病院、動物センター… 手ががりが全くなく ←こんなチラシを作って ポスティングもしてみました。 今見ると、ほんと稚拙なチラシだな〜。 確かパソコンも持ってなくて 手書きでコレを描いて コピーしまくったんだわ。 今ならPCで出来るのにねー。 空太郎!誰かに首輪の住所を読んでもらってくれ! 誰か電話番号を読み取って、ウチに電話をかけてくれ! 何より、首輪! 空太郎の体から外れないでくれ! 毎日、奇跡を祈っていました。 ■家出27日目。 この日はムスメの小学校の運動会だったけど 雨で中止になり、家族全員が珍しく自宅にいる土曜日でした。 雨では猫探しもできない。 PURURURURU・・・・ 奇跡の電話が鳴りました。 「10日ほど前から、迷い猫の面倒を見ていて・・・ 今、首輪の裏に電話番号が書いてあるのを見つけたのですがそちらの猫ちゃんでしょうか?」 この時の喜び。 ヤッター!!・・・って。 一生忘れられません。
面倒を見ててくださったお宅・Y家は、我が家から直線で600mくらいの距離。
途中には、交通量の多い道路が横たわっている。
よくぞ、無事でいてくれた。 神様に感謝し、涙が出そうになった。(実際、出た)
■ムスメ、オット、家族全員でY家に 迎えに行きました。 玄関前でY家の中学生のお嬢さんに だっこされているのはまさしく 空太郎だ! 「空ちゃん!」って走り寄ったら… 空太郎め、どぴゅ〜〜んって逃げ出しやがった。 ええ〜〜、なんで逃げるの? ワタシを忘れた〜? Y家お嬢さんが「おいで」と呼んだら 立ち止まりやがる。 軽くシット・・・((T-T*)) Y家の奥様に 「ほら、おうちの人が迎えに来てくれたわよ。逃げちゃダメよ」なんて言われてるし〜。 ワタシにむりやりだっこされて改めてワタシの顔を見て 「アア!アナタデシタカ・・・」って顔をした 猫語はわからないハズけど、この時の空太郎の気持ち、ドンと解った。 「オモイ出シタ。ホントノ下僕ハ、コイツダッタ」 そう顔が言ってた。 まったく憎めないカワイイあふぉ猫ちゃんだ(#^_^#)
後日、改めてお礼を申し上げ
その際、空太郎との出会いの経緯を話していただきました。
■10日程前の夕方でしたわ。 縁側に空ちゃんが 「にゃーん」って鳴きながら座ってたの。 ごはんほしいのかな?と思ってあげました。 ウチは猫は飼ってないんだけど 動物は好きでなのね。 お隣さんの猫用に いつもエサを買ってあるんですよ。 (空は、なんていいお宅を選んだんだ!) ■その日だけかと思ったら 空ちゃんは翌朝も座ってるんです。 毎日、ずーっといるし 家の中にも入って来ようとするの。 (完全に自宅と間違えてるな!) 「ごめんね、ウチは小鳥を飼ってるから 入れられないのよ」って でも、もう動きませんって感じだったから 縁側に寝場所を作ってあげて そこで寝ててもらっていたの。 (ありがたくて涙が〜(T_T))
お嬢さま、奥様ともにすっごい驚きよう(~▽~;) 「な、なぜでしょう??」 【 老猫と思った理由・その1 】 ★出合ったその場ですぐダッコ★ 性格もぽわ〜んとしてて温厚。 動きもスローモーだったから・・・ 【 老猫と思った理由・その2 】
★食べ物に執着心がない★
お隣さんのニャンコに比べてぜんぜん食べる量が少ないの。 もう高齢でたくさん食べられないのかと… 【老猫と思った理由・その3 】 ★猫のくせにジャレない★ 遊んであげてもはしゃがないのねー。 おもちゃもあまり喜ばないから おじいちゃんなんだと… この子はいったいどこから来たのか?って家族でよく話てたんだけど・・・ このおっとり加減、この温厚さ ぜったい、お年寄りに飼われてたのよ! おばあちゃんとこの子と 二人きりで暮していたんだわ。 「お前がいてくれて淋しくないよ」 「おばあちゃん、ずーっと一緒ニャ!」 「私たちは年寄り同士だものね。」 でも、おばあちゃんは この子を残して亡くなってしまったのよ。 かわいそうに・・・ 独居老人だったから この子、ひとりぼっちになっちゃたのよ。 そのうち、遺族がやってきて この子は追い出され 捨てられちゃったんだわ。 行くところがないのよ、きっと。
本気でそう思って 近所で猫を飼ってた老人はいなかったか、と 思いめぐらせたりしちゃったそうで。 ■ご主人もこの迷い猫がかわいくなっちゃって 「小鳥は2階、この子は1階って分けて飼おう。 これから寒くなるし、外じゃかわいそうだよ。」 と、飼う決心をしてくださったそうです。 「この首輪は前の飼い主さんの形見かい?」と ご主人が首輪をいじっていて・・・ 「首輪の裏に住所と電話番号が書いてある!」 と気付いてくださったのだそうです。 ああ、ありがたい話です。 最後に、ワタシからのお礼状にY家の奥様から届いたおたよりを紹介します。 『先日はご丁寧に、お便りをいただきまして ありがとうございました。 「クーちゃん元気かな?安心したろうね。」と家族の話題になっていた矢先のお便りで とても興味深く拝見いたしました。 我が家に居た時は淋しかったのか、おなかがいっぱいの時でも 「ニャーニャー」鳴くことがありました。 そんな時は娘が遊んであげるのですが、そうすると気が済んでおちつく、という事が 何度もありました。 今でも遊んでる姿が目に浮かびます。 こちらの方に御用のある時には、是非お立ち寄りください。 ご家族の皆様によろしく。』 2004年10月11日
■温厚な性格ゆえに、誰からも愛され、かわいがられた空太郎らしいエピソードのひとつです。
キミはワタシにとって何者にも代えられない、最高の友だったよ。(長文をお読みいただき、ありがとうございました) |
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2007年10月22日
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